お正月は、ドイツ式?

2010.01.09.
クリスマスに行かなかった代わりに、大晦日と新年を初めて夫の実家で過ごしました。 うちの場合クリスマスはスウェーデン式なんだけど、果たして正月は・・・

31日は、残して置いてもらったスウェーデンのクリスマス料理を食べ、午後6時に恒例であるデンマーク女王のニューイヤースピーチをデンマークのチャンネルで観る。

その後、去年のクリスマスに義母にプレゼントしたデンマーク映画『バベットの晩餐会 [DVD]』を観る。 簡素で豪華で心がポッと暖まる、大晦日に観るのにちょうど良い映画かも~。

新年へのカウントダウンの前は、デンマークのチャンネルで恒例である ”Der 90. Geburtstag (Dinner for One)” を観る。 ドイツ語圏や北欧では、大晦日というと、この古い白黒の短いイギリス製コメディを見るのが伝統であり、お約束なのよね。

スウェーデンのテレビ局でも流すが、スイス版を早めの時間に放映するので、我が家ではドイツ版を新年直前に放映するデンマークのテレビ局で観て、年が明けるのと同時に庭に飛び出し、他の人達が打ち上げる花火を見るのです。 (それが一番危険がないし安上がり~。)

その前に、年が明けるのと同時に電話のベルが・・・ (もちろんドイツから。)

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対岸はデンマーク

年末から寒波が押し寄せ、外は氷点下の世界。 元旦に散歩に出たところ、海には薄っすら氷。 日が昇るのが遅いので(起きるのも遅いので)、初日の出をスウェーデンで拝んだことないかも。

お正月のディナーは Sauerkraut(ザウアークラウト)です。 なんでも義父の故郷の地域では新年にザウアークラウトと食べる習慣があるのだとか。 それも豪勢に新年を祝うためではなく、年の初めから安価でビタミン豊富なザウアークラウトをたっぷり食べてケチケチ節約しお金を貯めよう!という意味からだとか・・・

大晦日も元旦もドイツからひっきりなしに電話がかかってきたり、こっちからかけたりしているが(昨日も、その前日も、話していただろが・・・)、皆「ザウアークラウトの準備している? うちは今しているとこよ」と言ってくるほど、重要らしい!?

正午になりウィーンからのニューイヤーコンサートを観る。 これまたドイツ語圏や北欧共通である、正月の恒例番組。 その後は、スキージャンプの世界選手権

午後のフィーカの時間になり、ウィーンフィルのコンサートを観終わってから出てきた伯父さんが到着。 並べられたお菓子は、スウェーデンとドイツのクリスマス菓子(の残り)。 バターたっぷりの甘いスウェーデン菓子より、ナッツやドライフルーツ、スパイスがたっぷりのドイツ菓子の方が、やっぱりおいしいなー。 私は Pellkartoffeln(皮付き茹でイモ) を持参しましたよ。 案の定、好評でした! レシピを教えていただいたsarahoctavianさんは「イモというよりもドイツのドッシリパンのミニチュアのよう」とおっしゃっていましたが、伯父さんは一目見るなり「こりゃ köttbullar (ミートボール)だ」と言って喜んでいたのが、スウェーデン人らしい発想。

12月は誕生日もクリスマスもなく慌しく過ごし、つかの間の休息を取り戻ってきたら、やっぱりバタバタして、気が付けばもう年が開け1週間以上経ってしまいました。 今年はこれから、別の大仕事も待っているし・・・

