伝統的な機織マット trasmatta

2007.06.01.
Bさんのお家、2階の1室に、ハタオリ機があります。 部屋全体を占めるほど大きなもの。 これでBさんが織るのは、床に敷くマット。 伝統的なスウェーデンのマットです。

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材料は、使い古しのシーツなどを、細く紐状に裂いたもの。 大きな布は、一部が傷んで使えなくなっても捨てるのはもったいない。 こうして再利用し、ステキなマットに生まれ変わります。

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Bさんは私たちのために、機織りを実演してくださいました。 でも、この機械を使いこなすのは大変そう! まず、縦に糸を張らなくてはいけません。 それが一番難しく根気が要るようです。 そこに横糸(シーツを裂いた紐)を渡します。 そして棒(機械の一部)を手で思いっきり下に引き、ガンガンと打ち付けます。 また、これが体力いると思うのです。 これで一列できました。 それから足で操作し縦糸を交差させる。 そう、足も使うのです! 体全体を使う体力仕事ですね。

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色のバランスや模様も考えながら織ると思うので、センスもものを言います。 でもBさんは、くったくなく作業を続けています。 趣味にしては、もう職人技!

こうしてBさんが作ったハンドメイドのマットは、教会のバザーで売るそう。 収益は教会での活動費用になるとのこと。

このようなマット、スウェーデンの家ではよく見かけます。 部屋のあちこちに、何枚かずつ敷いてあります。 手織りではなく機械織りのもの、ビニール製のものなども。

ボロ布で作ったマットは、trasmatta (トラースマッタ)と呼ばれています。 Tras とは、スウェーデン語で「ぼろきれ」の意味です。
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コメント
RENEさんへ
分かります、ハンドメイドなRENEさんが、ローラ・インガルスの生活に憧れる気持ち! 私も「異常な憧れ」を持っていましたよ。 今デンマークのTVでアメリカドラマ『大草原の小さな家』の再放送をしているのですが、それを観ながら、やっぱりいいな~と、夫に「私たちも自分たちで家建てない?」と提案。 (そして却下)

Bさんの機織機を前にし、私の友人も「どうしても鶴の恩返しが・・・」と言っていました。 日本で自宅に機織機をお持ちなんて、すごいですね! RENEさんのご友人のお母様、何を織っていらっしゃったのでしょう? (鶴だったとか・・・)

スウェーデンでは、小さな機織機で作るタペストリー類も、伝統の一種で盛んなんですよ! ぜひぜひ挑戦なさって~!!
これは、ツボな訳で(笑)
Bさんの送られている毎日は、本当に自然体で生活を楽しまれていることが画像を通してもよくわかります。
いいなぁ~都会育ちだけど、ローラ・インガルスの本の中の生活に異常な憧れを持っていたあの頃が思い出されます。
昔、これとほぼ同じくらいの大きさの立派な機織機がお家にあるお友達がいました。
それは、その人のお母様のモノだったのだけれど、なにぶん小学生にとっては、鶴の恩返しくらいしか思い浮かばず、何故機織をするのだろうか?と、複雑な思いでみていたの(笑)
小さめのハンディーな機織機(おもちゃに毛が生えた程度の)が家にもあるので、次はこれか?なんて思うRENEであります^^;
Setteさんへ
そうそう、シーツって一部だけが、すぐダメになっちゃうんですよね。 枕カバーも真ん中が磨り減っちゃうけど、これは小さすぎてマットは織れない・・・ 
私も、もったいないので、布はなるべく再利用しています。
いいですねぇ、手作り♪
シーツなんて、全体がだめになるってなかなかないですよね。大体すれたりするところって決まったところだし。もったいないですね、捨てるの。
洋服だけは、だめになったのはお掃除に使ったりはしてるんですけど……。きれいに織れたらなぁ。

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