Let the HAMMERFALL!

97年にデビューしたハンマーフォールは、黒い革ジャンにパンツ、チェーンやら鋲やらジャラジャラつけた出で立ちで、正統的なヘヴィメタルを演奏し、今時ここまでやるか〜と驚愕した私は、1stアルバム買って、初来日にも行きました。
![]() | グローリー・トゥ・ザ・ブレイヴ (1997/09/22) ハンマーフォール 商品詳細を見る |
その後、存在を忘れていましたが・・・ 10年後の今日、彼らは今だ同じ出で立ちでヘヴィメタルを演奏し、何故かスウェーデンに住み、彼らを観る私は・・・ 中身が変わっていませんでした。
Hammerfall のメンバーは、スポーツに造詣が深いらしく、世界陸上フィンランド大会のときのスウェーデン陸上体表選手とビデオで共演(競演)。
またトリノ冬季オリンピックで金メダルを獲得したスウェーデン女子カーリングチームとも競演しています。 (カーリング女子、熱演! リンク先は YouTube です。)
ううーん、スポーツとヘヴィメタルの組み合わせは、熱く爽やか! メタルを支持する国民性って、いいですね。
(以下、ヘヴィメタルへの愛と、ハンマーフォールへの賛辞と、どうでもいい写真が続きます。)
真夜中にやる世界陸上
「世界陸上を真夜中にやるなんて、日本人は何考えているんだろう?」
ただいま大阪で開催されている世界陸上。 ここ数年、陸上大国であるスウェーデンは、今回もメダル候補は何人かいるし、カロリーナ・クリュフトは早くも7種目で金を獲得。 盛り上がっています。 大会の様子は、日本から毎日生中継していますが、当然ながらスウェーデンは真夜中。 午前3時からの放映となります。
この sms の送り手は、それでまずいジョークでも送ったんだろうと思ったら・・・ 夫曰く「本気で言っているんだよ」。
えっ、この人は、日本がわざと世界陸上を真夜中に行っていると思っている。 それで頭にきてだか、心底不思議に思って、わざわざ5Krかけて sms を新聞に送った。
地球上に、時差というものがあることを、知らない・・・
マルメ フェスティバル
ストリートにはずらりと並ぶ屋台では、伝統的なスウェーデン料理から、多様な移民系スウェーデン人によるエスニックな郷土料理まで、舌鼓。 (しかしフェスティバル価格だから、高い!)

Tシャツ、靴下、雑貨、その他あらゆるものを売るテキ屋から、アーティストによる作品、民芸品を売るお店など、マーケットでのショッピングも楽しい。 (見るのが楽しいのであって、実際買いたいと思うものはないが。)
その他のイベントは、全て無料!
街中の公園や広場には、テントやコンサート会場が建てられ、文化、若者、子供や家族向け、とジャンル分けされ、いろいろな団体による催しが行われます。
なんといっても素晴らしいのは、1日に40から50も開かれるコンサート! コンサート会場だけで13箇所もある!! スウェーデン国内からはかなりの大物が、海外からもそれなりに名の知れたアーティストやバンド(その他、無名も多数)が呼ばれ、生演奏! しかも、無料! このバンドをここで観れるだけで嬉しいのに、只とは涙モノ。 私の目の色も変わります。
ジャズ、ブルース、60年代などジャンル分けもされているので、なにかしら自分好みのコンサートに行き着けるのも嬉しいところ。
全て屋外なので雨が降ると悲惨ですが、夏の夜風に吹かれ野外コンサートを楽しむのは、心も体も自由な気分。
マルメフェスティバルが開かれるのは、8月中旬頃。 このフェスティバルが終わると、秋の声を聞くことになります。
ブルーベリーを食べましょう

これは粒が小さめの、スウェーデンの森で採れる、北欧産の野生種(ビルベリー)。 ちょっと前までは、大きめのアメリカ種しか出回っていなかったから、これが出てくるのを待ってたのよー。 アメリカ種のブルーベリーは粒が大きく甘いけど、甘いだけでブルーベリーの味がしない。 栄養面でも、北欧のブルーベリーの方が勝っています。 北欧の短い夏の間に、大量に太陽を浴びた実は真っ黒に色づき、眼に良いとされるアントシアニンが一般栽培種と比べ物にならないくらい豊富。
ブルーベリーはジャムにしたり、パイを焼いたり、何にしてもおいしいですが、新鮮なものはそのままで! 一般的な、スウェーデンでのブルーベリーの食べ方です。
流水で実を洗い、深皿に盛ります。 お砂糖を少々、パラパラと振りかけ、牛乳を注ぎます。

スプーンの背で、ちょっとブルーベリーを潰すと、たちまちミルクがきれいな紫色に。 いただきまーす!

