Krapperup お城と庭園、ガーデンカフェ

ホガナス(Höganäs)メレ(Möll) の間に、Krapperup(クラッペルップ)という、私がなかなか名前を覚えられない場所があり、ここにはお城と庭園があります。

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お城といっても、大邸宅といった規模ですが、1200年代に建てられた、スコーネでもっとも古い城。 当時ここはデンマークだったので、城の領主は代々デンマーク人でした。 現在、屋敷の中は一般公開されていませんが、事前に予約し、ガイド料を払うと見学できます。 広大な庭園は無料で開放され、敷地内にはカフェやギャラリーがあり、夏には屋外劇などの催しもあります。

ホガナスのダブルデッカーも、ここに立ち寄るのですが、メレに行った翌日、義母と私は車で訪れました。 庭園の様子は、私のもうひとつのブログ「北欧ガーデン」を見ていただくとして・・・

庭園を見て周った後、私たちは夏の間だけ開いているカフェに入り、フィーカ。 この建物は、ブタや馬などの家畜を飼い、農機具などを保管しておく小屋だったのですが、今はファショナブルな田舎風カフェに変身。 数年前このようなカフェは存在していなかったとか。 しかし近年のガーデンカフェブームに乗って、エコロジカルでオーガニックなケーキが、きれいに並んでいます。 おおー、このようなケーキ、街中ではお目にかかれない! スウェーデンで、おいしい料理やケーキを出すレストランとカフェは、たいてい辺鄙な田舎にあります。 今日は私の奢りです、と私が支払ったのですが、義母は一言「けっこういい値段ね!」 そう、田舎にある一流レストランやカフェは、かなりのお値段です。 ケーキひとつ39kr(約585円)かぁ。

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ベリー類のパイは、ちょっと酸っぱ過ぎた上に、カサカサ乾いた舌触りが、私としてはイマイチでしたが、アーモンドケーキの方は出来たてで、ほのかにまだ暖かく、荒く砕いたアーモンドの歯ざわりが、絶妙な味を引き出して、普段スウェーデンのケーキをケーキとは見なさない私も、賞賛する程の味わい! 手作りルバーブのジュースは15kr(約225円)。 さわやかな甘さとルバーブ特有の酸味が、暑さで乾いた咽をさっぱり潤してくれました。

お帰りなさい  Henrik Larsson

夫の実家に数日滞在し、帰宅するためバス停に行くと、どどーんと現れたのは、スウェーデンサッカー界のスーパースター、Henkeこと、ヘンリク・ラーション。 92年のサッカーW杯アメリカ大会から、今年のドイツ大会まで、スウェーデン代表メンバー。 欧州の強豪である、スコットランドのセルティック、スペインのバルセロナで活躍し、今期から彼は、古巣であり出身地の、Helsingborg IF (スウェーデンリーグ Allsvenskan)に戻って来ました。 ポスターには、「ウェルカムホーム」と書いてあります。 もうガンガン活躍して、ゴールもバンバン決めています。

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何故、ホガナス(Höganäs)のバス停にヘンケがいるかというと、Helsingborg はここから一番近い都市。 私は電車に乗るために、バスで30~40分かけて、Helsingborg に行かなければなりません。 ホガナスには大きな病院も高校もないので、この町に住む人たちは、出産や高校入学となると、Helsingborg まで行くのです。 でも、このような町はスウェーデンにはいたるところにあり、大きな都市の方が珍しいくらい。 Helsingbrog は人口12万人程で、スウェーデンの大都市10番以内に入ります。 

Ramlosa ラムローサ保養地

Ramlösa (正確な発音は、ラムレェーサ)は、スウェーデンでもっとも有名なミネラルウォーターであり、その水が湧き出る場所の名であります。 スコーネ北西 Helsingborg 市の郊外にあり、昔は保養地、サナトリウムでした。 現在は、保養所としては機能してなく、一般の人たちが住んでいますが、昔の建物はそのままで、誰でも訪れることができます。

こちらが入り口。 
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右の小さな建物の中には、昔の写真や古いラムロサの瓶が展示されています。 この係員は人形。 (中に入るのに、料金を払う必要はありません。)
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Varmbadhuset (湯治場) 1880年に建てられ、1919に増築されたもので、内部には色々な種類の健康風呂がありました。 現在は個人の住まい。
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Brunnshotellet (泉ホテル) 1879年に建てられ、1907年に増築。 保養地を訪れる人たちが泊まるホテルであり、上流階級の人たちが集うサロンあり。 現在はホテルではなく、会社のオフィスやカンファレンス会場として使われています。
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横のテラスでは、夏の間カフェが開いているので、ここで fika (フィーカ、コーヒーブレイク)することに。
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シナモンロールと愛のケーキ(Love Cake という名だった)を頼みました。
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テラスからは、野外ステージが見れます。
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ラムローサ内には、1800年ごろ建てられた家が幾つか現存しており、そのような家の前にはプレートの説明が建てられています。 でも今は一般の人たちが住んでいるので、観光客が自分の家の周りウロウロしたりジロジロ見たりしたら、どんな気分だろう?
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これから、ラムローサの水が出るところに行きます。

