Opera Toilet ウィーン

ウィーンのカフェで、おいしいコーヒーやお茶をいただき、冬の寒空の下、散歩すると・・・ しばらくして、トイレに行きたくなります。 でも慣れない街で、トイレを探すのは至難の業。 右往左往するうち、私の顔も青くなる。

夫 「ここからなら、あそこが近いよ!」
私 「えぇ〜、嫌だよ〜」
夫 「選り好みしている場合じゃないでしょー」

私たちが向かった先は、地下鉄 Karlsplatz 駅構内、オペラ座に向かう出入り口。 そこからは、シュトラウスの『美しき青きドナウ』が、大音響で聞こえてくる・・・

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DEMELのザッハトルテ ウィーン

ウィーンのケーキと言えば、Sachertorte。 ホテルザッハーのザッハートルテが元祖ですが、デメルのザッハートルテもオリジナルの味です。

というのも、ザッハトルテは、1832年 Franz Scher により考案されましたが、ザッハ家の一人が、デメルにレシピを売ったのです。 それでどちらが「本物」か、長いこと法廷で争われた結果、ホテルザッハが勝訴、元祖ザッハトルテとなりました。

日曜、ほとんどのお店は閉まっていますが、デメルは毎日10時から営業。 K.u.K. を確認した後、カフェに入りました。

私は、ここはやっぱり、ザッハトルテを。 上にホイップクリームがのったウィナーコーヒーも、もちろん注文。 ウィンナコーヒーは、Einspänner と言うのだそうです。

さて、お味の方は・・・

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DEMEL’s K.u.K. ウィーン

ウィーン旅行に決めたとき、夫が「ぜひ Demel に行きたい」と言いました。 デメルは日本でも知られる、ウィーンの老舗ケーキ屋(カフェでもあり、チョコレートも有名)。 さすが我夫、スウェーデン人にしては違いの分かる男。

しかし、行きたい理由はケーキだけにあらず!? 「Demel の名前には、K.u.K. って付いているんだよ。 お店の看板にも、K.u.K. って書いてあるのかな。 おかしい〜、高級ケーキ店なのに〜」と、一人で受けて笑っている。

謎は、K.u.K. にあり!?

王宮前の、Demel に来ました。 上を見上げると看板に、DEMEL K.u.K. と、しっかり書いてあります。

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下を見ると、住所のプレートにも、K.u.K. とあります。

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スウェーデンの両親と友人へのお土産に購入したチョコレートには、 Demel’s K.u.K. とはいっています。

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ドイツ人の義父に聞いたところ、K.u.K. とは、Kaiser und Köning (皇帝と王)、或いは Kaiserlig und Kavaöerie (帝国と騎兵隊)の略で、王室御用達の意味らしい。 

しかし、スウェーデン語では・・・

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スウェーデン広場 ウィーン

ウィーンの空港に着き、市内へ。 一番安い交通手段は Airport Bus。 片道6ユーロ。 空港内のチケット売り場で、ホテルの最寄駅(地下鉄)を言うと、その駅の線に接続のある駅で停まるバスのチケットと、地下鉄の切符も手配してくれました。

「このバスだよ」と夫が行ったバス停留所の電光掲示板を見て、青ざめる私・・・
SCHWEDENPLATZ (シュヴェーデンプラッツ スウェーデン広場)
とあるではありませんかっっ!!

なんでウィーンに、「スウェーデン広場」なんて場所があるのでしょう!? なんの悪夢でしょうか、これは。

Schwedenplatz 行きのバスは20分間隔で運行し、市内へも約20分で着きます。 しかし、地下鉄の駅が見つからない。 最初反対の方向に歩いて行ってしまいました。 どうしてエアポートバスの停留所と駅が、こんなに離れているんだろう。 道しるべもないし・・・

「あ、あれだ」と、ようやく地下鉄の入り口を見つけましたが、Schwedenplatz という駅名に、気持ちが萎える私たち。 せっかく、スウェーデンから遠く離れ、ホリデーを過ごそうと思って来たのに。

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地下に降りると、追い討ちをかけ、こんな看板が目の前に現れました。

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SCHWEDENAPOTHEKE (スウェーデン薬局)

もう、いいよ・・・

オーストリア航空にて

ヨーロッパ内で使用できる分のマイレージがありましたが、3月末で有効期限が切れてしまう。 ちょうど2月休みがあったので、マイレージを使って小旅行することにしました。 コペンハーゲン(デンマーク)から直行便の数が一番多かったのがウィーン。 ドイツ語圏なら言葉の面でも安心なので、行き先はウィーンに決定。

