スウェーデンヨーグルト Filmjölk

2009.05.07.
朝食や間食に、Müsli (ミィースリー。 ミューズリーのこと、シリアルみたいなもの)をよく食べますが、Filmjölk (フィールミョルク)をかけることが多いです。

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Filmjölk は、ヨーグルトみたいなものですが、スウェーデンではヨーグルト (Yoghurt)フィール (fil) は厳密に区別されています。 見た目は、まるっきりヨーグルト。 味は、ヨーグルトのような酸味がないかな。 ヨーグルトとは製造過程(発酵の温度や期間)が違うため、含まれるバクテリアが異なっています。

スウェーデンにヨーグルトが入ってきたのは比較的新しく、伝統的に食されていたのは、このフィール。 だから年配の人はヨーグルトよりフィールを食べるけど、外国人は好んで食べないかも(例:ドイツ人の義父)。

それに、体に合わない場合もあるらしい。 夫が小学生の頃、インドからやって来た転校生が、給食のときヨーグルトだと思ってフィールを口にしたら、その場で即トイレへ駆け込むはめになったとか。 未知のバクテリアって、怖い!

私は食べても何ともないので、ヨーグルトもフィールも好きですが(フィールの方が、ちょっと値段が安めなのよね)。

動物の乳を飲む文化のある国では、その地域独自の発酵させた乳飲料なるものがありますね。 日本でも話題になっていたケフィア(ケフィール、ヨーグルトきのこ)とか。

そしたらスウェーデンにも、「ザ・ロシアン・フィール」と称して Kefir があった。 (今のパッケージはかわいいイラストだけど、昔は色褪せたクレムリンの写真が印刷してあり、いかにもソ連ぽかったとか・・・) 

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しかも驚いたことに、「日本のフィール」なるものもあったのです! ロシアの横に。 その名も、ONAKA。 「穏」という字まで・・・ (立ち止まり、しばし考えてしまうパッケージ。 ロシア人もザ・ロシアン・フィールの前で考え込むのだろうか・・・)

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こちらも新商品と言うわけはなく、15年前から存在しているそうですが、何故「日本のフィール」かというと、生きたビフィズス菌が入っているから。 裏にはお決まりの、ゲイシャっぽい女性の絵。

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ビフィズス菌と日本の関係がよく分からないんだけど、説明によると、日本ではビフィズス菌はお腹に良いので人気があるとのこと。 確かに、ビフィズス菌ヨーグルトって名を打っている製品が多くありますね。
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家族の肖像

2009.05.11.
アッケに触発されたわけではないが、ちょっと気になっていたとこなど片付けてたら、「これ、どうする?」と、夫が戸棚の奥から取り出した箱、から出てきたのは、mormor (母方の祖母)が持っていた額入の写真の数々。 

スウェーデン人(に限らずだと思うが)は、家族の写真を室内によく飾ります。 特にお年寄りになると、自分の親兄弟、子供や孫達、ご先祖様・・・自分に関る身内の写真が、壁いっぱいに飾ってある。

Mormor の部屋の壁にあった、そんな写真のいくつかを、夫は形見分けで貰ったのでした。 しかし、そのまま箱に収められ何年も眠ってて・・・ 私は、その存在すら知らなかった!

新聞紙に包まれていたのを、ひとつひとつ開けていくと、mormor 達の結婚式の写真があるじゃない! 「あ、これは mormor の寝室に掛けてあった」って、そんな大事なものを、なんでアンタが持っているの!?

mormorfoto1.jpg

系統だって並べてみました。 中心を(夫の母方の)祖父母の結婚式にして、下に mormor 50歳の誕生日の写真を置き、右側に祖父の祖父母たちと両親。 左側が祖母の祖父母たちと両親や兄弟。 

祖父母の祖父母って・・・ つまり夫から5世代前かぁ。 

額の裏に、mormor の手により説明が書いてあるので、いつの写真か、誰だか分かります。

mormorfoto2.jpg

例えば(以下、名前等の部分はイニシャル)、
「これは
Oの母方の祖母、S城で料理人をしてた、そしてOの母方の祖父は御者だった。
Oの母方の祖母の名は K O で、旧姓は P。
Oの母方の祖父の名は P O。」

「これは
私(E)の父方の祖父と祖母、S地方のA出身。
彼の名前は*Sで鍛冶屋だった、彼女の名前はJ N、1839年2月20日生まれ、1925年1月16日没。
*S A (注:赤字でフルネームが付け加えられている)1835年7月11日生まれ、1923年1月20日没」

当時にしては、かなり長生きですねー。 (Mormor側の親族は、皆長寿で、90歳でもしゃきしゃきした人が多かったらしい。)

なかに、とっても立派な額縁がありました。 「ずいぶん豪華だねー、これ」。 「博物館で不要になったものを貰ったんじゃないかな」。 (Morfar=母方の祖父は、博物館の管理人をしていた。)

mormorfoto3.jpg

そうよねー、写真用の額縁じゃあないですよね、これ。 美術館で絵画が入れてある額っぽい。 

さて、これらの写真をどうしたものか。 義母に聞いてみると、両親の結婚式の写真は欲しいとのこと。 他は義母もコピーを持っている写真が多いので、私達がこのまま保持することに。 

ちょうど壁の絵なども替えていたとこだったので、家族の肖像を、ベットルームの壁に飾ってみようかしら。 アンティークな趣(?)になるかも。

「でも、知らないご先祖が写った古い写真なんて飾って怖くないの?」と夫は心配そうに聞くが、うーん、外国人だから怖くない。 (日本のお化けは心理的にとっても怖い~。)
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