Ystad イースタ

2007.07.19.
スコーネの南東に位置する町、Ystad (イースタ)は、中世の街並みが残る小さな港町。 ポーランドやBornholm島(デンマーク領)へのフェリーが発着し、観光客で賑わいます。 そして、スウェーデンはもとより世界各国でベストセラー、ヘニング・マンケルの推理小説、Kurt Wallander警部が所属し活躍する町。 小説についてはこちら、クルト・ヴァランダー警部シリーズ by Henning Mankell をご参照ください。

Ystad へは、マルメ (Malmö) 中央駅から1時間に1本、電車が出ています。 同じスコーネでも、人口が多い西海岸地域に比べ、東側は人口も少なく辺鄙。 のんびりした雰囲気が漂います。

Ystadの駅を降り、街の中心に行く途中、こんな素敵な古い家が連なっていて、ここを歩くのが楽しみの一つ。
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ショッピングストリート。 この建物は、イースタで一番古いもの。
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レトロな?ハンバーガー屋。 世界規模のハンバーガーチェーンも、もちろんあり、そっちの方が客が入っていますが、私はここの古ぼけた感じ好きなのです。 普段ハンバーガーを食べない私が、年に1回は食べたくなり口にするのが、ここ。 これまた1年ぶりに飲むコーラの甘さに、ビックリ。 うう~ん、ジャンクな味。 でも、ここのハンバーガーはおいしいよ。
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ちょっと横道に行くと、情緒豊かな古い建物が、
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いたるところに存在するのです。 スウェーデンの町は近代化で破壊されているので、Ystad のように現存している町並みは珍しい。
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広場に止まっている昔の消防車、今は観光バスとして町の中を駆け巡ります。
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こちらは昔の消防署。
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そしてスウェーデンでもっとも古い修道院。 1267年に建設が始まり、1400年頃完成。しかし北欧の国々はカトリックからプロテスタントになったため、当時この地を収めていたデンマーク王により、修道院は1532年に閉鎖。 その後この建物は、病院、図書館、博物館、果ては倉庫としても使われました。 1902年から1912年に、大規模な修復がなされ、現在は重要な歴史的建築物として、博物館、市民の憩いの場、観光名所となっています。
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隣接のローズガーデンハーブガーデンも、市民の手できれいに手入れされています。

オマケ

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青空に溶け込みそうな、青い家!
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コメント
Yokoさん
コメントありがとうございます。
Kenneth BranaghのWallanderシリーズはまだ拝見していないのですが、Kenneth Branaghは格好良すぎてWallanderのイメージに合わないように思います! Ystadはのんびり観光するのに良い街ですよ。 ぜひぜひいらしてください!
Kurt Wallander
2010年のBBCのWallanderシリーズを観て、Ystadのことを知り、日本に居るともだちがこのブログのことを教えてくれました。とてもわくわくして拝見しました。Malmoは行ったことがあるのですが、来年はぜひYstadへ行きたいと思っています。Wallander役のKenneth Branagh の演じるすばらしい個性が私にはWallanderのイメージそのものなのですが。Ystad郊外の風景は心象風景に近い響き合うものがありました。
Gunvaldさんへ ヘニング・マンケル氏
この作品は、まだ読んだことがありませんが、日本語訳は嬉しいですね! 
ヘニング・マンケル氏は、アフリカなど外国に長く暮らしたためスウェーデンを外側から見ることができるのか、本当のスウェーデン社会の姿を的確に言える人です。 それをスウェーデンに住む側の目で描写するのだから、すごい。 
Gundvaldさんと感想が語り合えるよう、スウェーデン語版探して読んでみます。
タンゴ・ステップ
ヘニング・マンケル氏の新作が近々刊行されるようです。
http://www.tsogen.co.jp/np/kinkan.do