持っていたマイレージは、ルフトハンザの Miles&More です。 夫のマイルがちょっと足りなかったのですが、出発の2週間〜2営業日前にオンラインで予約すると、通常よりかなり少ないマイルで行ける! (しかし日曜を挟まなければいけない。)

予約した便はオーストリア航空でした。 オーストリア航空を使用するのは、初めて。 ルーマニアに住んでいたJOHNEYさんの事前情報どおり、真っ赤でした! (制服が真っ赤なのです。 そういえば、オーストリアの国旗は、日本と同じ、赤と白。)

コペンハーゲンからウィーンまでは、1時間半ほど。 SAS(スカンジナビア航空)と違って、ヨーロッパ線でも、簡単な食事がでま〜す。 左の容器はサラダ、右の容器はケーキ。 お味もよろしいです。 

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紙のボックスのフタ部分は、ポストカードになっていて、オーストリア航空が、無料で配達してくれます。 私たちも、スウェーデンと日本にハガキを書きました。 (でも、裏の絵の部分が、白菜の写真・・・ なんの芸もない・・・ ハガキを出して6日後の現在、スウェーデンにも日本にも、まだ届いてないよう。)

パンは温めてあり、飲み物も揃っているし、紅茶はアールグレイ。 ちょっとした気配りがあり(SASと大違いだ)、オーストリア航空、なかなか気に入りました。

ウィーンへ小旅行

オーストリアの首都ウィーンへ、3泊4日の小旅行に出かけてきました。 私は、遥か昔、バックパックを背負って欧州旅行をしたとき、ウィーンに滞在したことありますが、あまり覚えていない・・・ 夫は、ウィーンに行くの初めて。 二人にとっては、未知の都市です。

時間的にも金銭的にも、あまり余裕はないので、今回は欲張らず、市内中心を徒歩で散策。 地味な観光です。 でも、ローカルレストランで大きなウィナーシュニツェルにスープを、カフェではウィナーコーヒーやおいしいケーキに舌鼓を打ち、市場では食べ歩き。 うう〜ん、スウェーデンには存在しない、豊かな食文化を堪能。

ヨーロッパ全体が暖冬ですが、ウィーンは着いた日と帰る日が、春先のように暖かく、中日は思ったよりも冷え込みましたが、良いお天気に恵まれました。

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上の写真は、MARIA-THERESIA-PLATZ。 マリア・テレジア女王の像と、自然史博物館です。 空が、青い!

そして、下の写真は、スウェーデンに戻った翌日・・・

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南スウェーデンやデンマークは一日中吹雪となりました。 帰るのが一日遅かったら、戻ってくれなかったかも。 ・・・その方が、良かった!?

スポーツ休暇 Sportlov

2月の半ばに、スウェーデンの学校では、1週間ほどの休みがあります。 「スポーツ休暇 Sportlov」あるいは、「2月休み Februari lov」と呼ばれるこの休暇は、子供たちがウィンタースポーツに親しむ為のもの。

また、クリスマス休暇が終り、復活祭の休暇まで間があるので、その間の繋ぎでもあるのでしょう。 

私たちは、スポーツではなく、ヨーロッパ内で活用できるマイレージがあったので、どこか旅行することに。

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少しずつ日照時間は長くなってきているものの、まだまだ暗いし、寒いし、ウツウツする時期。 気分転換でもしないと、やっていけません。

いろいろ旅行の計画を練ったり、情報を集めたりしているうちに、なんだか明るく、ハイテンショ〜ン。

やっぱり、こんな(気候の、田舎の)国にずぅーといるのは、不健全で精神的にも害をもたらすものなんだわ。 だからスウェーデン人は海外旅行(特に南の島)が好きなのね〜。 と、初めてスウェーデン人の気持ち(心理)が、ちょっと分かりました。

愛の手袋

バレンタインデーですね。 2月14日を、スウェーデンでは、Alla hjärtans dag  (アッラ ヤルタンズ ダーグ  All Hearts' Day 全てのハートの日) と言います。 もともとバレンタインデーを祝う風習がなかったスウェーデン。 90年代くらいから、浸透してきたよう。 

