飴を探して、、、

2012.12.13.
以前 sarahoctvianさんのところで見かけた、ステンドグラスの様に美しい、お飾り用レープクーヘン(Lebkuchenfiguren。 ぜひ、作ってみたいと思っていました。 スウェーデンでは見たことのないクッキーのデコレーションに、すっかり魅了されたのです。

なかなか手の込んだことする時間がなかったけど、今年は挑戦してみよう!と意気込み、まずはステンドグラス部分になる、フルーツキャンディを買いに行ったのですが、、、

ない。

普通の、オーソドックスな、硬くて透明に色が付いたフルーツ味の(サクマドロップみたいな)飴というものが、ひとつも置いてない。

硬い飴は、ノド飴系しかない。 カラフルに色も付いていないし、味がハッカとかラクリス系じゃあ、クッキーに合わないですよね。 (考えただけでオゾマしい。)

スーパーのキャンディを売っているコーナーには、ありとあらゆる毒々しい色の godis がありますが、どれもグミ系!

普段、飴なんて買わないし食べないし、 godis コーナーにも行かないから、この事実に気づかなかった。

どこのスーパーに行ってもなく、キャンディをバラ売りしている(何故か大抵オーナーや店員はアジア系)のキャンディショップにもいくつか行ったけれど、大きな透明なプラスチックの箱が何十もズラリと並んでいるのに、全て体に悪そうな色のグミ系や偽チョコ系。

スウェーデン人は、飴食べないんだ。 グミしか食べないんだ!

いや、しかし、数年前は売っていたと思ったが、、、

スウェーデンにおいて商品の入れ替わりが激しいのは、日本以上。 老舗とか伝統とか、そういうもの程、あっと言う間に姿を消し、(日本より数年遅れて)トレンディーなものが現れ、それ一辺倒になってしまう。

義母から教わり、こっちに嫁入りして以来使っていた私愛用の風呂場用洗剤も、どっこのお店探してもないから、義母に聞いてみたら、「そうなの、私の洗剤、もうどこにもないのよ!」 製造中止になった模様。 とってもエコで気に入っていたのに、、、 ものすごく悲しく、またスウェーデンに対する怒りと憎しみが募るのだ(洗剤や飴ごときで)。

それで、飴なのですが、移民系のスーパーに行ってみると、フルーツキャンディーは売っていたのですが、透明じゃないキャラメル系だったり、飴の中にシロップが入っているタイプのものだったり。 

夫に相談したところ、「あのお店にならあるはずだ」と、特別なチョコやキャンディーを輸入販売している高級菓子店に行ってくれましたが、そこでも「もう買う人がいないから、お店に置いてないって。 唯一あったのは、これだけ」と、夫が差し出したのは、棒に付いた茶色い氷砂糖

えっ、氷砂糖じゃないよー、フルーツキャンディーだよー。 私が説明したときに、「硬くて、クリスタルな」とか言ったから、勘違いしちゃったのかな。

そして翌日「JAMJAM になら、まだあるかも」と言って買って来たのは、今度は透明な氷砂糖。

stainedglasskakor2.jpg

JAMJAM というのは、スウェーデン全国(?)どこにでもあった大型駄菓子チェーン店だけど、いつの間にかどんどん姿を消し、たまにポツリと存在する程度になってしまったとか。 そこでは昔ながらのお菓子が売っていて、そのひとつが、たこ糸に絡まった氷砂糖でした。

なんでも、夫は、その氷砂糖が一番のお気に入りで、子供の頃、友達がドギツイ色と味のグミを買っているのに、夫が選ぶのは、氷砂糖。 「なんでそんなもの、食べるんだー?」と不思議がられていたそうですが、ピュアなテイストが好きだったとか。

ああ、だから、この人は、素材の味を生かした和食を心から堪能することができるのね。 そして、やはり、私も「ピュア」という点で、彼のハートにビビッときたのね、納得。

それは、それでいいのですが、私が探しているのは、色が付いたフルーツキャンディーだよー。

しかし、ここで意外な事実が。 

夫が、知り合いのお菓子作り名人な初老のご夫人に、この飴を溶かしてステンドグラスみたいにするクッキーのことを説明してたら、「ああ、分かるわ。 私も子供の頃、作ったわよ」。

夫も、このクッキーは見たことも聞いたこともなかったので、どう説明したらいいのか四苦八苦してたのに、相手はあっさり自分も作ったというので、びっくり。

「昔は、やはり氷砂糖を使ったの。 でも当時は茶色のしかなくて、茶色のクッキーに茶色の窓では、あまり見栄えは良くなかったわ。 そのうち、透明な氷砂糖が出回り、そこに食紅などで数種の色を落とし焼いて溶かすと、きれいなグラディエーションになるのよ」。

実は、このご夫人、ドイツ系の方で、戦争中にスウェーデンに一家で逃げて来たらしい。 

やっぱり、ドイツ人だからお飾り用レープクーヘン(Lebkuchenfiguren)を知っていたんですね。 そして、元は氷砂糖を使っていたんですね。

しかし、フルーツキャンディーをあきらめきれない私。 ついに見つけましたよー。 ドイツ系スーパー、L○dlで。

stainedglasskakor1.jpg

喜び勇んだのも束の間、この飴、中に、シロップが入っているタイプのものだった。。。

私の試練は、まだまだ続く。 (こんなことしているから、ストレスになるのです。)
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コメント
ぷくさんへ
情報ありがとうございます!
うちのは、実は飾り用ではなく、食用なので(笑) 、のど飴系だと不味いかなと、、、(薬っぽさがスパイシーなクッキーと意外と合う!?) ステンドグラスのお家、きれいでしょうね!
こんなくだらんブログをご覧になってくださる方がいるだけで、ありがたいです。
アメ、ありますよ
お久しぶりです。ずーっと前に一度コメントさせていただいて以来、またもや読み逃げしておりましたが・・・

私もペッパーコカハウスを作るときに窓をステンドグラスにするため飴を砕いて溶かしています。毎年の恒例行事にしていたのですが、今年は諸事情により断念。
閑話休題。透明の飴、のど飴みたいなのが小さな箱に入って(大体いつも)レジの近くにおいていますよ。(Coopでも、ICAでも)
名前は失念しましたが、ノンシュガーの物ですが溶けてステンドグラス状になります。色を混ぜてまだらにしてもきれいですよ。
結構沢山使うので多めに見積もって買ったほうがいいです。いつも足りなくて途中で買い足しに行っていました。
鍵コメさんへ
この誕生秘話は、まだ前編で、これから後編がありまする。
sarahoctavianさん
そうなのです、クッキー作る前の、飴の段階で思いがけない迷走をし、すっかり疲れ果てました。 そして、憧れのお飾り用ペパカカが出来るまで、まだ道のりは遠いのです(後半へ続く)。
そうなのです、L○dlのキャンディー、大量に残っています(笑)大袋だから、、、。 いっくら沢山クッキー作っても、使うキャンディーの数はそれほど多くないんですよね。
ありとうございます。 でも、今度、義父母がドイツに行くとき、買って来てもらおうかなーと思っております。
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あ、もちろん新品を、ね(笑
んまあ~そんなご苦労があったとは!あの何てことない昔ながらのキャンディーよね。私も普段飴はのど飴以外滅多に買わないので、あの時買ったものは長いこと戸棚の中にあったはず。。。今度送りますよー。あ、もう十分ある?

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