時代と共に多言語教育

2013.02.06.
「ご家庭では何語で話しているんですか」と教育者(保育園関係)から聞かれることがあり、「ママは日本語で、パパはスウェーデン語です」と答えると、感嘆し「素晴らしい。 ぜひ、複数の言語で育ててください」と言われます。

スウェーデンは移民や国際結婚が増え続けているので、スウェーデン語以外の言語を話す家庭は多く、また最近はバイリンガル子育てを奨励するような記事もよく目にします。 小さいうちから2カ国語、複言語を使用することはメリットばかりである、という科学的根拠も述べられている。 (脳が、同時に複数のことを素早く考えることができ、それは歳を取っても衰えなんだと。)

しかーし、夫兄弟が幼い頃、ドイツ人の父親は決してドイツ語で子供達に話しかけなかったという。 「なぜ?」と義母に聞くと、

「だって、当時は、単一言語、スウェーデン語だけで育てなさいって言われていたから」。

そう、両親の言語が異なる70年、80年代生まれの人たちって、スウェーデン語以外の親の母国語を話せない人たちが多い。 以前、児童館にお孫さんと一緒に来ていた、長年スウェーデンに住む日本の方も「私が子育てしていたときは、今後もスウェーデンに住むのなら、スウェーデン語のみで教育しなさいと言われたので、日本語を教えなかった」とおっしゃっていた。

それが、いまや、バイリンガルブーム? 「家庭でふたつ(以上)の言語を話すのは、子供達への贈り物」とか言っているし。

でも、言葉を一から覚え始める赤ちゃんのうちから複数の言葉でコミュニケーションをとるのは、子供の方も大変だな、と思う。 うちの子は、日本語とスウェーデン語を同等に話し理解できるが(いちいち私には日本語、その他にはスウェーデン語と使い分ける、または2カ国語で言う)、その分言葉は遅いし、言いたいことが言えずに癇癪起こし、「んんっ、んんっ」と指差しすることが多い。 (←典型的な、バイリンガル幼児の例。)

その苦労を見ていると、単一語にした方が、子供も周りの大人もラクなんじゃないか、と思うのですが、最初は大変だが、あるときを境に、2カ国語が同等にすらすら出てくるようになるものです、と言う。

まぁ、うちの場合、私のスウェーデン語の発音を子供が覚えちゃったら、それこそ大変だと思うので、私は日本語に徹していますが。。。

でも、うちの夫の例、友人の子供の例、複数の言葉を話す家庭の例は身近にいろいろ見聞きしますが、それぞれ(それぞれの環境、それぞれの子供達による)、ですね。
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セムラはただの白パンです

2013.02.11.
洗礼を受けた子供達のお祝いの会みたいなのが、日曜日に教会で開かれました。

前回はケーキが振る舞われましたが、今回は、fastlagsbulle。 ちょうど fastlagssöndag (赦罪の主日) と呼ばれる日だったし。

ズラリと並び、圧巻! お店のショーウィンドーに並ぶより多い! 全てボランティアさんの手作り。
 
fastlagsbulle1.jpg

この fastlagsbulle とは、いわゆるセムラです。

でも、スコーネ地方では、fastlagsbulle と呼ばれます。 今は一般的セムラと言う人の方が多いかもしれないけれど(お店でも semla が主流だし)、ちょっと年齢が高くなると、 スコーネの人なら、fastlagsbulle と言う。 うちの義母もそう。

義母のお父さんが、昔、ちょうどセムラを食べる時期にストックホルムに行ったときのこと。

ストックホルムに着き、まずはフィーカと、カフェに入ってコーヒーを頼んだら、給仕の人に「Semla も一緒にいかがですか?」と勧められた。 「じゃあ、ひとつ頼むよ。 あ、バターも付けてね」と言ったら、給仕の人が怪訝そうに、「Semla って、このことですよ」と持って来てくれたのを見てビックリ。

fastlagsbulle2.jpg

「これは、fastlagsbulle じゃないか!」
スコーネでは、semla というと、ただ単に白パンのことを指していたのでした。

教会の人たちも、招待状にも、fastlagsbulle と書いてあったし、言っていたけど、それは自然にそう言っていたのか、それとも fastlagssöndag を意識してのことだったのかな?

でも、本来食べるのは、火曜日の Fettisdagen。
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