チョコレートボール、またの名を・・・

2009.02.07.
バレンタインデーが近いので、プレゼントにぴったり、手作りチョコのレシピでも。 

と言っても、スウェーデンのバレンタインデー alla hjärtans dag では、チョコを贈る習慣はありませんが。 (男性が女性に赤いバラや甘いお菓子を送ったり、恋人同士でロマンチックなプレゼント交換したりします。 それでも、この日はビックイベントではありません。)

スーパーでも売ってるし、ケーキ屋さんやカフェなどで必ず置いてあるスウェーデンの代表的なお菓子、チョコレートボール (chokladboll フォックラッドボッル)

chokladboll.jpg

日本人の口にも合うようで、お土産に買って帰ったら、おいしいと喜ばれたと聞きます。 作り方は、いたって簡単。

材料:
バター、またはマーガリン 50g
砂糖 1/2 dl (2/4 カップ ←訂正 1/4 です!
バニラシュガー 小さじ1 (風味付け用のバニラ、なくてもよい)
カカオ 大さじ1~2 (製菓用ココア 甘くないもの)
オートミール 1 1/2 dl (3/4 カップ)
濃い目に入れたコーヒー 大さじ1~2(あるいはインスタントコーヒーを粉状にしたもの 小さじ1~2)
ココナッツロング 適量

chokladball2.jpg

作り方:
室温で柔らかくした(もしくは湯せんで溶かした)バター(またはマーガリン)に、砂糖とバニラシュガーを入れ、よく混ぜる。
カカオ、コーヒー、オートミールを加え、さらによく混ぜる。
小さなボール状にまとめ、ココナッツフレークをまぶし、冷蔵庫で冷やし固める。

chokladball3.jpg
(上記のレシピは約15個分の材料のハズなのに、6個しかできなかったとは、どういうこと・・・?)


モカ風味なので、スウェーデンのお菓子にしては甘さが抑えられているのが、おいしさの秘密でしょうか。 火を使わず、手軽に出来て、これを素敵なパッケージに入れれば、立派なバレンタインデーのプレゼントになる、かな。

ところで、今はチョコレートボール chokladboll と言うのが当たり前のようですが、このお菓子、スウェーデンでは長いこと別の名前で呼ばれてきました。 それも、今日では口に出来ないような呼称で。 それは・・・

Negerboll

英語で書けば、negro ball, nigger ball (ニグロ・ボール、ニガー・ボール)

90年代の終わりまでは、一般的にこう呼ばれていましたし、お店などでこの呼称を使うのが禁止されたのは2000年代に入ってから。

黒いから、またカカオはアフリカから来くるから、誰もが違和感なく、そう呼んでいた。

例えば、小学校の家庭科の授業では、
先生「みんな、今日は negerbollar を作りましょうね!」
生徒「はぁ~い!」
なんて、光景が。

お店に行けば、札には Negerbollar と書かれている。
客「Negerbollar 5つください」

絶句してしまいますが、でも日本だって、こんな感じだったよな~。 スウェーデンも、大して意識が進んでいるというわけではありません(でした)。
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ハートの日 Alla hjärtans dag

2009.02.12.
洗い物をしていたら、お鍋のふたにハートができていました。

hjartan.jpg

自然が偶然にハートの形を作ると、奇跡でも見たように感動したり、妙に興奮したり、何か運命を感じたり(?)してしまいます。

ハートといえば、2月14日はハートの日。 スウェーデンではバレンタインデーを Alla hjärtans dag (All Hearts' Day) と言います。

何故に(ほぼ)世界共通の名称、St.Valentine’s Day と言わず、「全てのハートの日」などと言うのであろうか?

プロテスタントの国だから、カトリックの聖人の名前は使わないのか? それとも、スウェーデンの平等主義的(或いは社会主義的)発想で「恋人がいない人へも配慮し、み~んなの日とすべき、皆の」 ・・・とか?

日本のような盛り上がりはありませんが、恋人同士でロマチックに過ごしたり、また男性が女性に花を贈るのが一般的。

定番は真っ赤なバラの花(それってスウェーデンの社会民主党のトレードマークでもあるな)ですが、今年は「バレンタイデーにチューリップを贈ろう」といったスローガンを掲げたポスターを街中で何度か目にしました。

hjartan2.jpg

しかも、EU主催のキャンペーンのようなんだけど・・・ この写真は、女性が花を貰っている図ですよね。 しかし私は、女性が男性にプレゼントしている場面だと見ていました。 
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