Smörgåstårta サンドウィッチケーキ

2009.06.14.
スウェーデンのパーティー料理というと、スモーガスボード(バイキング式、ビュフェ・スタイル)やヤンソン氏の誘惑が有名ですが、これまたよく登場するのが Smörgåstårta (スメェーゴストルタ、スモーガストルタ・・・ 直訳すればサンドイッチケーキ)。

こちらは市販品で、直径20cmほどの大きさ。

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余り物をいただきました

断面図はこのように。

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見た目ケーキ (tårta) なのですが、中身はサンドウィッチ (smörgås)。 薄く切ったパンの間にマヨネーズとクリームチーズ(またはサワークリームなど)を合わせたものを塗り、具(シーフード、ハムやチーズなど)を挟み、パンを重ねて断層を作り、周りもきれいにデコレーション。

パーティーなど大人数が集まるとき、作り置きができるし、暖める必要がないし、切り分けて食べて貰えるので重宝。 パン屋さんではなく、デリカテッセンなどで売っています。 またレストランで食べるものでもなく、ケータリングなどで注文します。 もちろん、出来る人は自分で作る。

これは、私たちの結婚式に、料理上手な義兄の奥さんが作ってくださった Smörgåstårta

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真ん中に置いてあるのがサンドイッチケーキで、左側の背の高いのは Spettkaka (スペッテカーカ) というスコーネ銘菓。 お祝いの席でよく出されます。

ひとつはシーフード、ひとつはハム。 見栄えがするのも、パーティ向き。 スウェーデン人は、このサンドウィッチケーキが大好きですね。 普段食べられないものだし、やっぱりすごく特別な料理。

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ケーキより小ぶりで、一人~少人数用には Landgång (ランドゴング)と呼ばれるものもあり、長方形の形をしています。 (Landgång には、船と波止場を渡す「タラップ」の意味があります。 この形から、そう呼ばれるのかも。)

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で、Smörgåstårta のお味はというと・・・ スウェーデンのケーキ同様クリーム部分が多過ぎ、胃にもたれる(私が食べ過ぎちゃったのよ。) ちょっと甘めのぼんやりした味が、これまたとってもスウェーデンなテイスト。 

チョコレートケーキ Smörgåstårta サンドイッチケーキの作り方:

といっても、厳密な作り方はないのです。 材料は、

パン・・・ 薄く切る。

・・・ 好みのもの。 ツナ、サーモン、小エビ、たらこ(魚の卵)、ハム、ローストビーフ、チーズ、卵、オリーブ、トマト、きゅうり、パプリカ、フレッシュハーブ・・・ サンドイッチやサラダの具になるようなものなら、何でも。 シーフード系、イタリアン系など、テーマを決めると良い。

クリーム状のもの・・・ パンと具をくっつける、つなぎになるものですが、クリームチーズ、サワークリーム、crème fraiche、カッテージチーズ、グリークヨーグルト(料理用の脂肪分の高いヨーグルト)など、具に合うものを。 マヨネーズと合わせることが多いですが、味付けは好みで、塩コショウ・酢・砂糖などで調節。

薄く切ったパンに、クリーム状のものを塗り、具を乗せ、またパンを置き、何段か層を作り(1段だけでもいいと思うけど)、上と周囲をケーキのように華麗で立派なデコレーションで仕上げるのが、腕の見せ所。
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コメント
LINDA☆さんへ
そう、この極小海老は、正しくグリーンランド産!
北欧では、どこに行っても盛り沢山のグリーンランド小エビちゃん。 確かに日本で見る小海老とは色も大きさも味も、違いますね。
でも、お鮨の甘エビ食べたいなぁ。
日本のものは何でもおいしいと思っていたけど、これはいただけない・・・ と思ったのは日本製のハムとチーズでした。 欧州のハムやチーズは、日常普通に食べてるものでも種類が豊富でおいしいのに。 とっても食文化の違いを感じましたよ。
ゆ~みんさんへ
初めまして。 コメントありがとうございます!

