ブルーベリーを食べましょう

2007.08.15.
今の季節、市場には沢山のベリー類が並んでいます。 「今日のデザートは、これ!」と選んだのは、ブルーベリー (blåbär)

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これは粒が小さめの、スウェーデンの森で採れる、北欧産の野生種(ビルベリー)。 ちょっと前までは、大きめのアメリカ種しか出回っていなかったから、これが出てくるのを待ってたのよー。 アメリカ種のブルーベリーは粒が大きく甘いけど、甘いだけでブルーベリーの味がしない。 栄養面でも、北欧のブルーベリーの方が勝っています。 北欧の短い夏の間に、大量に太陽を浴びた実は真っ黒に色づき、眼に良いとされるアントシアニンが一般栽培種と比べ物にならないくらい豊富。 

ブルーベリーはジャムにしたり、パイを焼いたり、何にしてもおいしいですが、新鮮なものはそのままで! 一般的な、スウェーデンでのブルーベリーの食べ方です。

流水で実を洗い、深皿に盛ります。 お砂糖を少々、パラパラと振りかけ、牛乳を注ぎます。

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スプーンの背で、ちょっとブルーベリーを潰すと、たちまちミルクがきれいな紫色に。 いただきまーす! 

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食べた後、お互いアッカンベーをします。 舌は、真っ黒に染まっています。

「ブルーベリーは目にいいのよ。 私、日本ではブルーベリーエキスのサプリメント飲んでたもん。 ほらっ!」と以下のサイト(一般種と北欧種の違いなども写真で説明してある)を夫に見せたら・・・ 



ブルーベリーアイだなんて、パンチくらって目の周りがブルーベリーのように真っ黒になったイメージしか思い浮かばない」と笑っていた。 

でも、ブルーベリーのサプリメントはスウェーデンにもあった! 広告で見つけました。 それによりますと、ブルーベリーは若さを保つ要素も豊富なんですと。 目にいいというのは、世界大戦中、イギリス軍は爆撃機のパイロットたちにブルーベリーを与えていたことからも実証済み。 特に暗闇で目が利くようになるらしい。

ふむふむ。 これから毎日、北欧産野生種のブルーベリーを食べましょう。
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Svart Vinbars Gele カラントのジェル

2007.10.24.
スウェーデンの伝統的な料理は、焼いた豚肉あるいはミートボール。 付け合せは茹でたジャガイモ。 そして忘れていけないのがソース(肉汁で作ったグレービーソース)。 その喉が渇くような塩っぱいソースに、甘いリンゴンジャムを落として食べます。

和の料理でも、お醤油に、みりんに、お砂糖という味付けは一般的で、甘辛い味覚は好まれるので、日本人の舌に違和感はないかも。

しかし、夫の家族は、食事にジャムは一切使いません。

でも、典型的なスウェーデン人だった mormor (母方の祖母)なら、食事に Lingonsylt (リンゴンジャム)は欠かせなかったでしょう? と夫に聞いてみると、「リンゴンジャムではなく、Svart Vinbärs Gelé だった」。

Svart Vinbär とは、英語でいう Black Currant (ブラックカラント、クロフサスグリ)のことです。

ちょうど広告に、目玉商品として載っていました。 「これこれ、 mormor が食べていたのと、まったく同じ、容器もラベル昔から変わってないよー」。

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早速購入したのが、こちらです。 2つで何ぼの安売りだったので、 Svart Vinbärs と一緒に、Rönnbär (Rowanberry 、ナナカマド)も買ってみました。

初めて味わう Svart Vinbärs Gelé。 ジェルなので、濃度が濃く、甘さも味も深い。 うちは肉料理でもソースは作らないので、直接お肉に付けていただきました。 ソーセージの塩味が緩和され、おいしい、かなぁ? 人によっては気持ち悪いかも。 私は、けっこう好きですが、おいしーい♪と思うものでは、ないと思います。

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「懐かしい・・・ mormor が亡くなってから、口にしてなかったよ」と、夫。 家では食べないけれど、おばあちゃんの家での食事には、必ずテーブルの上に置いてあったそう。

そういえば、これを買ったとき、こんなエピソードが・・・

特価品だったので、お目当ての商品は品薄。 しかも高いところに置いてあったので、背伸びしてやっと棚の奥に手が届きました。 そこへ、よたよた歩きのおばあちゃんがやって来て「Svart Vinbär, Svart Vinbär」と、ぶつぶつ呟きながら棚をまさぐるのですが、手に取るのは他の種類ばかり。 見かねた私が、また背伸びをして、Svart Vinbär の瓶を探し手渡すと、「これよこれ、Svart Vinbär! どうもありがとう!」と、満身の笑みで去って行きました。

おばあちゃんにとって、Svart Vinbärs Gelé は、なくてはならない大切なものなんだ。 そして、他の種類ではなく、Svart Vinbärs でなくちゃダメなんだ、と深く納得した私。

でも、今の若い人たちは、あまり食べないんじゃないかなぁ?
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