カルデムンマすこーぽー

2009.03.06.
Skorpor (スコーポー)は、ドイツの zwieback(日本ではラスクと呼ばれる)と同じ、2度焼きした軽くてサクサクの小さなパン。

スウェーデンの一般的なものは、細長の丸みあるものを半分に切った形をしています。 

kardemumma1ny.jpg

ビスコッティのような2度焼きした甘いクッキータイプも Skorpor と呼ばれますが、これは甘くない軽食タイプ(お茶請けでも食べますが)。 お気に入りは、スウェーデン王室御用達でもある Pågen の(Krisprolls という商品登録名で輸出もしている)、kardemumma 風味。

kardemumma3.jpg

甘く、ちょっとピリッとした刺激がある、清々しい香りの kardemumma (カルデムンマ)は、スウェーデンのパン菓子などによく使われる香料。

日本では香料の効いたものに疎かったので、この kardemumma の香りも、知ってるような、でも全然馴染みのないような、最初は口にする度とても不思議に思っていました。 しかし、その風味よりインパクトがあったのは、kardemumma (カルデムンマ)という名称。

カーデムンマ(と、こっちの人の発音は、私にはこう聞こえる)なんて、へーんな名前。 いっつもこの名を聞いたり言ったりする度、おかしくって。 なんか、弱い怪獣の名前みたい。

ところが、ある時、義母が持っていたドイツ語の雑誌に載っていたレシピを見ていて気づいたのです。

Kardamon(独語)= Cardamon (英語) KとCの違いだけで一目瞭然。
でも、もしかして、
Kardamon(独語)= Kardemumma (スウェーデン語)

つまり、カルデムンマって、カルダモンのことだったのか!

カルダモンという響きは、雅で高貴な香りを私に連想させます。 でも、
カルデムンマといわれると、その語感から連想するのは、サンマ・メンマ・トンマとか。

赤毛のアン (新潮文庫)の中に、アンが「いつか本に、ばらはたとえほかのどんな名前でもおなじように匂うと書いてあったけれど、あたしどうしても信じられないの。 もしばらが、あざみとかキャベツなんていう名前だったら、あんなにすてきだとは思われないわ」というセリフがありますが、正に私にも、カルダモンとカーデムンマが同じように匂うとは思われないのです。

・・・やっぱり、スウェーデン語って、マヌケね。
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Loppis 蚤の市

2009.03.14.
スウェーデンの、どんな小さな町にでもあると思われるのは、セカンドハンドのお店。 慈善事業団体が経営し収益はチャリティにいくお店もあれば、セレクトされた商品を置くAntik (アンティーク)のお店も、よく見かけます。

私がよく利用するのは慈善事業系で、捨てるには惜しい不必要なものは気軽に持って行き(無料で置いていくシステム)、掘り出し物を物色します。 私のことなので、ガラクタばかりなのですが。

この前も、こんなものを見つけて買っちゃったのよね。 Pågen の skorpor を入れる缶。 先日開けた カルデムンマすこーぽーを入れるのに丁度良い!と。 Pågen のロゴが昔のものだったから(80年代のものか?)思わず。 それと、スウェーデン製ステンレスの茶漉し。 スウェーデン製のものって、どんどん少なくなっているので(工場がどんどん海外に移転してしまうので)、質の良い昔のものはお買い得です。 新品は高いしね。

loppis1.jpg

また、よく行われるのが loppmarknad(ロップマークナード)。 Loppa は蚤のことで、つまり蚤の市、英語だと flea market (フリーマーケット)。 通称、loppis (ロッピス)

夏の間は、よく広場や歩道を利用して屋外で催されます。 広い屋内を利用しても、開催されます。 先週、夫の実家に行ったら、その町にある屋内施設で1日ロッピスが開かれていたので、いそいそ出かけました。

ライオンズクラブ主宰のロッピスもあって、そこで古い焼き菓子の型を見つけました。 以前アンティークを売りにしたティーサロンで、このような型にクリームを添えて出され、それが素敵だったので、私も真似したいと思っていたのだ。
(↓イメージ画像)
loppis2.jpg
お皿はロッピスで買ったものではありません。 うちのものでもなく、借り物です。
この可愛らしいクッキーは、私の手製ではありません。 夫の友人(男性)が焼きました。

古い焼き菓子の型は、洗ってないので油でべとべと、錆で真っ黒なものが多いので、5点ほど選りすぐり夫がレジに持っていくと、会計を手伝っていた女性は夫の知り合いでした。

子供のころ近所に住んでいたおばさんで、彼女自身は家族のことで苦労が耐えないにも関らず、いつでも人には気持ちよく親切に接する朗らかな性格。 このときも「あらぁ、懐かしいわぁ。 声をかけてくれて嬉しいわぁ」と喜び、代金を払おうとすると「これくらい、いいわよぉ。 その代わり、ぎゅとハグしてちょうだいな!」とお金を受け取りませんでした。 (ライオンスクラブのロッピスは収益がチャリティに行くけど、この場合、施しを受けたのは私たち?)

小さな町のこと、こうして町の人が集まる場所と時には、やはり昔馴染みの人々にも会うのは避けられないけど、それもいいものですね。

一般の人達が自分達のものを持ち込み開いているロッピスで、私が探していたのは手芸用品。 最近、布物のハンドメイドを始めたのですが、ちょっとしたものが手に入らないのです。 スウェーデン生活で痛感するのは、お店がない、お店にない、あっても高い・・・ でも、いろいろなお店が出ているマーケットに繰り出せば、必ず欲しいものが格安で見つかる。

で、見つけたのが短めのファスナー。 「ひとつ2krだけど、10点まとめて買うなら10krでいいわ」とお店を開いていた小さなおばあちゃん。 糸やバイアステープなど、手芸品を扱っていました。 どれも古く、布類にはシミが出ているけど、細々したものが一度に手に入って満足。

loppis3.jpg

でも、この日の一番の掘り出し物は・・・ 義母から貰った布地やチロルテープ。 服は全て自分で作る義母、その残り布を棚いっぱいに全てとってある! またチロルテープは30年代~のものが(興味がある方は、こちらで)。

古いものって、おもしろいです。
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