セムラの作り方

夫の mormor (母方の祖母)の手作りセムラは、とても小さくて可愛らしいものだったとか。 市販のものは大き過ぎ、胃にもたれてしまうので、そんな小さなセムラを、自分好みの味で作るのもいいですね。 基本的なセムラの作り方は、こちらになります。
セムラのレシピ 約12〜15個分。
材料 (1dl は 100ml です)
(パン部分)
マーガリンまたは、バター 100g
小麦粉 1リットル
牛乳 3dl
砂糖 1dl
卵 1個
生イースト 50g
塩 小さじ半分
ベーキングパウダー 小さじ半分
カルダモン 好みで適量 (スウェーデン語で Kardemumma。 多くのセムラのパンに入っています。 夫の母方の祖父が好きだったので、おばあちゃんは必ずカルダモンを入れていたそう。 香りが苦手な人は、入れる必要ありません。)
(塗り用)
とき卵 1個分
(フィリング1)
mandelmassa 150g (マンデルマッサは、アーモンドペーストまたはマジパンのことです。 アーモンドを細かく擦りつぶし、砂糖を加えたもので市販されています。 日本で手に入らない場合、またマジパンが苦手な方は、フィリング2を使用してみてください。 日本人は、この独特の mandelmassa の味や香りをおいしいと感じないことも多く、セムラそのものが食べられない場合も。)
牛乳 少々
(フィリング2)
生アーモンド 125g
暖めた牛乳 1dl
砂糖 1dl
(飾り用)
生クリーム 2dl(泡立てる)
粉砂糖 適量
追記 ☆ケセラセラ☆のyukiさんは、フィリングに、カスタードクリームを作って使ったそう。 その方が日本人の口には合うと思いますし、おいしそう!
このクリームの下にある、半透明なのが、mandelmassa。

名前の日
ノルウェーのカレンダーには、ないとは!? カレンダーに毎日、名前が記載されているのは、ヨーロッパやキリスト教国共通かと思っていました。 名前が異なるので、国によってカレンダーの名前は異なります。 その国の、一般的な(あるいは伝統的な)名前が記載されているよう。
もう10年以上前になりますが、バルト三国リトアニアのペンパルの家に滞在していたときのこと。 ペンパルの夫が彼女に、花束をプレゼントした日がありました。 ペンパルは、「今日は私の名前の日なの。 私は気にしたことないし、祝う風習もなかったけれど、彼はいつも私の名前の日に、おめでとうって花をくれるのよね。 人によっては、名前の日を、誕生日より盛大に祝うのよ」と教えてくれました。 また、ハンガリーの人に、「あなたの誕生日は絶対忘れないわ。 だって、私の名前の日と同じだもの」と言われたことがあります。
国によっては、誕生日よりも名前の日の方が重要で、盛大に祝うとか。 カトリックのカレンダーには、聖人の名前が載っているそうで、2月14日が「バレンタイン・デー」なのも、この日が「聖バレンタイン」の名前の日だから。 12月13日が、「ルシアの日」なのは、この日が「聖ルシア」の名前の日であり、ドイツでは大晦日のことを「シルベスター」と言いますが、12月31日の名前が Sylvester だからであります。

スウェーデンでも、80年代くらいまでは、ささやかに名前の日を祝う風習があったようです。 家族や親しい人の間で「名前の日、おめでとう」と言い合ったり、名前のカードを送ったり。 この名前のカードは、誕生日カードなどと一緒に市販のものが出回っていたそうですが、最近は全然見かけないとのこと。 地域によっては、この風習が残っているかもしれません。
今でも、スウェーデンのカレンダーには、国王の名前の日(Karl 1月28日)、女王の名前の日(Sylvia 8月8日)、王妃の名前の日(Viktoria 3月12日)が、スウェーデン国旗と共に明記されているので、やはり大切なのかもしれませんね。
今のところ、分かったことは、こんなことです、ママくまさん。 ノルウェーのカレンダーも、探してみたら、名前が載っているのもあるかも!?
クリスマスはお仕舞い Knut kör julen ut
Knut (クヌート)は、男性の名前。 (スウェーデンのカレンダーには、またキリスト教のカレンダーのほとんどがそうだと思いますが、毎日、人の名前が記されているのです。) Tjugondedag jul とは、「クリスマスから数えて20日目」の意味。
世界でも、一番長いと言われるスウェーデンのクリスマス。 11月も半ばになると、街の中にはクリスマスツリーが立てられ、街も家庭も、クリスマス一色。 アドベントが始まり、ルシアがあり、クリスマスになり・・・ 暗く長い冬を、明るく飾ったクリスマスのイルミネーションですが、1月13日の「クリスマスから数えて20日目」に、仕舞うのが慣わし。
アパートの中庭に立てられたクリスマスツリーも、運ばれていきます。

