クリスマスのお粥 Mande と Malta の関係

2008.12.27.
クリスマスのライス・プティング、お米を牛乳で煮たスウェーデンのお粥 risgrynsgröt (リスグリンスグレット)

作り方(約2人分)は、鍋に米(1/2カップ)、水(1カップ)、塩ひとつまみを入れ、沸騰させた後、中火で約10分。 牛乳(2カップ)を注いでシナモンスティック1本をいれ、30分から40分ほど、焦げ付かないよう弱火で充分かき混ぜながら煮る。 好みでバターや砂糖を落して味付け。

この写真は、クリスマスのお粥をモチーフにしたキャンドル。
risgrynsgrot1.jpg

これはクリスマスイヴに作り、トムテにあげます。 一度作ったことがありますが、悲しいほど不味かった・・・

さて、余った risgrynsgröt で作るのは、Ris a la Malta (リス・ア・ラ・マルタ)

生クリームを泡立て、冷たい risgrynsgröt に混ぜ、そこに皮をむいたオレンジの房(その他好みのフルーツ、ベリーなど)を入れる。 あるいは saftsås と呼ばれる濃縮オレンジジュースやベリージュースみたいなのをかけて食べる。

これも大しておいしくないらしいが、私が一度食べたものは、ソースが saftsås ではなく、もっとしっかりしたベリーのソースだったし、冷めたいお粥もしっかりした味で、なかなか気に入りました。

今年は、デンマークのスーパーにて「さくらんぼソース」を買ったので、デンマークのクリスマスデザート Risalamande (リス・ア・ラ・マン)を作ることに。

材料 (約2人分、と思って作ったが、食べ切れない量だった。 日本人の胃袋だと5人分。)
米  3/4カップ
水  1カップ(200ml)
牛乳 2と1/2カップ(500ml)
バニラビーンズ (ステック状のもの1本)
アーモンド 約50g(または好みの量 細かく刻むか砕く。 一粒だけ丸ごとのアーモンドを入れ、それが自分のお椀に入っていたら幸運が訪れる、という風習も。)
生クリーム 1カップ(200ml または好みの量 泡立てる)
砂糖 大さじ2(または好みの量)
チェリーソース (または苺など、他の赤色のベリーで作ったソースというかコンポートみたいなのでも。)

鍋に水と米を入れ強火で2分間沸騰させた後、牛乳を注ぎ砂糖とバニラビーンズを加え(家にはなかったので、代わりにバニラシュガーを加え)中火で10分煮る。 その間、焦げ付かないよう木しゃもじなどで常にかき混ぜる。 その後弱火にして、30分から40分煮る。

冷ましてから、砕いたアーモンドを混ぜ、固く泡立てた生クリームを入れさっくり混ぜ、冷蔵庫で冷たく冷やす。 (レシピによっては、一晩置くことも。)

risgrynsgrot2.jpg

食べるとき、温めたチェリーソース(この kirsebærsauce って、デンマーク人、好きね。 でもスウェーデンでは、ほとんど見ない。 北の方ではサクランボが育たないからかな)をかけて、いただきます。 う~ん、おいしぃい。 濃厚~。 牛乳に生クリームだもんね。 もう、動けなくなるほど、お腹が重くなります・・・ (七草粥とは異なる効用だ・・・)

ところで、スウェーデンの Ris a la Malta (リス・ア・ラ・マルタ)。 マルタ(という地中海に浮かぶ小さな島国)とどんな関係があるのかと不思議に思っていたら、どうもデンマーク語の Risalamande (リス・ア・ラ・マン 元はフランス語の Riz à l'amande から)が訛って、そう呼ばれるようになったらしく、マルタとこのお粥は繋がりがないよう。 

つまり、Riz à l'amande (フランス)→ Risalamande (デンマーク)→ Ris a la Malta (スウェーデン)と、北上しながら呼称も変化していった?

確かに、スウェーデンのお粥にはアーモンドが入っていないが。 (riz は米、mande はアーモンドの意味。)
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コメント
プリンさんへ
お米とミルクって、あまり日本人の口には合わないと思いますが・・・ところ違えば、デザートになってしまうんですね~。
こちらこそ、今年はプリンさんのブログと知り合うことができ世界が広がりました。 ありがとうございます。 
良いお年を!
そして来年もよろしくお願いいたしますね。
sarahoctavianさんへ 食材
ガーデニングのブログまで見てくださり、ありがとうございます。 ヒヤシンスは、第4アドヴェントに行った時あの固い蕾だったので、クリスマスには間に合わなかったかも。 今頃咲いて、良い匂いを漂わしているかもしれません。

