ルシアコンサート Lucia Concert

2006.12.11.
12月13日、スウェーデンでは、ルシアを祝います。 聖ルチア (St. Lucia) は、イタリア出身の聖女。 ♪サンタ・ルチア♪で有名ですね。 そのルシアを、何故スウェーデンで大々的に祝うのか・・・ 発祥は定かでないようです。 また、それほど古い伝統でもないようで、約100年前に祝い始められ、今ではスウェーデン全土で、皆が待ち望む大事な行事となっています。

主に、学校やコミューン(村、町、市)といった地域ごとに祝い、主役は、もちろんルシア。 ルシアになるべく女の子が選出されます。 ルシアは、白いドレスに身を包み、赤いサシェを腰に巻き、燃えるロウソクを頭に立て、手を胸の前に合わせ、「サンタ・ルチア」を歌いながら歩いてきます。 ルシアに選ばれる少女は、歌が上手くなければなりません。 ルシアのお供は、tärnor (maidens 侍女たち)  と、 sjärngossar (star-boys 星の男の子たち)。 Tärnor は、ルシアと同じ、白いドレスを着ていますが、頭にロウソクは立てず、手に持っています。 Sjärngossar は、白い衣装に、白い三角の帽子を被り、手に星を持っています。

Lucia の日は、12月13日ですが、ルシアが選出されるのは、12月1日か、第一アドベント。 

また、先日の日曜日は、教会でルシアのコンサートが行われました。 その教会の、子供たちの合唱団が主催となったものです。 普段、教会に行くスウェーデン人は少ないのですが、この日は、小さな教会が人でいっぱいになり、立ち見まででるほど。 1時間程のコンサートは、子供たちの清らかで明るい歌声、特別参加のお父さん合唱団による楽しい歌声で、とても素晴らしく、暖かいものでした。

暗くて、よく見えませんが、こちらがルシアです。 コンサートの風景。
lucia1.jpg

こちらが、ルシアが頭に乗せるロウソク。 ルシアに選ばれるのは、この上ない名誉ですが、これを頭に乗せて、長時間手を合わせて立っていることを考えると・・・ ルシアは体力もないと、務まりませんね。
lucia2.jpg

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コメント
Kanaさんへ、アドバイス
「日本人は寛容なので、どんな宗教の行事でも、尊びます。 宗教戦争などする、野蛮で偏屈な民族とは違いますの」と日本人の優越性(?)を説く。 あるいは、「スウェーデン人だって、普段は教会の存在も、他の教会行事も無視しているのに、なんだってクリスマスばかりは盛大なの?」と、疑問を投げかける。

ルシアは、もともとシシリー島の Siracusa 出身だそう。 あ、これも、スウェーデン人に「なんでスウェーデンはプロテスタントなのに、カトリックの聖人を大々的に祝うの?」と矛盾を指摘し、日本のクリスマスの話題から、遠ざけるネタにしましょう。
あのロウソク
ロウソクを頭に立てるって、どうしても日本的に見ると「日本式悪魔払い」に見えてしまう。。。たしかルチアは、ポルトガルから来たと聞いていますが、スウェーデンはプロテスタントが多いのに、なぜでしょうね?

それよりも、日本はクリスチャン国ではないのに、なぜクリスマスは盛大なの?とかなりのスウェーデン人から聞かれます。だから「日本は、宗教国ではないかわりに、何でも商業にしてしまう商業国だから、イベントが大好きなんだよ」と言ってます。他に良い説明はあるかしら?
タタリじゃ~
いや、スウェーデンでは、聖人を祝っているわけではなくて、
ルシアはただ、イベント用に担ぎ出された聖人、ってだけ
なんですな。 スウェーデン人の心は、それほど清くない。

白い服を着て頭にロウソク・・・日本人が想像するのは、
丑三つ時、藁人形、八墓村、ですよね。 うう、私も
なんだか、背筋が寒くなってきちゃった。
国によって
色々な人を祝うんですね~。何でルシアさんなんでしょうね。イタリアから遠いのに。でも、聖人を祝うのっていいですね~。心がきれいになりそう♪
頭に蝋燭、重そうですよね。でも、きれいです。初め、頭に蝋燭って読んで2本くらいを・・・・って八墓村の山崎努さん思い出しちゃってちょっと怖かったんです・・・・・。(汗)

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