Mellandag

クリスマスとお正月の間の日々を、スウェーデンでは、Mellandag、Mellandagarna と言います。 直訳すると、「間の日々 (The Between Days)」。 

で、その間に何があるかと言うと・・・ 大バーゲン。 あらゆるお店の窓や扉やたて看板には、REA(セール、バーゲン)、 Mellandagsrea(年末大売出し)の文字が躍り、半額セールは当たり前。 お目当てのものは、この日とばかりに、人々は繰り出し、クリスマス前より大混雑。 特にクリスマス商品は、かなり安くなるので、来年のために、今購入しておくという手もあり。

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若者向けの服屋の中で、バーゲン品を漁っているのは、私の台湾人の友人と、そのお姉さん。 お姉さんは日本に2年間留学していて、私は里帰り中に彼女に会ったことがあります。 また今年日本に一時帰国した折、台湾に旅行し、そのとき再会。 そして今回、お姉さんはスウェーデン在住の妹をクリスマス休暇で訪ねて、私と再々会。 3カ国にまたがって会っているのです、私たちは。 

さて、そのMellandagarna の1日、私は台湾人姉妹と一緒にショッピングに繰り出すことに。 半日歩き回り、どこもビックリするほどの人込みで(普段ゴーストタウンかと思うほど、人が少ないので)、とても疲れた・・・ 3人で行動していると、姉妹同士は台湾語、私とお姉さんは日本語、私と友人は英語で喋るので、おかしくも楽しい道中でありました。

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また、Mellandagarna に人々が買うのは、花火。 スウェーデンでは(多くのヨーロッパの国でも)、年が変わると共に、花火を打ち上げます。 しかも、花火大会のような、デッカイ打ち上げ花火を、個人で購入し、庭先でバンバン打ち上げるんですよ! 5千円から1万円位のパックが主流で、家族や友人たちと打ち上げるらしいです。 最初の年は、珍しかったので、喜んで花火を見ていましたが、やっぱり大晦日は、除夜の鐘と「ゆく年くる年」でしょう。

年末となると、日本人のDNAが騒ぎ、私は大掃除に精を出し、ささやかながらも「おせち」もどきを作ろうと、四苦八苦するのであります。 

今年はブログに挑戦し、ブログを通じての出会いもありました。 今年このブログを訪れてくださった皆様、コメントを残してくださった皆様、本当にありがとうございます。 どうか良いお年をお迎えくださいませ!

クリスマス料理 学校編 Julmat

先日、夫の通う学校の、学期終了日に付いて行きました。 クリスマス休暇前の終了日、スウェーデンの学校では、エンターテイメントを楽しみ、簡単なクリスマス料理を食べ、その後、教会に行くのが伝統です。 教会に行くのは、主に小学校で、学校にもよりますが。

最初、8時半からクラスでのミーティングがあると、暗いうちから行ったところ、なかった・・・ それで、学校全体のエンターテイメントが始まる10時まで、待ちぼうけ。 (ありがちなことね。)

クリスマス会は、学校の食堂で。 ラテン系の小柄なおじさんが出てきて、ギターをかき鳴らし、ラテン系の陽気な歌やクリスマスソングを、良い声で歌います。 それを、無表情にボ〜と見ているスウェーデン人。 典型的な情景。 盛り上がらないまま次のバンドへ。 

西アフリカ出身のドラムバンド。 アフリカの民族衣装に身を包み、太鼓をバコバコ豪快にリズミカルに叩き大熱演。 だんだんとスウェーデン人たちも乗ってきて、最後にはダンスに興じる輪もできました。
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さて、11時。 学校長のスピーチの後、クリスマスの軽食。 出されたものは、伝統的なスウェーデンのクリスマス料理(学校編)。

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奥のお皿に乗っているのは、クリスマスのお菓子。 アイスチョコ(ひんやりした口当たりのチョコ)、スクームトムテ(マシュマロみたいなの。 もっと固くて、サンタの形をしている)、手作りのパフライスとラムレーズンが入ったチョコ。 これまた手作り、スウェーデン菓子の定番、ココナッツがまぶしてあるチョコレートボール。