食べた後、お互いアッカンベーをします。 舌は、真っ黒に染まっています。
「ブルーベリーは目にいいのよ。 私、日本ではブルーベリーエキスのサプリメント飲んでたもん。 ほらっ!」と以下のサイト(一般種と北欧種の違いなども写真で説明してある)を夫に見せたら・・・
飲み物の種類と名称
義父の故郷のドイツで、夏に飲むのは、りんごジュースをガス入りのミネラルウォーターで割ったもの。 ドイツでは、りんごジュースをよく飲みますが、夏の暑い時期は甘すぎる。 そこで、ガス入りのミネラルウォーターをちょっと注ぐと、サッパリした味わいになるのです。
早速、作ってみました。 リンゴジュースとミネラルウォーターの割合は9:1らしいのですが、スウェーデンのミネラルウォーターはドイツほど炭酸が強くないので、もうちょっと多めに入れます。

「ああ、ドイツの夏の味がする!」と夫。 りんごの甘さが薄まり、炭酸がシュワシュワ〜として、爽やか!
「でも、スウェーデン人は、あまりりんごジュース飲まないね」と私が聞くと、「うん、ドイツ人ほど飲まないね。 でもベリージュースをよく飲むよ」
そう、ベリーが豊富なスウェーデンでは、ベリージュースが作られます。 スモーランドのBさんのところでも、手作りの vinbär(カラント)saftをいただいたっけ。

ところで、スウェーデン語では、ジュース類の飲み物の名称がいくつかあり、種類によって違うらしい。 挙げてみますと・・・
Juice (ユースと発音) 英語のジュースと同じで、果物や野菜を搾ったもの。 主として、100パーセント果汁。
Saft (サフト) 一番よく聞く名称。 主に果物やベリーを、水と砂糖で煮込む製法で作られた飲み物のこと。 出来上がったものは濃縮された状態なので、飲む時に水で薄めます。 家庭でも手作りされ、私は夏になると fläder (エルダー、西洋ニワトコ)の花で、flädersaft (フレーデル、フレーダーサフト)を作りますよ。 (レシピはこちら)
市販品は、このようなパックや、瓶に入って売られているサフトですが、やはり濃縮されている場合が多く、自分で薄めて飲みます。 それを知らずにそのまま飲むと・・ 恐ろしいことに・・・

Must (ムスト) これは、ジュース、サフトと同じもののようですが・・・ 主に聞くのは äppelmust (エッペルムスト)、りんごジュースのこと。 有名なのは Kullaberg 地域のメーカーである、Kullamust。 (この地域では有名。 りんごの収穫時は、新鮮な絞りたてのムストが手に入り、おいし〜い!)

Nektar (ネクター) 英語でも nectar、日本語でもネクターと言いますが、ジュースよりドロッとした飲み物。 語源はキリシャ・ローマ神話に出てくるネクター、神酒。
Dryck (ドリック) 飲み物、のことです。
Flickorna Lundgren スウェーデンで一番有名なカフェ

そんな場所に、スウェーデンでもっとも有名なカフェのひとつ、Flickorna Lundgren があります。 (スウェーデンの高級レストラン、有名カフェというものは、都市部ではなく、車がないと行けないような、辺鄙な田舎の絶景の場所にあるものなのです。)

Flickorna (フリッコナ)とは「女の子たち」という意味。 Lundgren (ルンドグレン)はスウェーデン人の苗字です。 ルンドグレン家の姉妹が、自分たちが住んでいた大きな古い農家(1732年に建てられたもの)を売り出す代わりに、カフェを始めたところ、たちまち人気が人気を呼ぶカフェになりました。 1938年のことです。

Kullaberg の地域は、古くからの避暑地だったので、そんなお金持ちのお客さんが多かったのでしょう。 実際私たちが行ったときも、お金に余裕のある中年の人たちや、昔を懐かしむお年寄りがほとんどでした。 また、このカフェを有名にしている理由ひとつは、前スウェーデン国王(現国王の祖父) Gustav VI Adolf 王が、避暑地であるソフィエロー城 (Sofiero) に滞在中は、毎年このカフェに何度か足を運び、一般の人たちに混じってコーヒータイムを満喫してたというエピソード。 Gustav VI Adolf 王は、スウェーデン国民に深く愛された国王でした。
カフェコッテージ(スウェーデン語で、Kaffestuga と言います)は、建て増しされたり、一度火事にもあっているようですが、すぐに修復されました。 夏はお花も咲き乱れていて、かわいらしい!

コーヒーポットは昔ながらのブリキ製。 茶色いお皿やミルクポット等は、伝統的な形と模様の焼き物です。 昔、農家の人たちが使っていた一般的な食器。 このカフェの名物でもある、バニラハート (vaniljhjärtan) は、Gustav VI Adolf 王のお気に入りでもあったそう。 ちなみに、ここのコーヒーは高いです。 普通のカフェに比べたら、桁違いに高いです。 (私が支払ったわけではないので、実際いくらか知りませんが。)

敷地は広く、温室カフェがあり、動物たちもいます。 裏には立派なヤギも。 絵になっていますなぁ〜。 大人たちがコーヒーとお喋りを楽しんでいる間、子供たちは動物たちに触れ合い、遊べるようにとの配慮から。

カフェが空いているのは、夏の間、4月末から9月はじめまで。 でもクリスマス期間には、特別開かれ、伝統的なクリスマスのお菓子が出されるそう。 何よりも伝統的な田舎のクリスマスの雰囲気が楽しめそうで、ぜひ行ってみたいものです。

Kullaberg 自然保護区

Kullaberg のふもとは、リゾート地としても有名な Mölle。
Kullaberg の先端にある灯台は、とても古いもので、スウェーデン中でもっとも遠くまで光照らします。 この灯台のレンズは、スウェーデンで一番大きいものだそうです。

灯台から、下を見下ろす。

ふっ・・・ 良い天気。 だって、この写真、去年撮ったものだもの〜! 今年の夏は、天気が悪くて、こんな青空、しばらく見ていません。















