民族衣装 アクセサリー、ボディス、スカート

2007.06.30.
民族衣裳に身に付けるアクセサリーは、通常シルバー。 この銀細工のブローチとカフスボタンは、 夫の(母方の)祖母の形見です。 私の花嫁衣裳である民族衣装に付けるよう、結婚の前の年に、クリスマスプレゼントとしていただきました。 ブローチは襟元で留めます。 この襟も、お祖母さんが作ったハンドメイド。

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民族衣装の上に着るチョッキは、「ボディス(胴着)」と呼ばれます。 通常、絹の錦で、柄や模様は色々。 これは義母のお古を仕立て直しました。 元々の形が間違えていたからと、ほどいて、正しい形に作り直して。 (義母は胸が豊満なので、私のために仕立て直すのに、生地はタップリあった。)

「スカート」はフェルト地。 もうスウェーデンでは、このような生地は作っていないので、ハンガリーからの輸入品だとか。 これが高いのよ~! まぁ、たっぷりギャザーをよせたスカート一着分のフェルト地だから、そのだけの値段がして当たり前ですが。 (義母がヘソクリで購入してくださいました。 ああ、私は本当にお世話になりっぱなしのスネかじりです。)

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また、このスカートが、重い・・・ ボディスとスカートはフックで留められています。 もちろん、スカートもボディスも手縫いです。 生地が厚いので、縫うのは大変だと思います。 (私が手伝うまでもなく、義母がどんどん縫い進めていって、夫は「そんなに早く結婚させたいのか?」と焦り、私が「こういうもの貰ってしまうと、もう結婚キャンセルできないねー」と言うと、「えっ、結婚したくないの!?」と慌てていた。)

全体像はこちら。 どちらもヴェルベットで、縁取りがされています。

これらの民族衣装は、昔、農家の人たちが着用していたもの。 工業化が進むにつれ、 スウェーデンの各地から姿を消してしまいました。 また民族衣装の様式は、「村落」により異なりますが、昔スウェーデン全土は、約300の村落に分かれていたそう。 私達の民族衣装は、 スコーネ地方でも北西に位置する "Luggude" と呼ばれる地域のものです。

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民族衣裳 エプロン

2007.07.01.
民族衣装のスカートの上には、色鮮やかなエプロンを身に付けます。 夫の、母方の祖母(mormor) が使っていたものを、2種類いただきました。

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白いエプロンはフォーマル用で、mormorの手により刺繍が施されています。 結婚式には、この白いエプロンを付けました。

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通常身に付ける、カラフルなエプロンは、ハタオリ機で織ったもの。 こちらも mormor のお手製です。

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エプロンのヒモの部分も、手織り

Mormor は若い頃、機織の工場で働いていて、機織が大好きだったそう。 特に、布のデザインに関る部分、糸のセッティングが得意だったとか。 それは一番難しく、根気がいる仕事なのに!

スモーランドのBさんのようなハタオリ機を、mormor もスモーランドのサマーハウスに持っていて、織るのを楽しみにしていたけれど、年を取って目が悪くなってからは機織が困難になり、それをとても悲しんでいたそうです。

Mormor は、私がスウェーデンに来る数年前に亡くなったので、会うことはありませんでした。 でもいつも、夫の家族から mormor の話を聞いて、手作りと自然が好きだった mormor に会って、いろんなことを教えていただきたかったなぁ、と思うのです。

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