右側のお皿は、茶色くて甘いスウェーデンのパンの上に、クリスマスハム(塩茹で)を乗せ、その上に甘いカラシを塗ったサンドイッチ。

手前は、牛乳でお米を煮込んだ、冷たくて甘いお粥(シナモンかけ)と、ハート型のペパカーカ(しょうがクッキー)。

こう説明していると、あまりおいしそうでは、ありませんね・・・ 

特に、甘いクリスマス粥は、夫が嫌いで、私は食べたことがなかった。 今回、初めて食べます。 お味は・・・ 

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シュトーレン Stollen

ドイツのクリスマスケーキ、シュトーレン。 このケーキの形は、揺りかごに赤ちゃんが寝ている姿を表したもの。 キリストの誕生を祝い、Christ Stolle と呼ばれることも、Weihnacht Stolle (クリスマスのシュトーレ)と呼ばれることも。

私が持っていた、日本のお菓子の本に、作り方が載っていたので、挑戦してみようかと思いましたが、すごく面倒くさそう。 でも、買うと高いし・・・

そんなとき、猫と手作りの話題のブログ『☆ケセラセラ☆』の yukiさんから、簡単ですよ〜と、レシピを教えていただきました。

yukiさんの作ったシュトーレンは、こちら「今年もこの季節がやってきました!」に、またレシピは「カワイイでしょ?」に載っていますので、ぜひご参照ください!

シュトーレは、ラム酒の効いたフルーツやアーモンドが詰まったパン菓子ですが、yukiさんは、市販のラム酒漬けドライフルーツを使うそうです。 しか〜し、スウェーデンにはアルコール漬けのドライフルーツなんて、売っていないのであった。

しかも、ラム酒を買うには、国営の酒屋に行って、番号札取って並んで、カウンターで欲しいものを告げ、奥から取って来てもらわなくちゃいけない。 この大型休暇前、大混雑であろう System Bolaget (国営酒屋)になんて行きたくないし。 しかも、大きなボトルの高価なものしか置いてないらしい。 アルコールに関しては、なんとも融通がきかない国です、スウェーデンは。

それで、ラム酒なしで作ってみました。 シュトーレは、イースト菌を使い発酵させるので、ケーキというより、パン作りに近いです。 1回目、上手く発酵せず膨らまなかった上、ラムがないと味にパンチがない。 すると義母から、スーパーで「ラム・エッセンス」が売っていると聞き、早速購入。

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そして、2回目のシュトーレを焼きました。 しかし、このラム・エッセンス、全然効かな〜い。 アルコール分がないので、ヴォトカをエッセンスに混ぜてみました。 まだ暖かいうちに味見(本当は2,3日置いた方がおいしい)したところ、私はなんだか、体がホカホカ良い気持ちに・・・ その後しばらく、楽しくなってヘラヘラ笑っていたのは、ヴォトカのせい!?

2回目も失敗だったので、3回目に挑戦。 ラム・エッセンスとヴォトカの量を調節。 今回は、ちょっと膨らみました。 こちらが私の(3回目に)焼いたシュトーレンです。 (なんか、yukiさんのと、違うなぁ。)

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フレドリクスダールのクリスマス市 Jul på Fredriksdal

先週末、Helsingborg という町にある、博物館と庭園の施設、Fredriksdal で開かれた、クリスマス市に行って来ました。 Helsingborg は、スウェーデン南端のスコーネ州、北西海岸に位置する町。 Fredriksdal は、1700年代の農家から、1950年代位までの街並みを再現し、Helsingborg の歴史をミニチュアにした屋外博物館。 庭園の展示やアクティビティにも力を入れています。 

12月の3日間、クリスマスマーケットが園内で開かれ、100店以上のお店が出店します。 義母は、去年この催しに行き、とても良かったので、今年は私を連れて行きたいと張り切り、私たちは出掛けたのでした。

かなりの人出で、駐車場もすぐに満車になってしまうので、開園の10分前に着いたところ、もう車も人も長蛇の列。 (私たちは、義父に車で送り迎えをしてもらった。 入園料は、60kr。 通常駐車料金は取らないのに、クリスマス市開催中は、別途20krだった!)

