草ぼーぼーと若いホームレス

2012.06.04.
ダルムシュタットを回想してたら、他にも思い出しました。

私たちが泊まったのは、安めだか清潔なチェーン系ホテルで、中央駅のすぐ近く。 でも、裏側なので繁華街ではない。 付近を歩いていると、日本の実家の最寄り駅周辺を歩いている気分に。 何故かと思って、はたと気づいた。 駅ビル(?)の裏手や横の、コンクリートの壁や鉄の柵の周りに、雑草が人の背丈程、ぼーぼーと生えているのだ。 ホテルの周りも、雑草の上に「毛もの道」ができている。

いやー、こんなに草ぼーぼー生えているのを見たのは久しぶりだ。 というか、スウェーデンではこんな風景ないだろ? 

スウェーデンでは(自治体にもよると思うが)、雑草がボーボー生えることがない。 個人の所有地でなかったら、それは公共の土地であり、その場合は自治体から派遣された人たちが、きれいに草を刈るのだ。 (だから、夏になると、あちこちで1日中草刈り機の音がうるさい。。。 あー、うるさい。)

中央駅からダルムシュタットの街の中心まで徒歩20〜30分程なのですが、その間にも、草ボーボー地帯がたくさんある! 私にはそれが新鮮で、「見て、草ボーボーだよ!」「あ、ここも! すごいなー、草ぼーぼー」「これまた、草ぼーぼー!」と叫び、夫にあきれられるやら感心されるやら。

夫曰く「でも、街にはゴミが落ちていない。 昨日、この道にはガラス瓶が落ちていたけど、今日は片付けられているよ。 うちらが住む町だったら、割れた瓶なんて、1週間以上ほっておかれても平気だろ」。

その通り。 雑草や芝は刈るのに、ゴミは拾わない。 うちの子の通園路に使用済みの紙オムツが落ちていて、それを最初に目をしたのは冬のことだったと思うけど、今日もまだその場に落ちている。。。 

夫が気になったのは「ダルムシュタットには、若いホームレスが多い。 しかも、ほとんどが犬を連れている」こと。 

スウェーデンにも路上生活者とならざる得ない人たちは多いが、中高年者がメインなので、あの若い人たち(女性も多い)がホームレスだとは気がつかなかった私。

いとこの夫(警察官)に聞いたら、若者の失業率は高く、家族と折り合いが悪い場合は家を出てホームレスになるパターンが多いそう。 そして、同じ境遇の野良犬と共感し合い、生活を共にするんだそうだ。

国が違うと、いろいろ違うねー。

ベンチに座って夫がアイスクリームを買ってくるのを子供と待っていたとき、ヘンなオヤジに声をかけられた。 ドイツ語が分からないふりをし(実際分からないし喋れないが)無視していると、アイスを持って戻って来た夫と話し始めた。

そのオヤジは世話好きのおしゃべり好きのようで、ダルムシュタットには音楽系や英術系の大学に通う大勢の韓国人留学生がいて、大きな二つの韓国人コミュニティがあって、ボランティアでその手伝いなどをしているらしい。日本人はほとんどいないそう。 でもヴェルツブルグにな日本の博物館があるとか。 などと、しばらく話していた。 (私たちに情報を提供しようと思ったのか、ただヒマで話したかっただけなのか。)

私「スウェーデンで韓国人留学生って、あまりいないね?」
夫「スウェーデンは社会主義色が強すぎるんじゃない? それより、なんでキミは、すぐヘンなのを惹き付けるんだよ!」

いや、私のせいじゃないよ。。。 と思う。
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