ゆ~みんさんはお料理が得意なのでしょうか? サンドイッチのケーキ風、味もデコレーションも、いろいろ楽しめそうですよね!
ランドゴングは、長方形に切ったパンの上に、いろいろな具(チーズ、ハム、野菜やシーフードなど)を見栄え良く乗せるだけなんですよ。 サンドイッチケーキよりずっと簡単で、ちょっと豪華なオープンサンドの細長い版って感じかな。 こちらも色々試して色々なバリエーションができそうですね!
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こんばんは!
お元気ですか?
最新記事の天麩羅も釘付けでしたが
ワタシとしてはこのサンドイッチケーキが。:゚(。ノω\。)゚・。
っていっても、ケーキは食べたことないんですけどね。
この盛り付け見ただけで。:゚(。ノω\。)゚・。
日本には真似して作ろうにも
この極小海老(グリーンランド産?)が無いのれす。
小海老はあっても、求めているものじゃないのですぅ!
出来あがるのはなんだか微妙に違うもの。
生ハムなんかもそうです。
そちらに居れば日本のもの恋し
こちらにいればそちらのもの恋し…ですよね。
ああ、懐かしい!レモンをキュッと絞っていただきたいです。
初めまして
初コメントさせていただきます。
このような食べ方もあるんですね。
週末に、色々試してみたくなりました。

サンドイッチケーキの中でランドゴングってのが気になります。
レシピがあったら教えてください。
naconaさん
(留守にしてたので、ご返事遅くなってごめんなさい!)
なかなか面白いアイデアですよね、サンドウィッチケーキ。 スリランカではサンドウィッチがちょっとした御持てなしなら、これは受けるかも!? 機会があったら、ぜひ作ってみてください! 具にスリランカならではのものを使ったり、オリジナルを創作できるのが、またこのサンドウィッチケーキのいいとこかも。
サンドウィッチケーキ・・・初めて見ました♪
なるほど!とまずは見た目のキレイさに驚き名の通りケーキみたいですね。
デコレーションで色々楽しめそうですね☆

スリランカではサンドウィッチはちょっとしたゲストがいらした時などに喜ばれるものなのでいつかドドーンと(絶対にこの様には作れませんが・・・!)作ってみたいな!と意欲だけは満々になりました☆
sarahoctavianさんへ
お帰りなさい~!
そうですよね~、食材も豊富な日本でおいしいもの沢山食べて戻ってくると、こっちの食べ物で戸惑う・・・
サンドイッチケーキ、いきなりパーティー用に挑戦するのは大変かもしれないので、普段にも作って腕を上げておくのも、いいかもしれませんね。
yukiさんへ
yukiさんならセンス良く、ささっと作っちゃいそうですね。 えっ、NZってシーフド高いの? 具は好みでいいんですよ~。 機会があったら、ぜひ♪
こんちわ~
海鮮食べ放題の里帰り旅行から戻ってきました。以来ぼーっとしちゃって、ドイツで何を食べたらいいかアイディアが浮かびません。このサンドウィッチケーキ、いいですね~。シーフード山盛りなのが二重丸。絶対トライしてみます。もっとも、こんな綺麗なのはやっぱりパーティ向けかしら?
美味しそう~♪
作るのも簡単そうでいいですね。
家でちょっとしたパーティーをする時なんかに。
見た目もいいし。
こちらだと、シーフードなど材料費がかかりそうだけど、
作ってみたいなぁ!
Gunvaldさんへ
そうですね、ピンクの小エビちゃんは北欧名物なのか大量に捕れるのか、サラダやサンドイッチなどに、たっぷり使われますね。 言われてみれば、普段スウェーデン人の料理のセンスをけちょんけちょんにけなしていますが、とても綺麗に見栄え良く料理を並べますね・・・ (実は私の方がスウェーデン人以下だったりするのですが・・・)

甘めのぼんやりした味は、クリーム部分ですね。 もうちょっと、何か工夫が欲しいんだけどな、とエラそうに思うのでした。
tulpさんへ
やっぱり海老に目がいっちゃいますね、「エビ爆弾」と名付けられたケーキ。 普段、出されれば何の気なしに食べていたけれど、こうしてブログに載せ、皆さんからおいしそう~とおっしゃっていただくと、すっごく特別な食べ物のような気がしてきた(笑)

あ、この左側のは、サンドイッチケーキではありませ~ん(汗) 別の、バームクーヘンのような製造方法で味は卵ボーロなお菓子のケーキなのです。 サンドイッチケーキは、真ん中にあるのと、その下の写真の一品です。
かおにゃんたさんへ
これは、デンマークにはありませんね~? とってもスウェーデンな一品。
レシピは、特にこれっというものがないんですよー。 基本はパンと具とクリーム状のもので、全て好みで揃える・・・って感じで。 マヨとクリームの組み合わせも、自分がおいしいと思う分量で良いのです。 (一応、レシピを追記しましたが、全然アバウトで参考になるかどうか・・・笑)

