スウェーデン教会の宿

2009.06.04.
7月にロンドンへ行く計画を立てています。 (THUNDER の解散コンサートを観に行くわけで、じゃなかったら、こんな真夏の観光ハイシーズンにロンドン旅行なんて企てない・・・)

ロンドンでは、泊まってみたいなと思う宿があります。 貴族の血を引く若き美術商の方が、商用でロンドンに宿泊際よく利用すると、薦めてくれた宿です。

それは、ハイソな一流ホテル・・・ ではなく、スウェーデン教会 (Svenska kyrka, Church of Sweden) が経営する宿。

ロンドンの中心から遠くないし(最寄の地下鉄駅は Canada Water)、安くて(£20~)、清潔(←これ重要)。 朝食込み(イングリッシュ・ブレックファーストではなく、スウェデッシュらしい)。

しかし、バス・トイレは共同。 数泊する予定なので、それじゃ落ち着かないかな(連れは日本から合流する妹なので)と、今回は却下。 ホテルというより、ユースホステルのような造りのようです。 (先の美術商は貴族の血を引く庶民派なのよね。)

スウェーデンの新聞や雑誌、コーヒーとお茶菓子が用意され、TVルームにダーツやビリヤードもあり、簡単なキッチン用具も揃っているので、ちょっとした自炊もできるそう。

スウェーデン教会は、スウェーデンの国教会で(2000年に一応、国と教会は袂を分かつことになったんだけど)、世界のあちこちに存在しています。 これは、スウェーデン教会ガイド国外編。 海外旅行の邪魔にならないようなポケットサイズ。 ちょっと荷物の間に挟んでおいて・・・

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旅先でスウェーデンが恋しくなったら、またトラブルに巻き込まれたら、スウェーデン教会を探せば、そこにはスウェーデン語で対処してくれる人達がいるので安心。 ただフィーカ(コーヒー飲んでお菓子を食べること)するだけでも、もちろん歓迎。

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中には宿泊施設を備えたところもあり、誰でも(スウェーデン人じゃなくても、キリスト教徒じゃなくても)泊まることができます。 

ロンドンの宿は、正式名称を Sjömanskyrkan, Swedish Seamen’s church, 船乗り教会と言い、船員の場合は割引もある。 スウェーデン教会が世界のあちこちにあるのは、元は、祖国を長く離れて旅する船乗り達が、航海先で教会に集い母国の人や言葉と接するためにらしい。

日本にはありませんが、ひょんなところでスウェーデン教会を見つけるかもしれませんね。 (でも今は、イ○アとか、H&△とか、世界中にスウェーデンが溢れているのかも・・・)
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Smörgåstårta サンドウィッチケーキ

2009.06.14.
スウェーデンのパーティー料理というと、スモーガスボード(バイキング式、ビュフェ・スタイル)やヤンソン氏の誘惑が有名ですが、これまたよく登場するのが Smörgåstårta (スメェーゴストルタ、スモーガストルタ・・・ 直訳すればサンドイッチケーキ)。

こちらは市販品で、直径20cmほどの大きさ。

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余り物をいただきました

断面図はこのように。

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見た目ケーキ (tårta) なのですが、中身はサンドウィッチ (smörgås)。 薄く切ったパンの間にマヨネーズとクリームチーズ(またはサワークリームなど)を合わせたものを塗り、具(シーフード、ハムやチーズなど)を挟み、パンを重ねて断層を作り、周りもきれいにデコレーション。

パーティーなど大人数が集まるとき、作り置きができるし、暖める必要がないし、切り分けて食べて貰えるので重宝。 パン屋さんではなく、デリカテッセンなどで売っています。 またレストランで食べるものでもなく、ケータリングなどで注文します。 もちろん、出来る人は自分で作る。

これは、私たちの結婚式に、料理上手な義兄の奥さんが作ってくださった Smörgåstårta

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真ん中に置いてあるのがサンドイッチケーキで、左側の背の高いのは Spettkaka (スペッテカーカ) というスコーネ銘菓。 お祝いの席でよく出されます。

ひとつはシーフード、ひとつはハム。 見栄えがするのも、パーティ向き。 スウェーデン人は、このサンドウィッチケーキが大好きですね。 普段食べられないものだし、やっぱりすごく特別な料理。

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ケーキより小ぶりで、一人~少人数用には Landgång (ランドゴング)と呼ばれるものもあり、長方形の形をしています。 (Landgång には、船と波止場を渡す「タラップ」の意味があります。 この形から、そう呼ばれるのかも。)

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で、Smörgåstårta のお味はというと・・・ スウェーデンのケーキ同様クリーム部分が多過ぎ、胃にもたれる(私が食べ過ぎちゃったのよ。) ちょっと甘めのぼんやりした味が、これまたとってもスウェーデンなテイスト。 

チョコレートケーキ Smörgåstårta サンドイッチケーキの作り方:

といっても、厳密な作り方はないのです。 材料は、

パン・・・ 薄く切る。

・・・ 好みのもの。 ツナ、サーモン、小エビ、たらこ(魚の卵)、ハム、ローストビーフ、チーズ、卵、オリーブ、トマト、きゅうり、パプリカ、フレッシュハーブ・・・ サンドイッチやサラダの具になるようなものなら、何でも。 シーフード系、イタリアン系など、テーマを決めると良い。

クリーム状のもの・・・ パンと具をくっつける、つなぎになるものですが、クリームチーズ、サワークリーム、crème fraiche、カッテージチーズ、グリークヨーグルト(料理用の脂肪分の高いヨーグルト)など、具に合うものを。 マヨネーズと合わせることが多いですが、味付けは好みで、塩コショウ・酢・砂糖などで調節。

薄く切ったパンに、クリーム状のものを塗り、具を乗せ、またパンを置き、何段か層を作り(1段だけでもいいと思うけど)、上と周囲をケーキのように華麗で立派なデコレーションで仕上げるのが、腕の見せ所。
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