正月のキャビアはおあずけ

2013.01.07.
以前、エミリアさんがIKEAの数の子をご飯で召し上がっていた。

その記事を拝見するまで、あれが数の子で、ご飯で食べるという発想が、まったく私にはありませんでした! 自分で買って食べようとも思わなかった。

スウェーデンでは、kaviar, caviar(キャビア)と呼ばれていますが、もちろんチョウザメの卵とは関係なく、魚卵の加工品は総称してキャヴィアと呼ばれるまでのこと(笑)。 (rom は魚卵のこと。)

で、突然スウェーデン風キャビア(スウェーデン産数の子)が気になり始め、クリスマスが近づきスーパーのお買い得品に並んだのを、正月用に購入いたしました。

caviar1.jpg

通常、オレンジ色と黒色の2種類がありますが、着色です。

スウェーデンでは、kaviar はお持てなしの一品で、カリカリのトーストに乗せたり、カナッベに散らしたり、半分に切ったゆで卵の上に盛ったり。

夫に、どうやって食べようか?と問うと、「Blinier にしよう!」
ブリーニア?
「スウェーデン料理じゃなくて、ロシアとかエストニアのパンケーキで、そば粉と小麦粉を混ぜて作るの。 そこにキャビア(注:スウェーデン風数の子のこと」、gräddfil(サワークリーム)、刻んだ赤タマネギを乗せて食べるんだよ」

おお、そりゃおいしそうだ! 正月料理は、それに決まりね!

しかし、、、

大晦日。 年明けの花火と共に、大事に取っておいた義父の故郷のスパークリングワインを開けるつもりだったのだが、夜中まで起きている気力もなければ、したいこともなかった私たち。 また明日の朝には、クリスマスも正月も分かってないガキが、6時にはパチッと目覚め、パチッと部屋の電気をつけるんだろうな、、、 (初日の出を見るんじゃないから、、、っていうか、日の出は9時頃だし。)

それで、22時半にはワインを開ける。 このワイン、11%だけど、グラスに1杯もまだ飲んでないけど、ずいぶん酔いがまわるのが早い、、、 夕食に年越し蕎麦食べたっきりだからかな。。。

なんだかふらふらしてきちゃったので、二人ともそのまま布団に潜ったら、私はすぐに寝息を立てていたそうだ。 しかし、夜中の花火でウツラウツラ目が覚めたら、隣の夫は高いびきをかき、目覚める様子はない。

ガキ、じゃなくて子供も、すやすや寝ていたのに、朝方3時に突然起きたり、結局7時には目覚めちゃったので、私も起きる。 夫に、「まだ寝てていいよ」と声をかけたら、なんと9時まで寝てた! (ずいぶんワインがまわっていたのね、、、)

私の方は二日酔いの気があるし、寝不足なので機嫌が悪い。 そのうえ、今日食べるはずのブリーニの食材(サワークリームと赤たまねぎ)を調達していないではないか!

そして、新年早々、ギャーギャー言い争い。

小雨が降る中、私はあのスーパーなら元旦でも開いていると買い物に行ったら、閉まっていた。

今度は、ネットで今日も開いているスーパーをチェックし、今度は夫が小雨の中外に出る。

さて、食材は揃ったが、食欲はないのでキャヴィアは夕食にすることにし、コーヒーを入れてフィーカしよう。 クリスマスの残りのお菓子があるの、食べちゃわなきゃ、と生クリームを泡立てる。

しかし、今度は生クリームが胃にもたれ、夫も何も食べたくないと言う。

翌2日から、夫は、5日勤務。
私は、一人でガキの世話、という過酷な日々が待っていた。

正月のキャヴィアを食えるのは、いつ、、、
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エストニア風ブリヌイを数の子で

2013.01.17.
元旦に食べ損ねた数の子、ようやくゆっくりする時間ができて、夫が Blinier(ブリーニア)を作ってくれました。

通常、スウェーデンでは、キャビア (着色された瓶詰め入り数の子)は、カナッペやトーストの上に乗せて食べるものだが、ぜひ Blinier を作りたいという。

このスウェーデン語で Blinier と言っているのは、ロシア料理のブリヌイのことで、スウェーデン料理ではありません。 なんでも、エストニア人に教えてもらったとか。

夫の友人がストックホルムの島におばあちゃんから譲り受けたサマーハウスを持っていて、数ヶ月そこで一緒に暮らしていたとき、島の見回り役みたいなおじさん兄弟がいたそう。 子供の頃、戦争中にエストニアからスウェーデンに逃れて来たという。 (親と別れて戦火を逃れスウェーデンに来た子供達は多く、故郷は戦後ソ連に組み込まれてしまったので帰れず、そのままここで暮らしている人たちが数多くいる。)

ある日シェフである友人が、そのエストニア人の兄弟をディナーに招待し、「メインは用意するから、前菜持って来て」と頼んだところ、作ってくれたのがブリヌイ。

夫は、そのピュアな味に感激したとか。 で、再現してくれたのが、こちら。

caviar2.jpg

ブリヌイには、ジャムなどを乗せていただくデザート系もあるけど、これは塩味の前菜系。 そば粉が入りイースト発酵してある軽い口当たりのパンケーキは、そのまま食べてもおいしい。 サワークリーム、数の子の味も引き立つ。 具はたっぷり乗せるよりも、ほんのちょっとにすると、ブリヌイの風味も損なわない。

発酵したら大量になり、これだけでお腹いっぱいになりました。

作り方

材料
牛乳 4dl
サワークリーム 1dl
イースト(生) 30g
そば粉 2dl
小麦粉 2dl
塩 小さじ1
卵 2個 (卵白と卵黄に分け、卵白は硬く泡立てる)

牛乳を人肌に暖める。

そこに、イーストを指でほぐして入れ、溶かす。

そこに、小麦粉、そば粉、サワークリーム、塩、卵黄を加え混ぜる。

ボールに布をかぶせ、1時間発酵。

焼く前に、卵白を硬く泡立て、発酵させた生地にサックリ混ぜる。

お玉じゃくし1杯分を、フライパンで、両面色よく焼く。
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