小エビはいつも盛り沢山なのが、嬉しいですね♪ このケーキの商品名は「エビ爆弾」だった。
ゆたさくさんへ
ヤンソンさんの方もご覧くださり、ありがとうございます♪ ←けっこうセンセーショナルなおいしさだと思いますよ。
スウェーデンは海に囲まれているので、伝統的にシーフードは豊富です。 (でも、ここの海域では日本や地中海のような豊富な魚介類は望めないけど・・・)
リトアニアで口にした唯一のシーフドといえば・・・ ニシン(?)の酢漬けがありませんか? パーティーの席で出され「あ、魚だ、魚!」と喜んだ記憶があります。
このニシンの酢漬けってスウェーデン名物でもあるのですが、リトアニアで食べたものがおいしいと感じましたよ~(久しぶりの魚だったからかな?)。
Setteさんへ
具はさっぱり系なんだけど、クリーム部分がクドかった・・・ スウェーデンにいらっしゃることがあれば、ご馳走いたします♪
Mevrouwさんへ
ぜひ作ってくださいな! いろいろなバリエーションができますし、ご自分の好みの味付けで作ったら、絶対おいしいですよ。 練習用のもおいしそうですね・・・ Mevrouwさんのサンドイッチケーキ、気になります。 
らくだのせなかさんへ
まったくその通りで、センスがものをいいますね。 また面倒臭がり屋さんも、ダメでしょうね。 (私じゃ作ろうにも作れませんね・・・)

スウェーデンのアンチョビと「すご~く臭いので有名な魚の缶詰」は、まぁ~ったく別物です! このsurströmming という臭い魚の缶詰は、主に北部で伝統的に食べられるので、私は見たことも食べたこともないんですよ。
sueさんへ
機会があったら、ぜひsueさんもお好みの味で作ってみて!
甘いものが苦手な人でも、これなら大丈夫♪
あ、そうなんです。 サンドイッチケーキと一緒に並んでいる筒状のは、以前ご紹介した、卵ボーロに似た味のお菓子です。 (覚えていてくださったなんて、感激です。)
ピンクの小エビ
おっ、このピンクの小エビは北欧に行ったときに頻繁に見かけたような記憶があります。
この出来上がりをみるとスウェーデン人も”見る”のも料理の内だということがわかっているのだなぁと感じます。

でも
>ちょっと甘めのぼんやりした味
というのは?何が甘い味付けになっているのですか?
うわ~~~海老たっぷりで・・・・
なんておいしそう・・・・
ああ、いますぐ食べに行きたい(笑)

結婚式のサンドイッチーケーキも
とてもきれいですね~。
左側のなんてけっこう高さもありますよね?!

見た目のきれいさといい、ほんとパーティーとかにもってこいですね♪

こっ、これは!
デンにはないデコレーションの美しい(笑)ごちそう!
そうか、パンをこんな風に使ってレアケーキを作るという発想、思いつかなかった~
レシピ教えてください~ マヨ、クリームの分量とか。

こっちってエビをふんだんに使いますね。ちょっといいカフェとかレストランならなおさら♪ 高くても許しちゃうわ♪
おいしそうですね~。デコレーションもとても綺麗で、食べるのがもったいない!
こってり好きな私の舌にはとっても合いそうな気がします♪
ヤンソン氏の誘惑もおいしそうですね~っ!是非試してみたいって思いました。

スウェーデンではシーフードを使った料理が人気があるのですか?
リトアニアでは、海産物が高価で、どうしても肉中心になってしまうので、シーフードをたっぷり使った料理が恋しいです。
美味しそう~
さっぱりめの具なのでぺロッといけるかと思ったけど・・・・結構下の部分がしっかりしていそうですね。あ~でも食べてみたい。作りお気が出来るのも魅力です。
最高ですねえ! 実は私自身は甘いものよりしょっぱいおつまみが好きなので、シーフードサンドイッチのデコレーションは、いただき!今度集まりがあって、ひと品ずつ持っていくのですが、その時に使わせていただきます。でも、まず自宅で練習します、さっそく明日!
なんだか
あまりにも美しくて、食べるのが勿体無いくらいですね。
確か、ストックホルムに旅行したときに、こういう美しいサンドイッチを売っているお店に遭遇したような・・・。20年近く前のことなので、記憶の片隅にしかないのですが。

これは、料理上手なだけでなく、センスの良い方が作らないといけない一品ですね。私では無理かも。

ところで、ヤンソン氏の誘惑に使われるアンチョビ風のものって、「すご~く臭いので有名な魚の缶詰」でしょうか?それとも、別物? もうすぐ近所にOケアがオープンするので、ちょっと探してみます。
とっても美味しそうです♪
サンドイッチ好きとしては興味深い1品です。
色んなデコレーションがあってどれも素敵!
ちなみに3枚目のお写真の右側のお菓子?は以前ご紹介いただいたものですか??

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