今さら新年のご挨拶もなんですが、本年もよろしくお願いいたします。
2010年が皆さんにとって素晴らしい年でありますように!
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コメント
らくだのせなかさんへ
やはり、らくだのせなかさんの地域でも、このザワークラウトを食べるという習慣があるのでしょうか? 確かに、クリスマスまで暴飲暴食をするドイツ人の知恵ですね、お正月にザワークラウトは。 胃を休めましょうという、七草粥みたいな効用があるのかも。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします!
LINDAちゃんへ
すっかり明けちゃいましたが、本年もよろしくお願いいたします!
正月は寝正月にかぎりますよね。
「バベットの晩さん会」、原書ではノルウェーが舞台なんだけど映画ではデンマークに場所を移し小説に忠実。 素朴でユーモア溢れるデンマーク人たちとフランスの一流シェフが腕を振るうご馳走に、胸キュン度高い映画です。 
Mevさんへ
やはりナマスですか、ザウアークラウトは。 紅白ではないけれど、「白色で気持ちが新たに」という発想は新年に相応しいですね! でも、やっぱりソーセージと一緒にいただきました(笑)。
陽子さんへ
”Der 90. Geburtstag (Dinner for One)”は、本場はドイツ(?)らしいけど、北欧各国でも大晦日恒例番組。 でもタイトルが各国違うようで、スウェーデン語では "Grevinnan och betjänten"。 しかも、元はイギリスのものなのにドイツ版とスイス版があるらしい。 不思議なカルト番組だよねぇ・・・
かおにゃんたさんへ
この地域に住む特権は、デンマークのチャンネルが見れること! 女王様のスピーチと 90-års-fødselsdagen の間に、バベットまで観てしまいました。 スウェーデン国王はニューイヤースピーチをしないので、デンマーク女王のスピーチが、デンの国民じゃないけど(笑)楽しみです。 
ザウアークラフト・・・なるほど、ナマス感覚。 クリスマス料理に疲れた胃にちょうどいいのかも。
sarahoctavianさんへ
なんだかもう1月も半ばですね・・・
「Dinner for one」、スウェーデンに来て初めて知った番組ですが、本当にあれは不思議! あれを見ないと年を越した気分になれないんですよね。 しかし何故イギリス人は知らない古いイギリスのコメディが、ドイツ語圏や北欧では大晦日の伝統番組に?? 日本で「第九」や「蛍の光」を歌うようなものなのか? 
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
インターナショナルな新年でしたね。
このザワークラウトを食べるという習慣、私は新年を自宅で過ごしたことがないためか、知りませんでした。何だか、クリスマスまでの暴飲暴食を自省するのにもってこいの食事ですね。
今年もよろしくお願いいたします。
遅ればせながら
明けましておめでとうございま~す☆
Chakyさんのブログはやっぱり
ワタシにとって胸キュン度高し!

「バベットの晩さん会」いまだ見てないのです。
見なくっちゃ(^-^)

ワタシはコタツで、日本酒を友に、寝正月堪能しました。

Chakyさんにとって最良の年になりますように!
今年もよろしくお願いしますm(。-_-。)m
お正月のザウアークラウトは、日本でいえばお膾ですね。体にいいし白色で気持ちが新たになるという気もいたします。
知らなかった!
”Der 90. Geburtstag (Dinner for One)” ってドイツだけだと思っていたら、年末に偶然、SVT1で見て、びっくりしたよ。
と、思ったら、デンマークでもやっているんだ?!さらに驚きました・・・!
あれ、大晦日の恒例のテレビの見方が私と変わらない(爆)
まるでデンに住んでるようですね。
デンの女王さまのスピーチは大好きです。
政治に関与できないのでなかなか難しい中一年に起こったことを折り混ぜて海外のデン人やフェロー諸島・グリーンランドにも挨拶をするのが好きです。
ザウアークラフト、日本のナマスと思えば・・・違うかな(笑)

Chakyさん、お久しぶり!そして改めて、明けましておめでとうございます。本年がChakyさん一家にとって最良の年となりますように。
大晦日~元旦のレポートを楽しく拝見しました。我が家もニューイヤーコンサートやジャンプ週間観戦・・・国境を越えて似たようなことをしてたわ。それに、北欧の大晦日もDinner for oneなんですね!あれはイギリスでは誰も知らないとか、ホント不思議。

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