パスポート、お国柄

2015.08.21.
子供の、日本のパスポートを、初めて取得することにしました。 まずは、日本から子供の戸籍謄本を取り寄せなくてはいけません。

妹に頼んだら、快く承諾してくれ、区役所に出向いてくれたのですが、「叔母じゃ発行してもらえないんだってー。 兄弟でもダメだって。」 親か祖父母なら大丈夫ということで、父に行ってもらいました。

子供の日本のパスポートには、スウェーデンの通名も入れたいので、スウェーデンの出生証明書も必要ということで取り寄せたのですが、こちらは電話一本でOK。 個人の証明書を管理する税務署に電話をかけ、「うちの子の出生証明書を送ってください」と子供の個人番号(マイナンバー)を伝えれば、自宅に郵便で送ってくれます。 全て無料。

日本の場合、戸籍謄本もらうのにお金かかるのに。 しかし、個人情報の危機管理はどうなっているんだ、と思うスウェーデンのシステム。

日本のパスポートの申請書は日本大使館備え付けの所定の用紙(厚めの紙)が必要なので、日本大使館に出向かなければいけません。 他に用意するものは、写真。 規定内であれば自分で撮影しプリントしたもので充分なので、自宅撮影。 しかし、子供の証明写真を自分で撮るのは困難だわ、、、 動くな、笑うな、前向いて、ヘンなポーズはしなくていい!などと大騒ぎしながら大量に撮り、選ぶ1枚。 細かい規定があるので、それに収まるようレイアウトとして印刷。

その前に、子供のスウェーデンのパスポートの有効期限が迫っていたので、こちらも申請。 写真はその場で撮ってくれるし、特に用意するものもなく、夫が子供を連れて行ったのですが、申請せずに帰って来た。 「両親で出頭しなくてはいけないし、申請書には両親の証人のサインも必要だった。」

申請書だけ持って帰って来ましたが、その用紙は、ぺらぺらのA4コピー用紙。 申請者本人に関する記述は、名前と個人番号のみ。 しかし、その下に、両親が個々に、名前、個人、住所、電話番号、日付、サインを記入する欄があり、さらにその下に、各々の証人となる人物の名前とサインと日付が必要。 そして両親が揃って、身分証明書を持参し、出頭しなければいけないのでした。

ううう、、、と申請書を眺めているうちに思い出しました。 二人揃って子供のパスポート取得に出向いたら、証人が必要で、夫の職場が近くだったので、同僚に頼みに行ったのだった。 初めてスウェーデンのパスポートを申請してから何年も経ったので忘れていました。 子供のパスポートは面倒ですね。

スウェーデンのパスポートセンターは、警察署の一部。 この町のパスポートセンターは、長蛇の列。 番号札を取って順番を待ちます。 番号札を取ると、その番号に気が遠くなりますが、同じく気が遠くなった人が放棄した番号札があったので、それをいただいたら、45分待つだけですみました。

スウェーデンのパスポートは身長を記入する欄があるので、その場で測って窓口で伝え、写真も撮ってもらって、1週間後にはできます。

さて、日本のパスポートですが、必要なものは全て揃ったので、後は子供と夫を連れてコペンハーゲンへ。 デンマークの日本大使館にて申請。 ストックホルムに行くより断然近い。

デンマークの日本大使館って、初めて行ったのですが、オフィスビルに入っていて小さいんですね。 身分証明書を提示し、空港みたいに、人は金属探知機をくぐり、荷物はX線にかけられるのでした。

日本のパスポートの申請書は、書き込むことが多い、、、 現住所と本拠地も記入しなくてはいけないし。 そして、年号は全て平成。 子供が生まれたのが平成何年か、今年が平成何年かなんて、分からない〜。 しかも、自分のじゃないから、書き間違いがどうしてもでてきて、、、(あっ、自分の名前書いちゃった!とか。) 記入するのに時間がかかる。

そんな同伴者のために、部屋にはテレビと漫画などの本が置いてありました。

夫には「旅券申請同意書」に署名してもらい、1週間後にはできるので取りにきてください、とのこと。 受け取りの際名義人である子供は連れて来る必要ないというので (日本では、「乳幼児でも必ず申請者本人をお連れください」とあったけど)、うふふ、今度は一人で来てゆっくりコペンハーゲン観光でも楽しもー。

pass.jpg

こうして受け取ったスウェーデンと日本のパスポート。 受領の際、スウェーデンは申請したとき貰ったレシート(引換書)との交換だったのですが、日本大使館では引換書など何も貰わなかったことに気づき、不安に思いながら再びデンマークの日本大使館を訪ねたところ、ただ名前を言っただけで貰えました。

国によって異なる、厳密と厳重といい加減さの差は、何。

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