民族衣装 シフトドレス

2007.06.27.
民族衣装の一番下に身につけるのは、ブラウスとスカート下の部分が一緒になった「シフトドレス」。 リネン(亜麻布)製。 布地の質も大切で、必ず100%麻、綿、毛、絹でないといけませんし、ナイロン等が混じった糸を使うことも禁じられています。

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シフトドレスの胸の部分には、3文字のイニシャルと年号が刺繍されます。 左から「服の持ち主のイニシャル」、「その父親のイニシャル」、DかS。 D なら娘 (dotter) で、S なら息子 (son) という意味になります。 年号は、その服が縫われた年。

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全て手縫い。 縫い方、刺繍の仕方にはそれぞれ名があり、正式な方法で縫わないといけません。

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縫い目も飾りの一部なので、細かく真直ぐ、見た目きれいに縫わなくてはいけません。 私も真直ぐ縫うだけの、一番簡単な部分は自分で縫いましたが・・・ ひだを寄せたり、布の糸目を数えて縫い絞ったりは、義母の手によるものです。 本当に細かい手作業!

もちろん、ミシンで縫えば早いし、ミシン縫いで仕立てた民族衣装も多く出回っているよう。 そのようなものは値段が安いです。 新聞の「売ります」欄で、ときどき民族衣装も売りに出されていますが、値段で正式なものか否かが分かります。 義母は頼まれ、中古の民族衣装の見積もりもしますが、形がちょっとでも違ったり、一部でもミシンが使われていると、価値がなくなってしまうとか。
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コメント
ももさんへ
ありがとうございます!
ももさんは、スモッキングステッチをなさったことがある?
(これをしたのは私ではなく義母・・・)
ささっ、と浴衣の着付けができる方が、格好よくて素敵!
寝付けずにネサフしてて辿り着きました。
下着(?)まできちんと決められているのですねー
スカート部分かな?袖の部分も、スモッキングステッチ・・・あれものすごい面倒なんですよね;;
わけが分からなくなるし。 すごいなぁ素敵だなぁ。
浴衣の着付けは多分これよりもはるかに簡単ですw
Kanaさんへ
たまたまスウェーデンでは身近に民族衣装のエキスパートがいてくれたおかげで、私は日本の着物となると、まったく分かりません。 着付けもできません。 自分の国の文化を知らないということは、海外に出て恥ずかしい~と思うことしきり。
でも最近日本でも、日本人よりも外国人の方が、日本文化に堪能だったり、伝承したりしてますよね。
Setteさんへ
ドイツの方が地方の伝統など、色濃く残っていそう。 義父はドイツの自分の出身地域の民族衣装を持っています。 (フォークダンスをしているとき、義母と出会ったから。) ドイツの民族衣装の方が、かっこいいよー。
日本の着物も・・・
日本の着物も伝統的なしきたりを守ったものとかって、目が飛び出るような高さですよね?十二単とかって、やたら凄いじゃないですか?
でも民族衣装って面白いですよね。歴史の無い米国なんかじゃ無いけど、欧州の国々は大抵ある。
日本も最近「ワンタッチ着物」とかあるけど、やっぱり伝統的なものを知っている人が少なくなっちゃうから、不便でも守って欲しいですね。
Chakyさんは貴重な手縫いの経験が出来たわけだから、その辺のスウェーデン人よりもスウェーデン人してる??
すご~いっ。
細かい作業ですね。決まり事も多いし。でもそういう伝統、いいと思います。いつまでも残って欲しいですね。ドイツでも、オクトーバーフェストとかになると、猫も杓子も、って感じで着てますけど、本当に昔ながらのスタイルは少ないみたいです。

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