エルダーの花のジュース Flädersaft

夏至祭(6月中旬)に夫の実家へ行くと、西洋ニワトコの花を集め、ジュースを作ります。 和名は西洋ニワトコですが、英語名エルダー (elder) の方が耳にするかな? スウェーデン語では Fläder (フレーダー、フレーデル)

スウェーデンでは、誰のものでもない土地、原っぱや道路脇などにエルダーの潅木が生えていることが多く、初夏に小さな白い花の房を付け、甘く爽やかな香を放ちます。

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芳香が良いだけでなく、発汗作用や利尿作用などハーブとしても効用があり、ジュースの他にも、ジャムやアイスクリーム、ハーブティーやキャンディーなどあり、スウェーデンに限らずヨーロッパではとても親しまれているハーブの一種。

Sue’ cafe の Sueさん
は、おいしそうな梅酒を漬けていらっしゃいましたが、うちで毎年漬けるのは、エルダーの花です。 

今年は早くから暑い日が続いたので、夏至の頃にはもう花が終わり始め、普段の半分しかエルダーの花が集められませんでした。 でも、いつもは60房の花を集め、2リットルのシロップを作るので、半分の量でちょうど良かったかも。

毎年作ったエルダーの花のジュースをお裾分けしていた日本人の友人は、今年イギリスへ引っ越してしまったし・・・ 彼女からは、「UKもエルダーフラワーのジュースを良く飲むようで、ジュース、紅茶など様々に使われています。 でも、Chakyさんから頂いたジュースが一番です!」と私の flädersaft を懐かしがってくださり、嬉しい限り。

私のレシピは、義母から教わったものですが、家庭によって flädersaft の味は異なります。 スモーランドのBさんのお家でご馳走になった flädersaft は、とっても甘かった!(それはそれでおいしかった!) うちのは、飲むときもレモン汁を加えるので、さっぱりした風味。

この、エルダーフラワーのジュースが気になる方へ、レシピを公開いたします。

エルダーフラワー(西洋ニワトコ)のジュース Flädersaft の作り方 1リットル分

用意するもの : 10リットルの容量があるバケツ、 漉し器、 ジュースを入れる容器
材料 : エルダーの花 30房、 レモン 2個、 砂糖 1kg、 水 1リットル

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作り方 
1. 採集したエルダーの花と、輪切りにしたレモンを、バケツの中に交互に入れる。
2. 水を沸かし、砂糖を入れ溶かす。
3. 砂糖水の熱湯を、バケツの中に一気に流し入れる。
4. 花が浮いてこないよう、上に重石として皿を置き、3日間そのまま放置する。
5. 3日後、砂糖水に浸けてあった花とレモンを、漉し器で漉す。 (2リットル以上の容量がある容器の上に、漉し器を装着し、バケツの中身を一気にあける。)

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6. そのまま、1時間半、置いておく。
7. 花とレモンは捨て(このとき、花とレモンを絞ったりせず、そのまま捨てること)、 ジュースは瓶(ペットボトルなど)に詰め替え、冷蔵庫で保存。 (2,3カ月は持ちます。 念のため、市販の防腐剤を加えても。 冷凍保存の場合は1年ほど。)

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このジュースは、シロップですので、飲むときは水で10倍に薄めます。 ピッチャーに、エルダーフラワーのシロップ 100mlを入れ、水900mlを足し、そこにレモン1個を絞りいれると、さっぱり爽やか夏の飲み物〜。 小さめの容器に入れ、冷凍保存すれば、小出しに、1年中楽しめます。 エルダーの花は解熱作用があるので、風邪を引いて高熱がでたときに飲むのもいいかと思います。

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コメント

お!
結構な量ができるんですね!自然のものはいいですね。
私は花とか全然わからないのですが、ドイツにフリーダーとか言われてるのがあって、フレーダーと発音似てるしどうなのかと思ったら、フリーダーはライラックでした(笑)
おとぎの国
 おとぎの国の話のような世界。お花でジュースを作るなんてロマンティック!で、ハーブの作用もあって病気にも効くとは実用的でもありますね。私も一度飲んでみたいわ。
エルダーの花のジュース、どんな味がするのでしょうか?
日本では、エルダーの花って売ってるのかな?
少し調べてみると、エルダーと日本のニワトコとは近いですが少し違うようです、
あるネットショップの解説