恋人同士で、または家族で祝うことが多く、男性から女性へは、バラの花を贈るのが、もっとも一般的。 しかーし、日本や他国と比べても、全然盛り上がりません。 バレンタインにちなみ、ハート型のお菓子など売り出されますが、私はこれを、14日が過ぎるのを待ち、半額になってから購入するのが、楽しみ。

最近は、お店などでも、バレンタインのプレゼントを当て込んだ商品を販売し、セクシーな下着とか・・・ちょっと訳分からないグッズが店頭に並びます。

こんなものを見つけました。 「愛の手袋」 3つで1セットです。

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手袋をはめていても、一緒につないだ手は、じかに触れ合っているように・・・ 一瞬、絶句。 誰がこんなもん使うんだ! でも、いいかも。 これぞ私が欲しがっていたもの!

冷え性の私は、手袋をしていても、手がかじかんでしまいます。 そんなとき、つないだ手をすっぽりひとつの手袋で包めば、暖かさをキープできる! グッド・アイデアではありませんか。

でも、やっぱり、これをはめて歩くのは、恥ずかしいというか・・・バカ・・・

図解 セムラの食べ方

スウェーデンの信仰がカトリックだった時代、復活祭前の40日間、節食や断食を行っていましたが、その前の3日間、fastlagssöndagen, bullamåndagen, fettisdagen に、ご馳走を食べる風習がありました。 セムラは、そのときのご馳走のひとつ。 プロテスタントになってから、断食はしなくなりましたが、セムラだけは食べ続けるスウェーデン人・・・

セムラ(Semla、複数形は semlor)が、スウェーデン全土で通用する一般的な名称ですが、ここ南スウェーデンでは、Fastlagsbulle(ファストラーグスブッレ)と呼ぶのが伝統的。

ところで、夫が通う学校のカフェテリアでは、Fettisdagen(今年は2月20日)までの毎週火曜日、手作りセムラが5krで食べられるというではありませんでか。 相場は20kr前後なので、安い! それに、ここのカフェの料理はおいしいので、早速行ってきました。

ところで、セムラって、どうやって食べるのでしょう? 最初にセムラを目にしたとき、生クリームがたっぶり挟まった丸いパンを前に、途方に暮れました。 そんなふうに困らないよう、正しいセムラの食べ方を伝授いたします。

まず、パンの上に乗っている帽子部分を、指でつまみ持ち上げ、そのとき、クリームを帽子にちょっとすくって乗せ、口に運び、一口食べます。

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また帽子部分で、クリームをすくい、食べます。 最初に帽子部分を食べ終えます。

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次に、パンを親指と中指で挟んで持ち(別にどの指を使おうと自由です。 自分の持ちやすい方法で)、口に持っていきます。

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口をなるべく大きく開け、パンとクリームと、その間のアーモンドペーストを、いっぺんに食べるようにします。 というのも、パン自体には味がなく、クリーム自体は甘くなく、アーモンドペーストは甘いので、3つ一緒に口に入れないと、おいしくありません。

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バランスが難しいので(?)、お上品に食べるより、ハグハグハグっ〜と、一気に食べてしまいます。

スウェーデン北部出身の、クラスメートが食べていた方法。 深皿に牛乳を注ぎます。 レンジでちょっと暖めます。 その中にセムラを入れます。 つまり、セムラを牛乳に浸し、ぐじゅぐじゅを、スプーンで食べる・・・

北の方では、このような食べ方をするらしいのですが、南の人にとっては「ぐぇ〜」と思う食べ方です。

関連ページ 『セムラの作り方』 『セムラ』

日本の雑誌

海外に暮らしていて、しかも欧州の、こんな辺鄙な田舎国に住んでいると、貰って嬉しいものは、一番に日本食。 しかし、同じくらい、本や雑誌もありがたい。 やっぱり、活字は紙の上で、手に取って、読みたいものです。

夫の通う学校の先生から、突然日本の雑誌をいただいたときには、狂喜してしまいました。 ぶ厚い文芸誌2冊に、雑誌2冊。 しかも最新号! 日本の大手出版社からサンプルとして受け取った本や雑誌のうち、自分に関係ないものでも、私が読むかもしれないと、くださったのです。

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中に何故か、幼稚園雑誌の付録があった・・・ 

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「プリキュア」のロケットペンと、文字の練習帳。 夫の日本語の勉強に、役立てよう。

文芸誌を読みふけっていると、東京週間ガイド誌を手に持った夫が、おずおずと、「これなあに?」と聞いてくる。 広げられたページを見て、私も、ギョ!

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