ドイツ訪問記 第3日目 復活祭の朝

2006.04.23.
4月16日 雨(土砂降り)。 今日はイースターサンデー、復活祭本番(?)の日。 ドイツ語で、 Frohe Ostern! (Happy Easter!) とご挨拶。 朝食のテーブルには、チョコレートのうさぎ、色のついた卵、うさちゃんの形をしたパンが、手作りジャムと一緒に並んでいて、賑やか。 Milka のチョコうさぎは、エッグスタンドになっているのですが、足の部分はサッカー選手。 そう、今年はドイツでワールドカップが開催されるからです!

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うさちゃんのパンと卵は、エマ(60代)の近所に住むボーイフレンド(80代)が作ったもの。 この卵は、草花を卵に貼り付け、ストッキングで離れないよう覆い、玉葱と一緒に煮て、色を付けたそう。 草花の形が、写真のように卵の殻に付いています。 

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今日のディナーはエマ伯母さんの家で。 夫の両親とマリアン伯母夫妻も招かれています。 昔ながらのディナーはスープから。 母親から受け継いだレシピで作る、ドイツ伝統とおふくろの味。 メインは子牛肉をオーブンで煮込んだものに、付け合せは、自分たちの庭で採ったインゲン豆と人参の煮物。 どれも素材の味がおいしく出て、サッパリしながらも深い味わい。 (スウェーデンにはない味わい!)

しかし昨夜、夫が嬉々として「明日のディナーは赤ちゃん牛の肉だよ~」と言ったとき、最初かわいい子牛が、モォーと頭に浮かび、次に「ドナドナ」の旋律が・・・ 
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ドイツ訪問記 第3日目 ケーキパーティ

2006.04.25.
4月16日 雨(土砂降り)。 エマ伯母さんの家で復活祭のディーナーをいただいた後は、マリアン伯母さんの家に移動。 マリアン達からもイースターのうさぎ(チョコ)のプレゼント! 伯母さんたちは、姉妹同士同士でも、うさぎチョコや卵のプレゼント交換。 スウェーデンでは、復活祭は子供が楽しむ感が強いですが、ここでは宗教的意味合いを大切にし、かつ大人同士でも楽しんでいる雰囲気。

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卵の絵は、マリアンの夫の手描き。 とてもかわいい絵柄なので、殻を割るのがもったいない。 夫は子供の頃、この伯父さんから貰ったイースターの卵を、大事にとって飾って置いたところ、ある日不注意に割ってしまって・・・ 中身は腐り、ものすごい臭いだったそうな・・・

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さてさて、今日は復活祭ですが、義父の60歳の誕生日でもあります。 やんちゃ親父もついに還暦! ヨーロッパでは「還暦」はないけれど、30歳、40歳・・・ という年代の区切りには、盛大なお祝いをすることが多いです。 復活祭と誕生日が重なる偶然もそうそうないので、今年は義父のドイツの故郷で、ドイツの親族と共に祝うことになりました。

義父の4人の姉妹がケーキを持ち寄ります。 長女のエルスベットはケーキ作りの名人。 彼女の作るケーキは、見た目も美しく、味は素晴らしく、いつも感嘆するばかり。 しかもレシピが豊富で同じケーキを2度と食べたことがない! 今回のケーキは私にとって5つ目に味わうケーキです。 ミカンと生クリームが間に挟まり、ケーキはふんわり、表面はカリッとスフレ状に焼き上げてある。 スライス・アーモンドが、また香ばしい。 どうしたら、こんなに完璧に家庭で作れるのか、ため息が出るばかり。

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次女のマリアンのところは、夫がケーキを焼きます。(写真・奥) ベイクド・チーズケーキのようですが、この中身の部分をドイツでは「プティング」と呼んでいます。 甘さもクドくなく、ミカンも入っていて、さっぱりした味わい。 何か特別な種を使うらしいのですが、それはスウェーデンでは手に入らないもの。

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三女のエマも、ボーイフレンドが作ったケーキ。(写真・右) これは、細かく砕いたナッツと小麦粉を同量混ぜて薄く焼いたケーキの上に、クリームを薄く塗り、またケーキを乗せ、クリームを薄く塗り・・・と何層にも重ねたもの。 手間も時間もかかるケーキです。 ナッツの歯ごたえがしっかりあります。

四女のクリステルが作ったのは、チョコレートケーキ。(写真・左) 彼女のクロアチア人の義母から習った秘伝の味。 チョコレートクリームにはラムの味がきいて、ケーキはしっとり。

義父の妹はクロアチア人と結婚しドイツに住んでます。 ここに親族が会合すると、ドイツ、スウェーデン、クロアチア、日本人が集うことに・・・ おお、どの国も今年のサッカーW杯、参加国ではありませんか!

義母が作ったのは、写真右奥のクッキーです。 スウェーデンには、日本人が親しみ想像するような、ドイツ人が作るような、ケーキがない。 これらのケーキを目の前にして、一番喜んでいたのは、今日の主役で辛党の義父ではなく、この私、なのでした。
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