スウェーデンの小麦粉って、「小麦粉」っていうのしかないんですよ。 お菓子もパンも同じもの使います・・・ 酢といえば、一般的にはピクルス作ったりするキツい酢を指します。 今は外国からの食材も入ってきているので、リンゴ酢などもありますが、なるほどホワイトバルサミコ~。 今回の失敗を踏まえ、再度挑戦いたします。 いろいろご伝授ありがとうございました!
お米とミルクって想像できないのですが、デザートになってしまうんですね~。
Chakyさんのブログでは、いつも新しい発見があって楽しいです♪
今年は楽しく交流させていただいてありがとうございました!!
来年もどうぞよろしく^^
良いお年をお迎えください!
こんばんわ
あ、今Chakyさんのガーデニングのサイトに行ってました~。この場でなんですが、お義母さまの心のこもったお庭や屋内の飾りにタメイキ・・。見事なヒイラギですね!ヒヤシンスの花は咲きましたか?我が家でも聖バルバラの日に生けた連翹が花開き、春の風を運んできてくれました。
え~っと本題です。クレームフレッシュの方がコッテリしてて美味しいなぁと思ってますよ。小麦粉は私も悩んだのですが、WienerGriesslerという多分日本の強力粉にあたるものが伸びがいいかと使ってみたの。レシピには特に明記してなかったけど・・。生地は私のも固かったわぁ。焼く前に牛乳を上掛けするの忘れたんです。お酢は何のため何だか・・もしかして生地の伸びをよくするのかなぁ?スウェーデンのお酢はリンゴ酢?私は昨今はもっぱらマイルドなのでホワイトバルサミコを常用してます。私もシュトゥルーデル修業続けま~す。
sarahoctavianさんへ 作りましたが・・・
私はアプフェルシュトゥルーデルを作ることに興奮し、夢にまで観てしまいました。 Saure Sahne はスウェーデンになく、サワークリームに近いものなら Creme Fraiche (これは同じ名称であります)と思い、それを使いました。 しかしドイツとスウェーデン、食文化はかなり違う面もあり、特に材料となる小麦粉や乳製品がドイツのものとは異なるため、スウェーデンで作ってもドイツと同じ味ができません。
それで、アプフェルシュトゥルーデルの出来ですが、見事失敗(正夢となってしまった)。 用意してあったシナモンとアーモンドを入れ忘れました。 また生地がバリバリに固くなってしまって。
sarahocavianさんのレシピに「酢」とありましたが、スウェーデンの酢はきつ過ぎて、とてもお菓子作りに使えない代物。 多分もっとマイルドな「酢」なんだろうと思い、入れなかったの。 そのせいかなぁ・・・ でも、また挑戦します!
こちらこそ・・・
私のつたないアプフェルシュトゥルーデル・レシピを利用してくださるなんて光栄です~。サワークリームはSaure Sahneですが、もっと脂肪分が多いCremeFraiche(CremeDoubleとも呼ばれる)だとコクがでるかと思って、今回は使ってみました。あ・・・カロリーが・・・っ。スウェーデン語ではなんと言うんでしょうか?いやぁ、北欧とドイツはやっぱり食べ物も近いものがおおいですよね。Chakyさんのお宅はまさにその象徴ともいえる食生活をなさってるのかと想像してます・・(そこに和も加わって!)
rukoさんへ
rukoさんは、耳にしたもの、お米のお粥はまだトライしてないのですね。 ただ牛乳で煮ただけでは日本人の口には合わないかと思いますが、味付けをしっかり(甘くしたり脂肪分を多めにすれば)意外とおいしいですよ!

glöggを作られたとは、素晴らし~い! やはりセンスが良い人が作ると、手作りの方が断然おいしいですよね。 温州みかんの皮が、また良かったのかも。 私がアップしたレシピを参考にしてくださったようで、とても嬉しいです♪

"Sju sorters kakor" うちにもありまーす! 多くの家庭にもある、バイブル的存在のようで、スウェーデンの伝統菓子があますとこなく載っているので、とても参考になります。 英訳本も出ていたのですね。

> ヨーロッパの年越しは、花火がひっきりなしに打ち上げられる賑やかなもの。 しかし私としては、除夜の鐘に耳を澄ます厳かな年明けが懐かしく思います。 rukoさんも、良いお年をお迎えください!
sarahoctavianさんへ
私も、牛乳のお粥は、どうも・・・ 生クリーム入れてこってりさせたり、砂糖たくさん入れて甘くすれば、けっこうおいしいんですけど。
sarahoctavianさんのレシピでアプフェル・シュトゥルーデルに挑戦しようと決意したもの、今日は家になかったレーズンとサワークリーム(これがスウェーデンで何に値するのか、ドイツ語では何と呼ばれているのか分からず戸惑いましたが)を買いに行っただけで終わってしまいました。 作ったら、またご報告に伺います~。
お米のお粥
うわさには聞いていましたが、これが例のお米のお粥ですか。。。でも、オススメの方を是非試してみたいと思います。IKEAで買ったジャムもありますしね。今日本では、小麦アレルギーとか色々あって、お米の粉を使ったパンやお菓子が注目されています。米自体を使ったお菓子っていうのもありかもしれませんね。
 ところで、glögg作りました!自作の方がしっかりして(つまりアルコール度数が高い!?)おいしいです!レシピありがとうございました!最近アマゾンでswedish cakes and cookiesという本を買いました。もとはスウェーデンのSju sorters kakor という本の英訳本です。たくさんクッキーやケーキが載っていて、早速チョコのビスコッティを焼きましたよ。
日本はちょっとここに来て寒くなりました。凛とした空気の中で除夜の鐘を聞いて新たな年を迎えます。来年はスウェーデンに行くのが目標です。MORAの知り合いに合うのと図書館とICAが目的ですが、、、。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!
ミルクライスだ~
あ~トムテがクリスマスの夜にお腹空かせて家の周りをうろついてたキツネに分けてやった、あれですね?!牛乳粥に甘いソースやシナモンシュガーをかけて食べるの、私はどうしても苦手で・・・これが大好きな息子には申し訳ないが・・。

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