Messmör  うっ、なに、この味・・・

2011.03.01.
スウェーデンに暮らし、ン年になりますが、まだまだ口にしたことのないスウェーデン製食品はたくさんあります。

最近の初めて出会った味は、messmör (メェーススモー)。

育児雑誌で、よくこの製品の広告を見て気になっていたが、何なのかさっぱり分からず。 ある日、お買い得品になっていたので、買ってみました。

messmor1.jpg

北欧らしいイラストと四角い形のパッケージが可愛い。 (チューブ入りもあります。)

私「ところで、messmör って、何?」
夫「知らない。 Smör (バター)だから、パンに塗って食べるんじゃない?」
私「食べたことないの? 家族の誰も食べたことないの?」
夫「ない。 それって北部の食べ物でしょ」

スウェーデン北部の食べ物だから、南部の人間には馴染みがないらしい。

フタを開けてみると、うっすらと茶色くて、バターよりは柔らかいけれど、ヨーグルトよりねっとりしている物質が入っています。

柔らかくて平べったい北部のパンに塗って食べてみることに。 どきどき。 一応、期待して買ったんだけど・・・

messmor3.jpg

うっ、なに、この味・・・!!

しょっぱい・・・ なのに、甘い。
むっとする臭いがある・・・ なのに、バニラ風味!

強いて言うなら、腐ってねっとりした塩プリン? (食べたことないので、本当の塩プリンがどのようなものか知りませんが。)

Messmör の主成分は、乳清。 乳清とは、チーズの生産過程でできる液体で、栄養価が高く、脂肪分も低い。 Messmör は脂肪分5%。 乳清に、バター、砂糖、バニラエッセンス、鉄分が加えられている。 加熱するときにキャラメル化するので、香ばしさと茶色が出るらしい。

ふむむ、これは素晴らしい食品なのではないか。 生産メーカーはスキー競技の金メダリストのスポンサーでもある。 最初、あまりの不味さに、パッケージの彼女を罵倒してしまったが、彼女が messmör が大好きな理由が分かったわ。 アスリートにとっては理想的な食品ね。 (彼女が被っている、パッケージと同じ柄の帽子が可愛いな。)

messmor2.jpg

もちろん、子供にとっても良い食品。 ネットで調べてみると、赤ちゃんがふんづまりのときに、messmör を与える・・・ という内容にたくさんヒットした。 便秘に効くのか、messmör。

しかし、うちの子に与えても、拒否して食べようとしない。 夫に勧めても、もちろん食べない。

不味くても、買ったものは全部食べる。 不味くても、安くて栄養価の高いものは積極的に食べる。 貧乏性の私は、結局一人で食べる。 どうしたら、おいしく食べれるかと、試行錯誤。

まず、messmör を塗ったパンの上に、輪切りにしたバナナを散らし、くるくる巻いて食べてみた。 んんっ、思ったとおり、なんとか食べられる。 バナナの甘みが messmör に勝ち、臭みが気にならない。

ネットでレシピを調べると、リンゴとの組み合わせがあった。 んんっ、これはリンゴがさっぱりとし、messmör が気にならない。 果物と組み合わせると、フルーツサンドっぽくなり、いけるかもしれない。

それでも、まだ半分しかなくなっていない、messmör。

栄養のある食品なのは分かったけど、なんで、味付けがこうなるのか・・・ やっぱりスウェーデン人に味覚はない。
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コメント
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エミリアさんへ
うちの夫も不味いものを無理して食べない人だけど、その信条は伝染してないので、私は「残飯処理係」・・・
アンモニア臭! 自家製納豆作ったら、アンモニア臭が酷くって、さすがにあのときは泣く泣く半分捨てました!
マーマイト、エミリアさんも機会がありました、ぜひお味見を! 人によって味も異なる印象を受けると思いますが、あの色と臭いは、幼き頃お腹を壊すとお世話になった、黒い玉のペースト状。
「強いて言うなら、腐ってねっとりした塩プリン?」にぷぷぷっ(笑) とてもリアルな表現だわぁ。私も貧乏性で捨てられないヒトだったのですが、不味いものを無理して食べる必要はないという夫の信条が伝染して、どーしてもダメなものは涙ながらに処分してます。私がどーしてもダメなのは、トリッパー(牛の何番目かの胃のトマトソース煮)とピータン。アンモニア臭がダメダメ。えっ?マーマイトってそんなに強烈なものだったなんて、知りませんでした。正露丸をペースト状にしたようなって、、、(絶句)!
りんだちゃんへ
これはデンマークにはないので、また橋を渡ってこっち側にいらっしゃるときに、ぜひご馳走させてくださいな。 今度はこれで、くるくるパンのサンドイッチを作ってお土産に持たせますわ。
いや、私、アスリートじゃないですが、あ、でも、今アスリート並に激しく体力を消耗している日々かも。
あらたなる
食の刺客登場ですか?

