苺のケーキ (恐怖の夏至祭)

スウェーデンの夏の味といえば、苺。 苺のケーキも夏ならでは、です。 夏至祭に夫の実家を訪れると、お茶の時間に手作りの苺のケーキが出され、夏なんだなぁ〜と感じます。 しかし、それと同時に、私の額からは脂汗が・・・

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この苺のケーキというのは、どこの家庭でも手作りのようです。 といっても、スポンジケーキの台は市販のもの。 ホイップクリームをたっぷり塗り、苺を飾りますが、この苺の飾り方が家庭によって異なるだけで、だから味はどこの家庭も同じ?

義母は苺を細かく切り、ちょっと砂糖をふりかけ置いておき、スポンジケーキは真ん中で上下ふたつに切り、その切り口にホイップクリームを塗り、先程の苺を真ん中に挟みます。 この部分は、新鮮な苺がたっぷり、ジューシーでおいしいです。

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後はスポンジケーキをホイップクリームで覆い、上に苺を乗せて、出来上がり! 恐怖の夏至祭の苺ケーキの出来上がりです・・・

初めてこのケーキを食べたとき、気持ち悪くなりました。 ダッブリ、ぼてぼてのホイップクリーム。 しかしも、スウェーデン人はケーキにホイップクリームをたっぷり添えますが(スウェーデンの家庭には、コーヒーメーカーと電動泡立て器が必ずある)、なぜか甘くない。 このクリームが、最高に気持ち悪い。

しかし日本人の私は正直に「不味い」と言えず、笑顔で食べ、勧められるまま、おかわりまでいただき、後で胸焼けを起こすことを繰り返しました。 義母は、私には特別「クリームがたっぷりの部分を」分け与えてくれ、ノーと言えず笑顔で受け取っていた私。

今は、スウェーデンのホイップクリーム嫌いだから、と断りますし、その前に、けっこう食べられるようにもなりましたが(そんな自分が恐ろしい)。

世界のヤンソンさん from Sue' Cafeさん

管理栄養士さん Sueさんのブログ『Sue' Cafe』は、健康的でおいしい献立満載! 私も参考にさせていただいています。 いつもは、こちらから献立のアイデアを盗んでばかりなのですが、今回Sueさんが「ヤンソン氏の誘惑」を作ってくださったとあり、少しは恩返しできたかな〜。

ヤンソンさん」と一緒に、ひじきやお漬物などのおかずも揃えてあり、日本的ですな。 Sueさんのお料理は、盛り付けも綺麗で、とってもおいしそう。 アンチョビは「近所で売っていた」普通のものだそうですが、じゃが芋と玉葱とアンチョビの組み合わせは、最強で最高においしいんですよね!

Sueさんは陶芸もなさっていて、そちらのお話も興味深いのですが、今はなんと「銅鐸」作りに挑戦なさっている! 銅鑼って・・・ 銅鑼の製作過程が、また見逃せません。

ホルガーダンスクとクロンボー城の地下牢

クロンボー城 (Kronborg Castle) の地下牢には、ホルガダンスク (Holger Dansk) と呼ばれる英雄が眠っています。 この方です。

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伝説によると、普段はこうして眠っていますが、デンマークを守るため、デンマークの危機には目覚めるのです。 ホルガーダンスクは、フランス語ではオジェ・ル・ダノワ (Ogier de Danemarche) といい、中世フランスの武勲詩に出てくるデンマーク王子。 アンデルセンは、この伝説を元に『デンマーク人ホルガー』という童話を書いています。 アンデルセンらしいユーモアのあるお話です。

ところで私が、ホルガーダンスクと対じしていると、彼が目を開けたではありませんか!

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そう言って、この写真を見せても誰も相手にしてくれなかった・・・ ので、話を進めます。

ホルガーダンスクを見るには、クロンボー城で地下牢 (Casemates) のチケットを買わなければいけません。 地下の入口から中に入ると、すぐに彼の巨体に会います。 その後ろに道は続き、地下牢に行くことができます。

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クロンボー城 kronborg の規則

ユネスコ世界遺産に登録(2000年)されているデンマークのクロンボー城 (Kronborg Castle)は、シェークスピア『ハムレット』の舞台となった城としても有名。 スウェーデンの Helsingborg と目と鼻の先(フェリーで20分)のHelsingør (英名はElsinore。 英語で言う方がロマンチックな響き)にあるので、今までに何度も訪れたことがあります。 コペンハーゲンからも、電車で1時間ほどかな。 Helsingør の駅や船着場からは、ちょっと歩きます。