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Fredriksdal は、義母が子供の頃から存在し、Helsingborg は、義母が生まれ育った町。 義母のお父さんが、昔、この町の博物館の館長をしていたので、敷地内にも詳しい。 見て周っていると、ひょんな思い出話も出てきます。

しかし、今日の私たちの目的は、クリスマスショッピング! 町のお店では手に入らない品が、ここには豊富に揃っています。 いろんな種類のカラシやジャム。 ハチミツ。 スパイス。 チーズ。 ハムやソーセージ。 新鮮な魚屋さんが売るシル(ニシンの酢漬け)。 手作りのトムテ(サンタ)人形。 ウールの帽子。 オーナメント。 ヒヤシンスやアマリリス。 いろいろな味わいのパン屋さん。 グレッグ(甘くて暖かいクリスマスのワイン)にペパカカ(ジンジャークッキー)。 伝統的なお菓子の数々。 どれもスウェーデンのクリスマスに、欠かせないもの。 果ては北の方から、近くは地元の農家から、いろいろなお店が来ています。 また、どのお店も試食をどんどん勧めてくれるので、それがまた楽しい!

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11時にやって来て、気がつくともう午後4時。 ライトアップはこれからなので、今から来る人たちも多くいます。 もう少し居たい気持ちを抑えて、家路に着きました。 (寒いから・・・)

ところで、ノルウェーに住む、くまさんご一家は、ノルウェー民族博物館のクリスマスマーケットに行ったそう。 ママくまさんのブログ『3びきのくま日記』「最高!クリスマスマーケット♪」には、マーケットでのかわいい写真が載っていて、そちらにも行きたくなりました!

ルシアコンサート Lucia Concert

12月13日、スウェーデンでは、ルシアを祝います。 聖ルチア (St. Lucia) は、イタリア出身の聖女。 ♪サンタ・ルチア♪で有名ですね。 そのルシアを、何故スウェーデンで大々的に祝うのか・・・ 発祥は定かでないようです。 また、それほど古い伝統でもないようで、約100年前に祝い始められ、今ではスウェーデン全土で、皆が待ち望む大事な行事となっています。

主に、学校やコミューン(村、町、市)といった地域ごとに祝い、主役は、もちろんルシア。 ルシアになるべく女の子が選出されます。 ルシアは、白いドレスに身を包み、赤いサシェを腰に巻き、燃えるロウソクを頭に立て、手を胸の前に合わせ、「サンタ・ルチア」を歌いながら歩いてきます。 ルシアに選ばれる少女は、歌が上手くなければなりません。 ルシアのお供は、tärnor (maidens 侍女たち)  と、 sjärngossar (star-boys 星の男の子たち)。 Tärnor は、ルシアと同じ、白いドレスを着ていますが、頭にロウソクは立てず、手に持っています。 Sjärngossar は、白い衣装に、白い三角の帽子を被り、手に星を持っています。

Lucia の日は、12月13日ですが、ルシアが選出されるのは、12月1日か、第一アドベント。 

また、先日の日曜日は、教会でルシアのコンサートが行われました。 その教会の、子供たちの合唱団が主催となったものです。 普段、教会に行くスウェーデン人は少ないのですが、この日は、小さな教会が人でいっぱいになり、立ち見まででるほど。 1時間程のコンサートは、子供たちの清らかで明るい歌声、特別参加のお父さん合唱団による楽しい歌声で、とても素晴らしく、暖かいものでした。

暗くて、よく見えませんが、こちらがルシアです。 コンサートの風景。
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こちらが、ルシアが頭に乗せるロウソク。 ルシアに選ばれるのは、この上ない名誉ですが、これを頭に乗せて、長時間手を合わせて立っていることを考えると・・・ ルシアは体力もないと、務まりませんね。
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サフランブレッドの作り方 Saffransbröd

