スウェーデン総選挙

2006.09.11.
9月17日は、4年に1度のスウェーデン総選挙。 投票日が近づくにつれ、各政党からのパンフレットが、自宅に届きます。 こちらはメジャーな政党のもの。 (写真はクリックすると大きくなります。)

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指に赤いヒモを結んでいるのは、スウェーデン与党の「社会民主党」。 右側の、赤地に白抜き"V"マークは Vänster(左)、つまり共産党。 赤に対抗し、水色の文字、ちょっとオデコが広い人は、対する右政党である「穏健連合党」。 シンプルながらメッセージ色を打ち出し、なかなかお金をかけたデザインです。

こちらは、お金のない政党(マイナー政党)のパンフレット。 

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黄色一色は、老人党、年金生活者の為の政党。 水色一色は、バリバリ右党。 一番上にあるのは、スコーネ党。 スコーネ州のスウェーデンからの独立を目論む党。 しかし、このセンスのなさは、何だ!? アコーディオンを弾いている親父はいる、酒瓶もって足上げている親父はいる、皆が手に持つのは、赤地に黄色のスコーネの旗。

でも、手前に車椅子に乗った女性がいます。 スウェーデンの政党では、少なくとも3人は障害者の政治家を入れるべき、と言っているから。 シャレたデザインとイメージのパンフレットより、このスコーネ党の方が、現実的で楽しそうですね。

「投票用紙」も、もうパンフレットの中に挟まれています。 スウェーデンでは、投票用紙は、政党の数だけあり、立候補者の名前も印刷されています。 3種類あるのは、黄色は国会、水色は地方議会、白色はコミューン議会用。 一目で分かるよう、色分けされているのです。 しかも、色盲の人に配慮し、黄色い投票用紙には、横に黒の2本線、水色には1本線、白色は線なし。 これで、私の義父も、大丈夫。 (写真は、クリックすると大きく出ます。)

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この投票用紙、投票場でも、もらえます。 しかも、山積みになって置いてある上、入り口では各政党の人も配り歩いている。 しかし、必要なのは、たった1枚。 使えるのは、この日だけ。 なんという紙の無駄遣いでしょう。 そういえば4年前、この現状に目をむいて、心を痛めた私は、家に届いた投票用紙の裏を、メモ用紙として使った記憶が。 しかし、立候補者が多いところは、裏にも名前が羅列してあり、メモにも使えなかったなぁ。
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コメント
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HISAさんへ
確かに、日本の政治は、いつまでたっても暗く、古臭いですね。
地元密着のコネ、ブームに乗るような軽薄さ、政治は政治家が
やるもので、一般国民には関係ないという雰囲気。 それは
やはりスウェーデンとは、かなり異なるかもしれません。

しかし、日本にいたときは、進んだスウェーデンの記事やニュースを、
よく目にしましたが、実際住んでみたら・・・ そんなものどこにも
ありませんでした。
ママくまさん part2
スウェーデン人、何かの一つ覚えのように「デモクラティー」と
言っていますが・・・ デモクラシーでないことが、多くあります。 
かなり社会主義だし、一番お金持っているのは政府だし。

EUに断固として入らないノルウェーは、独自路線ですよね。
石油や漁業で潤っているので、EUに入った方が国の負担
が増えてしまうからだと。 一言でスカンジナビアといっても、
お国柄は全然違いますよね。
Kanaさんへ
スウェーデン語分からなくても、製作内容分からなくても、
結局、政治家はどこも同じだ、ということは、分かります。
でも何だかんだ言って、政治家の顔とか、政策とか
覚えちゃうものです。 スウェーデンに○年いると・・・
スウェーデンの投票方法は紙が無駄だとしても日本の旧態依然としたやり方に比べたら親切。日本の投票率の悪さはなんとかしなければと思うのですが、このままの方がいい人もいるのかな。今日本で飲酒運転が問題になっています。スウェーデンでは飲んでいたらエンジンがかからない装置を車に取り付けることを義務化するんですって・・・
進んでるなー
ノルウェーの場合。。
>スウェーデンの学校は、勉強よりも、社会の中で
>どのように暮らすかということを、重要視し、学んでいるように
>思います。 ノルウェーも、そうかな!?

どうなんでしょう?
この村に住んでいるとノルウェーの一般的な情報が
なかなか入ってこないんですよね(涙)

でも最近やっと復活したので、
せっかくノルウェーに来ているんだからもっと外に出て(村の)
いろいろ体験してこようと思い始めました
また少しずつノルウェー情報を集めて
お伝えできれば嬉しいです

スウェーデンに研修に言ったときに
「デモクラシー(民主主義)」という言葉を
何回も何回も聞きました。
すごくその意識を大事に思っているんだなぁっていうのが
伝わってきました
「選挙」も民主主義を支える大事な柱ですものね

ノルウェーはこれまでにEU加盟の是非について
3回国民投票をして国民の答えは3回とも「Nej」
なので現在も加盟していないんですよね
よくわからないけど「EU」もいろいろ大変ですね
Chakyさんは選挙権があるのですね!SFIでは、今週この選挙の話題に関する事ばかりなのですが、新聞が読めない(まだ30%も理解できない)私には、この授業は拷問です・・・

いくつかの政党のホームページやWEB新聞には、英語で書いてあるのもあるのですが、ほとんど理解不可能・・・政治は気になるので、勉強しなくちゃと思いまので、Chakyさんのこのような記事は勉強になります。
ママくまさんへ
お金がないと、小屋も建てられない・・・なかなかシビアです。
「Ja」「Nej」は、ユーロ導入か否かの選挙ですね! (結局
導入されなかったので、今もスウェーデン・クローネ。)

投票率は、年々下がっているようですが、それより日本より
断然高い。 スウェーデンの学校は、勉強よりも、社会の中で
どのように暮らすかということを、重要視し、学んでいるように
思います。 ノルウェーも、そうかな!?
Setteさんへ
言われてみると、うるさい選挙カーは、ないです!
ママくまさんがおっしゃるように、広場などに各政党が
各々の小屋を立て、そこで選挙活動をしているのです。
その小屋が、またかわいいサマーハウスのようなもの
で、のどかなんですよ。
しかし、昨日は、ある政党の小屋の中に、爆弾が
仕掛けれられていたという騒動がありました。
のどかどころか、物騒・・・
選挙の時期
もうそんな時期なんですね
そういえば、私達が以前にスウェーデンに行ったときも
ちょうど選挙の時でした
もうあれから4年も経つんだなぁ。。

街中に「Ja」「Nej」のポスターが貼ってあって
いたるところにある小さな小屋では各政党の人たちが一生懸命
政策なんかを説明していたようでした
でも、マイナー政党のグループは小屋がなくて
小さな机だけだったような。。。

投票率も日本のそれと比較するとすごいですよね
まぁ、日本が異常に低いんでしょうけど。。。
その時訪ねたストックホルムの小学校では
本当の選挙をベースにして「模擬選挙」が行われていて
えらく感心したものです
投票用紙
その場でくれるなら、前もってはいらないですよねえ?希望者だけでいいのに。もったいないですね。選挙が近づいてくると活動的になるのはどの国も一緒ですね。日本では、自民党総裁選がありますよ。麻生、安部、谷垣さんです。
選挙と言えば、こちらではうるさい選挙カーなんかがありますけど、スウェーデンにはないのですか?

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