Ramlosa ラムローサ天然水

Ramlösa (正確な発音は、ラムレェーサ)は、今年2007年、生誕300年を迎えました。 
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ラムローサミネラルウォーターのラベルにも付いてる、この人、医師であった Johan Jacob Döbelius が、Ramlösa の水の効用に目を付け、1797年6月17日、時のスウェーデン王カール12世、25歳の誕生日に、ラムローサ保養地をオープンしたのです。
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Ramlösaは、スコーネ北西 Helsingborg 市の郊外にあり、誰でも訪れることができますが、今は一般の人たちが住んでる地域です。 (Ramlösaの駅に電車が停まり、駅から歩いて行けます。) ラムローサの水が湧き出る泉は、なだらかな谷間にあるので、上にある元ホテルや昔の豪邸、美しい庭園を見て回った後、下におりて行きました。
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小さなライオンの口が付いていますが、この岩間から出る水は鉄分が多いです。 (追記:ここの水は、湧き水ではなく、雨水が溜まったもの。 70年もの間の雨水が、岩や土を染みとおり濾過され、鉄分やミネラルが加えられ、地下の泉に蓄積される・・・という構造。)
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誰もが飲めるよう、ボトルを置いて水を貯め、コップも用意されていました。 ここの水は軟水なので、さらっとして飲みやすい。 鉄の味がしますが、それでもマイルド。 スウェーデンは水道水もクセがなくおいしいので、ミネラルウォーターを日常的に飲んでいなかったのですが、これから健康のために、ラムローサを飲むことにしようかなぁ。 (と思って、前出のボトルを購入した私・・・ 影響されやすい性質。 でも市販品は炭酸がキツい。)
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今年は、スウェーデンの植物学者リンネ生誕300年でもあり、リンネが訪れたスウェーデン国内33箇所が、”Linne was here” という企画に選ばれています。 そして、そのひとつが、ここ Ramlösa であります。

湧き水を飲んだ後、付近を散歩。 緑を太陽が照らす、美しいスウェーデンの夏日。 以前来たときは秋だったので、閑散として寒かったわ・・・ 
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ここは、filosofiska gången 哲学の道、と呼ばれています。 恋人たちが、そぞろ歩いた道。 しかし、コーヒーと水を飲んだ私は、哲学的な思考も、ロマンチックな感情もストップ。
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さっきの水飲み場で、かわいらしいトイレの表札を目にしてたので、来た道を戻り、建物の裏に周ったら、そこにあったもの・・・
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簡易トイレ。 ドアにはハートのシールに V.I.P. などと書かれていますが、ボットン(汲み取り)形式。 それほど暑い日でもなかったので、ハエが1匹いただけでした。 ふぅ。
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Ystad イースタ

スコーネの南東に位置する町、Ystad (イースタ)は、中世の街並みが残る小さな港町。 ポーランドやBornholm島(デンマーク領)へのフェリーが発着し、観光客で賑わいます。 そして、スウェーデンはもとより世界各国でベストセラー、ヘニング・マンケルの推理小説、Kurt Wallander警部が所属し活躍する町。 小説についてはこちら、クルト・ヴァランダー警部シリーズ by Henning Mankell をご参照ください。

Ystad へは、マルメ (Malmö) 中央駅から1時間に1本、電車が出ています。 同じスコーネでも、人口が多い西海岸地域に比べ、東側は人口も少なく辺鄙。 のんびりした雰囲気が漂います。

Ystadの駅を降り、街の中心に行く途中、こんな素敵な古い家が連なっていて、ここを歩くのが楽しみの一つ。
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ショッピングストリート。 この建物は、イースタで一番古いもの。
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レトロな?ハンバーガー屋。 世界規模のハンバーガーチェーンも、もちろんあり、そっちの方が客が入っていますが、私はここの古ぼけた感じ好きなのです。 普段ハンバーガーを食べない私が、年に1回は食べたくなり口にするのが、ここ。 これまた1年ぶりに飲むコーラの甘さに、ビックリ。 うう~ん、ジャンクな味。 でも、ここのハンバーガーはおいしいよ。
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ちょっと横道に行くと、情緒豊かな古い建物が、
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いたるところに存在するのです。 スウェーデンの町は近代化で破壊されているので、Ystad のように現存している町並みは珍しい。
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広場に止まっている昔の消防車、今は観光バスとして町の中を駆け巡ります。
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こちらは昔の消防署。
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そしてスウェーデンでもっとも古い修道院。 1267年に建設が始まり、1400年頃完成。しかし北欧の国々はカトリックからプロテスタントになったため、当時この地を収めていたデンマーク王により、修道院は1532年に閉鎖。 その後この建物は、病院、図書館、博物館、果ては倉庫としても使われました。 1902年から1912年に、大規模な修復がなされ、現在は重要な歴史的建築物として、博物館、市民の憩いの場、観光名所となっています。
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隣接のローズガーデンハーブガーデンも、市民の手できれいに手入れされています。

オマケ

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青空に溶け込みそうな、青い家!

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