『古代ギリシャやローマ時代から万病を治す薬として知られていて、属名のサンブクスはその当時の名に由来している。  日本国内のニワトコ(接骨木)と近似しているが、その利用は欧州で一段と活発であって、欧州の医師は医薬品の一つとして利用してきたようで、18世紀の欧州でラブと呼ばれた薬は果実の煮汁であって、風邪薬として売られたと言われている。  中世に我が国に渡来した南蛮医学や蘭方医学でもしばしば利用され、その使用は果実、葉、材部などと幅広い。   黒紫色をして熟した果実はワインの原料や色つけの材料として利用されてきたが、北米に自生するアメリカニワトコの果実はジャム作りを始め食用として利用されてきた。常に加工用であって、生食はしない。』

効能は『風邪の症状を緩和に。花粉症の改善に。便秘に』だそうです。で、なんとこの”ハーブ・エルダー”なる商品、500グラム4515円もします。グラム9円強。
そちらでは、“只”で入手できるんですよね。
ウチの嫁、ハードな『便秘』で、悩んでいて、色々試しているようです(中には非常に高価な”漢方薬”も……)。
このジュース、ハードな『便秘』に効きますかね?

ところで、Chakyさんのお勧め「スウェーデン関連必読書!?」から、「スウェーデン人のまっかなホント」を購入しようとしたのですが、なんとamazonさん、「只今、品切れ中」でした(^^;)

こうなると、ますます欲しくなるから、人間って我儘な生き物ですね(^^)
Setteさんへ
私もスウェーデン語のフレーダとーとドイツ語のフリーダーは同じ花だと思いましたよ! エルダーはドイツ語で Holunder です。 と知ったのは、ドイツに行ったときエルダー入りの「のど飴」を見つけて。 Ricola のハーブキャンディーでエルダー味が売ってたの。 パッケージにエルダーの花の絵があったけど、花ではなく実を使ってあるようで、色は紫。 ドイツに行くと、いつもこの「のど飴」を買います。
めたるさんへ
私もお花でジュースを作るとは、知りませんでした。 今度日本へ帰るとき持参して、めたるさんにも味見していただきたい! ロマンチックで可憐な花なので、めたるさんにピッタリ。 病気に効くというのも、ミソです。
阿瀬王さんへ
「ニワトコと」いう和名があるので、日本にもある花かと思ったら、わざわざ「西洋」と付けて区別するほど、違うものなんですね。 ヨーロッパのお医者さまが日本にももたらしたとは、知りませんでした。 花が咲いた後の、紫色の実も活用できるとは聞いていましたが、便秘に効くのは、どちらでしょう。

エルダーの花のジュースは、主に香を楽しみ、味はさっぱりしています。 レモンを入れて飲むので、ビタミンCもたっぷり! 水分補給にもなるので、お通じにも良さそう。 奥様にもぜひお勧めしたいですが、日本では高価な商品なのですね・・・ うちでは、花はそこら辺に生えている木から取ってくるのですが。

「スウェーデン人のまっかなホント」品切れですか! かなり以前に出版されたものなので、再版してないのでしょうか? 私も、もう一度読みたいのですが。
便秘の薬?
夏らしい飲み物ですね。
以前、IKEAのカタログで見かけたような気がします。(確かこんな感じの白い花のラベルだったような・・・)

便秘に本当に効くかどうかは定かではありませんが、私の知人が家に来たときにジンジャーエールをだしたところ、
「これ便秘にいいんですよね。」と言っておりました。
http://www.asahiinryo.co.jp/wilkinson/
(”ドライ”と普通の2種類がありますが言っていたのは普通の方です。普通の方が辛い。)
最近では割とあちらこちらのスーパーでも見かけるようになりましたし、酒屋さんに頼めば取り寄せてくれると思います。
ご興味があればお試しあれ。
おぉ!
お花のジュースだなんて美味しそうです!
う〜ん飲んでみたいけれど、エルダーって日本でも
うっているのかしらん。
うちの梅酒は出来上がりはまだまだ先です。
紅茶を入れたほうがかなり気になっていてたまに
ふたを開けて匂いを嗅いでみるんですけど、
全然紅茶の香りがしないんですよね〜・・・(笑)
Gunvaldさんへ
あっ、日本のIKEAの SWEDEN FOOD コーナーにありました、fladersaft! カタログには家具以外の商品も載っているんですね。 日本のIKEAで食品販売しているなら、スウェーデンのMUJI(無印良品)でも、食品販売してほしーー!

ジャンジャーエールが便秘に効くとは、初耳です。 早速、試して・・・ って、これは私にではなく、阿瀬王さんの奥様への情報ですよね?(汗)
sueさんへ
日本のIKEAでエルダーの花のジュース、売ってるそうですよ。
でもね、私の作ったものの方が、おいしいんですよ。

お花のジュースは3日間漬け込むだけですが、梅酒はもっともっと長く漬け込まないといけませんものね。 私も、紅茶の梅酒が気になる〜〜。 しかし、紅茶の香りがしないとなると・・・ 気長に待ちましょう♪

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