今日は Knut の名前の日であるので、スウェーデンでは「Knut kör julen ut (クヌートがクリスマスを運び出す)」と言うのだとか。
スウェーデン人の味覚
が、これだけで、衝撃を受けてはいけない。
スウェーデン語の児童書を読んでいたとき、息子が母親のために、パンにチーズを乗せ、その上にジャムを塗る、という記述が出てきました。 私は最初、読み間違えたのかと思いました。 次に、この物語の母親は、幼い息子を一人置いて家出しちゃうくらい、情緒不安定なので、味覚も不安定なのだと思いました。 笑いながら夫に「ねぇ、パンにチーズとジャムを挟むサンドウィッチが、この本に出てくるよ。 おかしいね〜」と言ったら、「そうして食べるスウェーデン人、多いよ」。
へぇぇぇ〜〜〜!?? チーズの上に、ジャム塗るんですよ、あなた!
夫は、味覚に関してはドイツ人の血が濃く出ているのと、スウェーデンの不味い学校給食で育ったせいで、典型的スウェーデン料理が嫌い。 ゆえに私も、典型的スウェーデンの味を知らないままでいることも、多し。 この、チーズ&ジャムのサンドウィッチも然り。
ところが、先日、食べる機会に恵まれたのです。 それは偶然行くことになった日曜の、教会のミサの後でのコーヒータイムのこと。 丸いパンの間にチーズが挟まっただけの、典型的スウェーデンのサンドイッチが出されました。 そして手元を見ると、小さなお皿に、オレンジマーマレードが盛られ、スプーンが添えられています。 チーズのサンドイッチと、マーマーレードを交互に見比べる私。 震える声で夫に「も、もしや・・・これは・・・例の・・・?」と問うと、真面目な顔で「そうなのだ」と頷く。
おお〜〜。 私、試してみるわ! 引きつる顔の夫をよそに、ベッタベッタと、固いチーズの上に、マーマレードを塗りまくる。 (パンの半分にジャムを塗り、チーズとは別に食べてもいいのだが) それをパンで挟んで、いただきまーす。
お味は、おいしい♪ というわけではありませんが、マズイわけでもありません。 オレンジマーマレードは、苦味があり、甘ったるくないので、それほどおかしな味にはなりませんでした。 でも、わざわざマーマレードを塗る意味も、ないかな・・・
イタリアを旅し、おいしいチーズやワインなどを食べ歩くテレビ番組を見ていると、やおらスウェーデン人が、自国から持ってきたペパカカ(pepparkaka。 ショウガ、シナモン、クローブなどのスパイスが効いた、薄〜いクッキー。 英語でいう、Ginger Bread)を取り出し、「これは、ブルーチーズと合うのです」とイタリア人に説明している。
ええっ!? また、おかしなことを・・・ しかし気になった私。 クリスマスの残りのペパカカとブルーチーズがあったので、早速試してみることにしました。 これが、なんと・・・

お正月料理
お餅もいただきました。 夫はきな粉が大好き。 普通のスウェーデン人は黄粉を、「砂みたい」と言って食べられないそうですが、うちのは、砂糖を混ぜた黄粉を、そのままスプーンで口にいれて食べても大丈夫。 かなり伸びる黄粉餅をほお張りながら、「こっちでは新年に花火で命を落とす人がいるが、日本では、餅で命を落とすのだなぁ」。 はい、気をつけて食べてください。
12時15分からは、恒例ウィーンフィルハーモニーオーケストラによるニューイアーコンサートの中継を、テレビで観覧し、あとはダラダラ。
スウェーデンのお正月、これといったものはありません。 普段は無神論者ぶりを発揮するスウェーデン人も、クリスマスは大々的に祝い、教会に行ったりするのに、新年は花火を上げる以外、特別な行事はなし。
新年にかこつけ、酒を食らうけど、それはいつものことだし。 お正月料理もなし。 お金持ちは、高価なシャンパン開けたり、高価なロブスターを食べたりするのが、トレンドらしいが。 デンマークのニュースを見ていると、デンマークでは新年に、マグロを食べるようです。
夫の実家では、お正月にザウアークラウト(Sauerkrautドイツ名物、酢漬けキャベツ)を食べます。 義父の故郷、ドイツ南部の方では、お正月にサワークラウトを食べるのが慣わしだそう。 それで私たちも、2日に、ザウアークラウトをいただきました。

大晦日&新年 Gott nytt 2007!
わぁ、と歓声をあげながら見ていると、隣にいるはずの夫がいない。 違う部屋の窓から見ている。 夫の側に行って、しばらくすると、またいなくなっている。 私がウルサイうえに、ゴリゴリ押してくるからだと・・・
前回のブログに、花火には興味ないようなことを書いておきながら、私は写真まで撮っていました。 しかも80枚ほど・・・ その中から、選りすぐりをピックアップ!
たまやぁ〜!

かじやぁ〜!

Happy New Year!

天体観察のようになってしまいました。

近すぎて、なんだか分からない・・・

下方に、花火よりも明るい窓(青い電球がビッシリ)。

ほとんどの写真は、こんなでした。

これらの花火は、素人が個人で購入し、個人で上げているもの。 その為、火事や火傷などの事故が絶えません。 対岸のデンマークはスウェーデンより花火の事故が多いようで、ニュースでは手が吹き飛ぶなどの恐ろしい映像が。 今年は死者も出たそう。 命がけの年越しです。
2007年が、皆様にとって、健康で幸多き年でありますように。
今年も、よろしくお願いいたします!