この日は好天! 船が帆を張っていました。 その向こうに見えるのがクロンボー城。

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ここに行く日は天気が悪く、オドロオドロシイことが多いのですが・・・ (以前の写真)

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今日は、晴れてるよー。

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お城の中は博物館になっていて、入場券を買って入れます。 王宮内 (Royal Apartments)、地下牢 (Casemates)、礼拝堂 (Castle Church)、海洋博物館 (Maritime Museum) と4箇所に分かれ、好きな組み合わせで購入できます。 でも、外部から見るだけでも充分な迫力。

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私たちは入場券を買って中に入ったのですが、日本語の案内書を貰いました。 日本語版を貰ったのは初めて。 開くと「規則」という項目がありました。

● 城敷地内への自転車持込禁止
● 犬放し飼い禁止 グロネヘーベ(注:城壁外の原っぱ)内では充分な監督の下で放してもよい
● キャンプ禁止
● ゴミは必ずゴミ入れへ入れること
● バーベキューなどの火の使用禁止

世界遺産を誇るのに、この規則って一体・・・ 極めつけは、

鼠の餌になり被害を被るので、魚の内臓を摘出しないこと

・・・これじゃ、全然、意味分からないって。 城の周りには堀があり、そこで釣りを楽しむことができます。 その際、釣った魚の腸を取り出し、そこら辺に捨てて帰るなって、ことなんだろうな。 腐って異臭を放すだけでなく、それをエサにした鼠が増え、城内で悪さをするのでしょう。

文化遺産に登録されているとあり、外国からの観光客も多いです。 アジアからの団体も目立ちます。 そのひとつは日本からのようで、通りすがりに以下のような会話が聞こえました。

(初老の男性がガイドさんに)「デンマークには、どれくらい住んでいらさるんだね?」「36年になりますぅ〜」「ありゃ、オレの歳と同じだ!」

う〜ん、久しぶりに聞いた親父ギャク(←って死語?汗) それにデンマーク在住36年にも、唸りました。

Öresund runt オーレスン地域周遊券

デンマーク・シェラン島の東海岸と、スウェーデン南端スコーネの西海岸間は Öresund 海峡を挟んでわずかな距離しか離れていません。 (この Öresund、日本語表記では、オアスン、オレスンド、オーレスンなど色々ありますが・・・ 発音からいくと、デンマーク語では「オアスン」、スウェーデン語では「エレスン(ドゥ)」となるかな。)

デンマークの Helsingör と、スウェーデンの Helsingborg 間はフェリーで20分。 デンマークの首都コペンハーゲンとスウェーデン第3の都市マルメの間には、全長16kmの橋が渡っています。(最近、瀬戸大橋と姉妹橋になったそう。)

なので、国は違えど行き来は簡単。 そして、この地域の観光にぜひ活用したいのが、Skånetrafiken (スコーネ交通)が発行する Öresund rundt という周遊券。 

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シェラン島東海岸沿いの鉄道と、スコーネ西側の鉄道が、2日間乗り放題で199SEK。 (スコーネ全域だと249SEK。) 観光名所の入場料割引なども付いていています。 コペンハーゲンとマルメを結ぶ Öresund 橋を行く電車にも、もちろん使え、ヘルシンボリとヘルシンゴー間の往復フェリー券(1回分)も含まれています。

3つのフェリー会社が運航しているのですが、このチケットに含まれているのは、Scandlines と Sundsbussarna。 この Sundsbussarna は、昔から存在する水上バスといった小さめな船。 ところが、去年の夏、この馴染みの船が消え、ACE link という大きなフェリーになってしまったの! (ノルウェー人に買収されてしまったらしいが、この情緒も面白みもない名前が、嫌ね。)

しかし Öresund rundt 券の絵柄は変わらず(私の知る限り、何年も変わってない・・・)、フェリー券にも Sundsbussarna と印刷してある。

それで、一人で周遊していた妹は、Sundsbussarna の船着場が分からず、あっちこっち探してしまったようで・・・ ごめんね。 場所は変わらず、名前が ACE link になっちゃったのよ。

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