Vaniljhjärtan バニラハートの作り方

2008.12.04.
不細工で不味いものが多い(←ここを強調したいところ)スウェーデンのお菓子の中で、見た目が可愛らしく、まぁおいしい(あまり甘くない)かなと思うのが Vaniljhjärtan ヴァニリィヤルタン。 直訳すれば「バニラ・ハート」という名のこのお菓子は、形がぷっくり膨らんだハート型。 粉砂糖がかかっていて、こんなお皿に乗せれば、なかなかロマンチックな趣。

vaniljhjarta1.jpg

中には、スウェーデン語で Vaniljsås (バニラソース)、Vaniljgrädde (バニラクリーム)と呼ばれる、カスタードクリームが入っています。

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家庭でも作れますが、バニラハートの型が必要。 それで探し回ったのですが、ない。 どこにも売っていない! 唯一売っていそうなお店は閉店してた・・・ 諦めていたところ、ひょっこり見つけました、セカンドハンドのお店で。 

スウェーデンでは、普段クッキーを作るとき、クッキーカッターを使いません。 でも、クリスマス定番のジンジャーブレッドは型抜きします。 それでクリスマスの時期になると、クッキー型が売り出されます。 このセカンドハンドのお店も、以前チェックしたときは置いてなかったけど、クリスマス商品と共に並べられていたのでした。 (追記:でも、バニラハートはクリスマス菓子ではありません。) しかも大量に。 初めてバニラハートの型を目にし、手にし、感動~。

ハート型と、珍しいクローバーみたいな形もありました。 スウェーデン製。

vaniljhjarta3.jpg

で、作り方(レシピ)ですが・・・

生地の材料(型8個分)
小麦粉 1カップ (※)
片栗粉 1/2カップ
砂糖  1/2カップ
バター 100g
(※ スウェーデンには強力粉、薄力粉などの種類はなく、パンもお菓子も全て小麦粉)

これらをよく混ぜ、しばらく寝かせます。

バニラクリーム(カスタード)の材料
生クリーム 1/2カップ
卵黄 1個分
砂糖 小さじ2
片栗粉 大さじ1

これらを鍋に入れ、低温で暖めながら、とろみが出るまでよく混ぜ、最後にバニラシュガー小さじ2(あるいはバニラエッセンス)を加え、冷まします。

バニラハートの型の内側にバターを満遍なく塗り、オーブンは200度に設定。

寝かせて置いた生地を、麺棒でやや厚めに延ばし、ハート型にぴったり貼りつけます。 その中にバニラクリームを流し込み、その上を延ばした生地で覆います。 縁の部分はぴったり張り付け。

200度のオーブンで15分。

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取り出して、手で持てるくらいに冷めたところで、型から取り出し、上から粉砂糖を振るって、出来あがり~。

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こう見ると、簡単なようですが・・・ この写真は、4度目の正直で、納得いくような味と焼き上がりになったもの。

レシピ通りに作ったところ、生地はバターが多過ぎベタついて型にはめるのに一苦労。 お味の方は片栗粉の味が強く、またバニラの風味はなく、おいしくない。 それで、試行錯誤のうえ、片栗粉の量を減らし、小麦粉の量を増し、バニラシュガーを加え、半日から一晩寝かせることにより、やっと満足のいく生地ができました。

4度も作ったけど、自分は味見として1つ口にするだけ。 後は、試作品の処理として、モルモット・・・ もとい、スウェーデン人たちに食べてもらったところ・・・ まず皆、私が家で作ったということに尊敬の眼差し「すごーい、自分で作ったなんて」そして「とってもおいしーい」と食べて感激。 私の株は上がりました。

でも、生地はケーキ屋さんのものよりおいしく出来たけど、市販のものを使った中のカスタードクリームは、イマイチ。 また焼いている途中、クリームがハートの中から噴出したり、焼き上がりは中が空洞になってクリームがほとんどなかったり・・・ ううっ、まだまだ修行をしなくては。 
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Glogg を作ろう

2008.12.09.
スパイスの香りが効いた甘いホットワイン、Glögg (デンマーク語とノルウェー語では Gløgg。 発音はグレッグ、グロッグ、グルッグ・・・?)

ドイツ語圏のグリューワインと同じもので、ヨーロッパ各国にそれぞれの名称で存在する、冬の飲み物。

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こちらは暖を取るために入ったデンマークのカフェバーで頼んだ Gløgg。 通常アーモンドとレーズンを加えます。 う~ん、スパイスとワインのハーモニーが奏でる、この甘く深い香りが堪らないのだ。 デンマークの Gløgg はアルコール度が高めなので、身体の芯からから暖まります。 

スウェーデンの Glögg は、甘過ぎてワインの深い味わいがないうえ、クリスマスマーケットで売っていたり、お店などで無料で振舞われるのは、子供も口にするのでアルコール度のないものが多い。 スーパーで売っているのも、アルコール分は低いです。 (お酒は国営酒屋の Systembolaget でのみ販売。 アルコール度が高ければ、それだけお値段も高い。)

自家製用に、Glögg 用のスパイスをパックしたものもあります。 Glögg に使われるスパイスは、シナモン、クローブ、カルダモン、ビターオレンジの皮、生姜など。

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自分で好みのスパイスを、好みの分量集めて、自家製 Glögg を作る人も多いです。 用意するものは、上記のスパイスと赤ワイン、ヴォトカ(ウォッカ又はホワイトリカー、ワイン一瓶に対し約100ml)、砂糖。

準備:まず、スパイス(ちょっと砕いたら良いかも)をガラス瓶などの容器に入れ、ヴォトカを注ぎ、そのまま丸1日漬け込みます。 (ワインに直接漬け込むよりも、スパイスの風味がより良く早く浸透するため、ヴォトカを使用。 でもアルコール度が高くなるので、注意!)

飲むとき:スパイスで漬けたヴォトカを、布やコーヒーフィルターで漉し、鍋へ。 そこへワインも加え、沸騰しない温度(70度くらい)で暖めます。 砂糖を好みの甘さで加え、出来上がり。 小さなカップ(グラス)に注いで、アーモンドスライスと干し葡萄を散らし、いただきます。

お子様や下戸の方には、アルコールフリーのワインや、グレープジュースなどを代用に。 その場合、スパイスは直接ワインやジュースに丸一日漬け込み、スパイスを入れたまま鍋で暖め風味を出します。

クリスマスのこの時期、自家製 Glögg を振舞う Glögg パーティーのお誘いも。 でも、スウェーデン人が作る Glögg って、今度はヴォトカを入れ過ぎるのよね・・・ お酒の味わい方が分からない連中だ。
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