メーデー Första maj

2008.05.02.
5月1日は、スウェーデンでは Första maj (フェースタ マイ)、そのまま5月1日の意味、と呼ばれる祝日。 メーデーです。 Socialdemokraterna (社会民主党)、Vänsterpartiet(左党、共産党)、労働組合が音頭を取り、労働者の権利や雇用状態の向上、悪くなる一方の年金生活者への措置などを、声高く主張し、デモを行います。

街の中を歩いていたら、思いがけず広場で、デモの開始を前に気炎を上げているところに遭遇。 思いがけず中に、夫の顔見知りがいて、「あら、あなたたちも♪」と声をかけられ、「へへっ」と苦笑い。

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ヨーロッパ全体でも、社会主義の影響は濃いですが、スウェーデンは一昨年の選挙で政権が交代するまでは、社会民主党が政権を握っていましたし、夫の morfar (母方の祖父)も、バリバリの社会党支持者で、メーデーには必ずデモに参加していたそう。 Morfar は、70年代に亡くなったのですが、義母曰く「父が今のSocialdemokraterna (社会民主党)を見たら、どんなに嘆き悲しむか。 この有り様を見なくて済んで良かったわね、と母も言っていたわ」という位、今の政治はダメなんですが。

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それより私の目を引いたのは、広場近くに立てかけてあった、メーデー用の看板。 なんだかとっても、時代錯誤的。 手に赤旗を持っているポスターのデザインなど、レトロで素敵です。 今って21世紀だっけ?と年代が分からなくなることは、スウェーデンに暮らし、よく感じることです。 

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向こうから歩いてきた二人の若者に「M広場(デモの出発地点)は何処ですか?」と聞かれました。 鋲がたくさん付いた皮ジャンに、髪の毛はツンツンに立てたパンクな出で立ち。 手製のプラカードを下げて、デモに参加するのでしょう。 夫「近隣のから出て来たのかな。 どっちかというと、アナーキスト風だけど」。

5月1日はValborg (ヴァルボルグ) と呼ばれる、春の訪れを祝う祭典もあり、こちらは前日の Valborgsmässoafton (ヴァルボルグの夜)で焚き火を囲んで飲んだくれた若者がケンカなどの騒動を起こすので、普段より多く街中で警官を見かける日でもあります。
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春のマーケット

2008.05.08.
4月最後の土曜日、Höganäs (ホガナス)で開かれた市に行ってきました。 この町で開かれる秋の市は200年の歴史がありますが、春の市は規模も小さめで、開催されるようになり30年ほど。 それでも毎年規模が大きくなるようで、義母と「秋と変わらなくなってきたわねぇ」なんて言いながら見て周りました。

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大きな町のお店を探し回っても手に入らないものが、市を一回りすれば見つかるのが、マーケットの醍醐味。 そしてどの出店も専門の品を取り扱っています。 義母は、ありとあらゆるボタンだけ売っている店で服のボタンを、ありとあらゆる園芸用手袋だけ売っているお店で園芸用手袋を購入。 

「あっ、これマリアン(ドイツの親戚)が欲しがっていたの」と手にしたのは、löpare。 英語で runner と呼ばれる、テーブルの中央などに飾りとして敷く、細長いテーブル掛け。 マリアンが欲しがっていたのは、テーブル用ではなく、窓辺用。 こちらが、義母の台所の窓辺に敷いてある löpare です。

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マリアンは、義母の löpare を見て、自分の青でまとめたキッチンに合うものを探していたそう。 ちょうど同じもので青がありました。 こーゆーちょっとしたものが、普段お店で買おうとしても、なかなか見つからないのよね。

ホガナスで4月最後の土曜に行われる春の市は、これからスコーネ各地で開かれるマーケットシーズンの始まりともいえ、そして10月最後の土曜にこの地で開かれる秋のマーケットが、いわば締めになります。
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