どこかでクルト・ヴァランダー シリーズ作品の中の登場人物が主人公になった作品だと紹介されていたように記憶しています。
Gunvaldさんへ
まさしく金髪で巨漢!ですね~、ロルフ・ラスゴードは。
彼はスウェーデンでは名役者として高い支持を受け、信頼されている俳優のようです。 (たいてい皆、良い俳優で大好きだ、と言います。)
私は原作を読む前にスウェーデンのTVでヴァランダーを知ったので、小説を読んでもヴァランダーはロルフ・ラスゴードになってしまいますが、Gunvaldさんが映像をご覧になった場合どのような印象をもたれるか? ぜひ見ていただきたい! 日本版DVDって、でないんでしょうかね!?
ロルフ・ラスゴード氏という俳優さん
ロルフ・ラスゴード氏という俳優さんは金髪で巨漢の人ですよね。
この方は(以前DVD-Boxを買おうかどうかとお話した)TV版マルティン・ベックでグンヴァルド刑事役をやっていました。
既に購入した映画版のマルティン・ベック”Mannen Pa Taket”の特典映像に入っていた著者のマイ・シューヴァル氏のインタビューでは、映画版よりこのTVドラマ版のほうが原作のイメージ通りだと言われていた俳優さんです。

ぜひ観てみたいものです。
honyomi-worldさんへ
はじめまして。 ヴァランダーファンの方の素敵なブログに引用させてもらい、嬉しい限りです。
Ystadの町には、ヴァランダーファンが各国から訪れるとか。 凶悪犯罪が起こるとは思えない、のんびりした町です。
Wallander役のスウェーデン人俳優は二人いて、人気が高いのは、ロルフ・ラスゴード(Rolf Lassgård)。 99年にアカデミー賞外国語部門に輝き、日本でも公開された映画『太陽の誘い(Under solen)』に主演していた俳優です。
すてきな町
はじめまして。私のブログに引用させていただきました。
Wallanderファンのひとりです。
記事の中で書いているように、てっきり架空の町だと思い込んでいました。
こんなに可愛いい町だったのですね。
また、ドラマも見てみたいですが、言葉がまったくわからないのでWallander役の俳優だけでも見てみたいです。
Kanaさんへ
KanaさんはWallanderファンなのですね!Wallander役は、途中交代したりして二人の俳優(Rolf Lassgård とKrister Henriksson)が演じていますが、どちらのファン?
犯罪小説だから、暗いシーンが多いけど、Ystadの町は、とってもチャーミングですよ。 いつか訪れたら、ぜひWallanderの足跡も辿ってみてください。
写真では青空ですが、なぜかYstadに行くと、雨に降られることも多い。
mar.さんへ
こちらこそ、ご無沙汰しております。
私も奥様のブログを拝見し、お二人の頑張っている様子や、そちらの様子を、夫と共に楽しんでおります。
Ystadは、確か新婚旅行で寄った町ですよね。 またいつか、こちらに遊びに来てください。
夫からも、よろしく!とのことです。
Setteさんへ
でしょ、スウェーデンっぽくないでしょ!? 特に、この地域はスウェーデンになる前はデンマークだったから。 ドイツは中世の街並みが、たくさん残っていますよね。 でも、この裏路地は特別に素敵でしょ。 いつか一緒に・・・(私と歩いて、どうするって。)
いつもテレビドラマで・・・
Wallanderだけは、DVD全部観ました!(スウェーデン語のドラマは、まだきついのだが・・・)そしていつもこの町の名前が出る度に、どんなところなのか凄く興味があったの。

Wallanderでは、海岸(だと思う)のシーンや船着場が多かったけど、街はこんなに素敵なのね!古くて可愛い町並みが、そのまま残っているなんて、見て見たい。しかも、この写真がお天気最高で、青空も花も美しい~♪
ごぶさたです。
大変ご無沙汰しております。
常々スウェーデンの事を考えては、chakyさんのブログを通して楽しんでおります。

Ystadはスウェーデンの中で、僕の大好きな街のひとつです。本当に小さな、心温まる街です。

またスコーネ、行きたいなぁ。
ご主人にもよろしくお伝えください!
素敵な町~
こんなに昔っぽい建物があるイメージがないんです、スウェーデン。(写真とか、テレビとかで見る事しかないんですけど……汗)残ってるところには残ってるんだなぁ~。あの、裏路地っぽいところ超歩きたいですっ。うふ♪

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