最悪! スカンジナビア航空のストライキ 荷物編

2007.05.07.
スト2日目。 SAS機は全てキャンセル。 振替の便も見つからないため、友人はパリに行くのをあきらめ、予定より早くスウェーデンの我が家へ来ることになりました。

しかし、彼女のスーツケースは行方不明。 窓口では「パリに行った」という答えしか得られず。 本人はここで立ち往生しているのに、荷物だけパリに行った~!?

空港で与えられた問合せ先電話番号に電話しても、録音されたアナウンスが繰り返されるばかり。 ニュースやウェブサイトでは、通常に戻るめどはつかないので、今日の便の予定でも空港に来るな、と取り付く島もなし。

24日から始まったストはついに3日目に入り、夕方ようやく解除。 

27日、コペンハーゲン国際空港は正常に動き始めました。 この日の朝、友人はパリからコペンハーゲンに戻る予定だった。 つまり、きっかり彼女がパリにいるはずの3日間が、ストのため泡と消えてなくなったのです。 このパリ便を取るため、彼女は旅行会社に毎日電話をかけ続けたのに、なんだったのか、あの苦労は・・・

もしかして彼女のスーツケースはコペンハーゲン空港にあるかもしれないと、私たちは空港に出かけてみました。 インフォメーションで説明すると、手荷物受取場に入れてくれ、紛失クレームの窓口で問い合わせてみましたが、「今日から正常に戻ったばかりなので、まだ何も分からないわ」。

手荷物受取場の隅には、ストで滞っていた大量の荷物が運びこまれ、その中にあるかもしれないと、何回も何回も見てまわったけれど、見つからず。 荷物のタグの最終地がパリになっていたので、やはりパリに行ってしまったのか。 しかし、今日の朝は、ここに戻ってくるはずだったのに~。 なんともやるせない。

見つかったらスウェーデンの我が家に送ってもらうことにしたが、「明日は無理でしょうね」。 でも明後日は、私たちもスモーランドに行ってしまう。 荷物が届くのを待つ余裕はない。

したがって、友人は、スーツケースなしで今回の旅行日程の9日間を過ごすことになったのです。 パリ用のステキな服の替わりに私のやぼったい服を着て、使い捨てコンタクトレンズは2,3日同じものを使って。

スーツケースが見つかったとの連絡は、ストックホルムにいた夫の携帯電話に入りました。 届け先住所に電話しても誰も出なかったから、夫の携帯を探し当て連絡したらしい。 結局、飛行機を利用し戻る夫が最寄空港で友人のスーツケースを受け取ってくれました。

私たちがスモーランドの旅行から戻ったのは、友人が日本に帰る前日。 つまり、友人がスーツケースに再会したのは、日本に戻る前日だったのです。

深いため息と共に友人が言った言葉。 「スーツケースがなくても、旅が出来るって、分かったわ」。
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コメント
Kanaさんへ
楽しみにしていた旅行は台無しにされました。 スーツケースがなくても旅行できるけど、そのつもりで来たわけじゃないもんね~!

今友人は日本のSASを相手に賠償の手続きを始めているところ。 きちんと「スト対策係」が日本の窓口にいたのよ。 でもスウェーデンから日本のSASに電話したとき出た相手は、日本は関係ないの一点張りで取り付く島もなかったのよ! 今後の賠償問題についても、落ち着いたらブログに書きまーす。

海外旅行初心者じゃなくても、個人旅行で何かあると、パニックになりますよね。 お友達は、何事もなく旅行を楽しめますように。
HISAさんへ
今回のハプニングは、生涯忘れらない思い出・・・というか、トラウマにもなってしまうかも!?  これから賠償に関しても、個人で手続しなくてはいけませんので、まだまだ大変です。 大手のツアーだと、保障がしっかりしているので、その点安心ですよね。 

夫にとっては、ちょっとした災難でしたが、株を上げたかな~。
スーツケース無しでも・・・
確かにスーツケース無しでも旅行が出来るかもしれないけど、旅行前にウキウキしながら荷造したこととか、お気に入りのワンピースを着ることを考えたりする事を考えたら、どれほどお友達ががっかりしたことか・・・ コンタクトとか切実。他人事じゃないわ。

かかった経費は、全部請求した方が良いと思いますよ。時間も手間もかかるけど、北欧人は「書面」で要求すると、なんらかの返答は帰ってくるじゃないですか?

夏休みに海外旅行初心者の友人が、個人旅行で遊びに来る予定なんですが、それを思うと凄く心配になります。こんな事がもしおきたら、彼女はパニックするだろうなぁ・・・・と。
大変なご友人ご訪問の顛末でしたね。でも個人旅行ならでのハプニングは生涯忘れられない思い出に・・・
私はやっぱり大手旅行社のツァーでないと無理だなーって
今回のChakyさんのブログ拝読して認識したしだいです。

それにしてもお優しいご主人様ですね。
RENEさんへ
本当に、今となっては笑うこともできますが、もう悲惨極まりない日々でした・・・ 空港では友人と一緒に被害にあったフランスの方々が、彼女を助けようとしてくれ、また「賠償として、帰りの日本への便をビジネスにアップグレードしてもらえ」「旅行を台無しにされたんだから、帰国後パリ行きのチケットを要求せよ」というアドバイスもくれたとか。 国民性ですねぇ~。

北欧人は自己主張は強くなく、他人の問題にまで口挟むことをしませんから。 (ゆえに不親切とみられる。) 小さな島で北欧人に囲まれ少数派の悲哀を感じたとのこと。 多分それは、好奇心はあって、本当は話しかけたいけれど、シャイゆえに、ジロジロ見るだけで終わっちゃう気質ゆえかも。 

ところで、件のOstkaka(オストカーカ)をご馳走になりましたよ!! そのうちブログにアップしますね♪
Setteさんへ
そうですよ~、手元に荷物が届くまで気が休まりませんでした。 わざわざ空港まで探しに行ってもなかった落胆。 日本で買ってきたお土産を後で郵送した空しさ。 服やコンタクトや薬がなくて苦労しましたし。 荷物だけでも、きちんとして欲しかった!
お疲れさまでしたぁ~!
楽しみにされていた欧州旅行の出鼻を挫かれただけでなく、バゲージまでそのような扱いを受けたなんて、悲惨極まりないですね…お気の毒だわ、同情します。
でも、帰国前日とはいえお手元に戻って、何よりでした。

昔、個人で手配して夫婦でギリシアの島々を旅した時、往復パリを使いましたが、利用したエアフラとオリンピックエア、リコンファームひとつとっても、国民性の違いを感じましたねぇ…。
その時、ちょうどバカンス期だったので、北欧の方が小さな島に大勢いらしてた。
私達は、日本人にしては長身なのに、やはり黒髪は好奇の目にさらされて行く先々差すような視線を常に感じました。
「きっと、アジア人を見たことないのねぇ~」とテンション上げて乗り越えましたけどね(笑)
ちょっとだけ、少数派の悲哀のようなもの思い出しましたわ^^;
荷物……
スーツケース無くても旅はできますけど……どこいったんだ、とかいつ連絡くるんだ、って思いながらじゃ、やはり大変ですよ~。戻って来てよかったですけど……なんで荷物だけはどこかに行っちゃったんでしょうね~?

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