ねっとりした塩プリンなら美味しそう♪と、
不覚にも頭に冠した「腐って」を読み逃してました(`艸´;)

買ったものは意地でも食すChakyさん!さすがです。
バナナとの組み合わせ・・・
これまたアスリートっぽいです♪~(´ε` )
sarahoctavianさんへ
日本でも一昔前までは、地方の特産品などは日常の食卓にあがらないものでしたよね。 また親の嗜好によって偏った味になってたり(うちは母親が関東だからラーメンはしょうゆ味だけ、とか)。 こっちでは、夫や夫の実家で食べないものは、なかなか自分の口に入らない。
スウェーデンの牛乳、スタンダートの「牛乳」は脂肪分3%で、「中間」の1.5%と、「軽」の0.5%も一般的なものです。 薄いんですよね、スウェーデンの牛乳・・・ あと0%や、3%以上のもの、最近はラクトースなしなども出てきています。 ヨーグルトやフィールミョルクも牛乳と同じ形のパックなので、旅行者は余計混乱しますね!
このMessmör、ジャケ買いのごとく、パッケージ買いしそう? お味は、どうかなぁ。 私、塩キャラメルも食べたことなくて・・・ でも、そういう洗練された味とは違うので、病み付きになるかは、疑問です(笑)。
はい、彼女はバイアスロンのへれな・ヨハンソンです! 
何年住んでても、一度も口にしたことのない食品(素材を含め)って沢山ありますね~。日本国内だって、関東人の私には例えば九州(未踏の地)の食べ物はエキゾチックに思えるかもしれないし。
異国を訪れるとスーパーや市場などを物色するのが楽しみの一つですが、言葉が分からないから開けてびっくり箱になるケースもままあり。スウェーデンに行った時普通の牛乳を見つけるまで時間がかかったっけ。ドイツだと3.5%とローファットとHミルクだけなのに、そちらにはもっといろんな種類があるんですよね?このMessmör、何だろうっと買ってしまいそうな代物ですわ(笑)。もしかして意外に病みつきになるお味かも。。。塩キャラメルっぽい?(ちなみにCMしてるのはバイアスロンのヘレナ・ヨンソンですよね?今世界選手権中なので、彼女のユニフォームにmessmörのロゴが貼ってあるかどうかチェックしてみようっと)
Gunvaldさんへ
マーマイト・・・ あれも、うっ何この味!ときますね。 正露丸をペースト状にしたような色と臭いで、とってもしょっぱい。 (これに砂糖で甘さを加えれば、スウェーデン風な味わいになるかも?) Gunvaldさん、まだマーマイトは未経験ですか? ぜひ、機会があればお試しください、などとと勧めて、一瓶購入してしまったら、Gunvaldさんは好き嫌いに関係なく全部なくなるまで食べ続けてしまうますね! そうしたら、責任取れないし・・・ でも、一瓶食べつくせば、慣れておいしく感じるかも。 はい、私は今日も messmör を食べました。 ちょっと慣れてきましたが、まだ残っています。

ホヤは未経験です。 興味本位で食べられるものではないのですね・・・ お店のおばちゃん、鋭い。 でも、そこでやはり残したくはありませんね。 あっぱれ、Gunvaidさん。
地方でも海外でも、現地の食べ物を残さずきちんと食べる人は、地元の人たちから受け入れやすく、一目置かれますよ。
昔気質の日本人
まだまだ未知の味があるのですね。噂に聞く「マーマイト」とはどちらが強烈なのでしょうか?興味しんしんです。
不味くても食べ物は粗末にしないというところは昔気質の日本人ですねぇ。私も昔、秋田の郷土料理のお店で興味から「ホヤ」を注文したときに店のおばちゃんから「お客さん、東北の人?」と尋ねられて「イヤ、違いますが。」と答えると「大丈夫かなぁー?」という言葉を残して厨房へ入って行きました。
実際に食べてみておばちゃんの言葉の意味が分かりました。食べていて泣きたくなるような味でした。一緒に行った知人に「残りのノルマは2個ずつな。」と声をかけると「残せばいいじゃないか。」というので、「このホヤも好きではないが、出された食べ物を残すのはもっと嫌いだ。」といって無理やり食べました。
きっとこういうのは性分というもので簡単には変わらないのでしょう。

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