スウェーデンには、クリスマスケーキなるものがありません。 その代わり、クリスマスの特別なパンを焼きます。 昔は貴重品であった白い小麦粉と、高価なサフランを使い、いろいろ凝った形に焼き上げるのが、スウェーデンの伝統。 

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この時期、パン屋さんの店頭で売り出され、家庭でも作られるでしょう。 私は、そんな面倒なことしませんが・・・ でも、おいしい手作りのサフランパンが食べた〜い、と言ったら、夫の友人(男性)が作って持って来てくれました。

しかも、焼きたてのホワホワを大量に! この形は一番簡単な Lussebullar と呼ばれるもの。 フワッと大きく仕上げたかったので、ツヤを出すための溶き卵を、上に塗っていません。

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スウェーデンでは、サフランはクリスマスに欠かせない香料です。 鮮やかな黄色を出すためでもありますが、その香りも、スウェーデン人は好みます。 私にとって、味覚にうったえない独特の香りは、おいしい匂いとは思えないけど・・・ もちろん、友人が作ってくれた、焼き立てのパンは、香りも高く、おいしかったです。

では、ここでKanaさんのリクエストに答え(えっ、してない!?)、スウェーデンの伝統的な、サフランパンのレシピをご紹介。

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アドヴェント・キャンドル Adventljus

アドベント」とは、クリスマス前の4週間、 キリストの到来を待つ「降臨節」のこと。 クリスマス当日から数え、4つ前の日曜日が第1アドベントで、第4アドベントまであります。 また北欧では、アドヴェントの日曜に、アドヴェント・キャンドルを灯していく風習があります。 

アドベント・キャンドル立ては、4つのロウソクが並んでいるもの。 売られているものも、いろいろありますし、自分で手作りする場合も、好きなようにアレンジするので、多種多様なアドベント・キャンドルを見かけます。 暗いクリスマス前を、明るく照らすアドベント・キャンドルは、なくてはならないもの。 この時期テレビのニュースでも、ニュースキャスターのデスクの上に、アドベント・キャンドルが置いてあるのを見かけます。

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今年の第一アドベントは、今日12月3日。 私たちも、最初のアドベント・キャンドルを点しました。 我が家のアドベント・キャンドル立て (adventsljusstake) は、ブタのオスカーくん。 夫が3,4歳の頃、両親からプレゼントされ、彼によって Oscar と命名されました。 

ところで、クリスマスの時期、スウェーデンではブタのオーナメントをよく見かけます。 クリスマスの動物といえば、トナカイではなく、ブタです。 クリスマスの食事でも、一番のご馳走は豚。

北欧神話に出てくる、勇敢なヴァイキングの戦士が死後に行くという神の宮殿、Valhalla(ヴァルハラ)。 ここには、夕方に殺し食べても、翌朝また生き返る Särimner という名の、魔法の豚がいます。 

キリスト教が到来し、古代の神は姿を消したけれど、スウェーデン人の生活には、北欧神話の信仰や影響が残っていることが多いです。 聖なるクリスマスに、聖なる豚を崇めるのも、その名残なのでしょう。 同じキリスト教のクリスマスでも、国によって祝い方や風習が異なるようで、おもしろいですね。

アドベントカレンダー Advent Calendar

日本では♪もういくつ寝ると、お正月〜♪と歌いますが、北欧の子供たちは、12月1日からクリスマス・イブの24日まで、毎日「アドヴェントカレンダー Adventskalender」を開きながら、クリスマスを心待ちにします。

一般的なものは、紙製で、カレンダーの日付を窓のように開けると、中からクリスマスにまつわる絵が出てきます。 お店で大量に売られている、チョコレートのアドベントカレンダーは、ほとんどがドイツ製。

こちらは私の、アドヴェント・カレンダー・コレクション・・・

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義母が子供の頃は、紙製のアドベント・カレンダーを、毎日心躍らせながら開いたそう。 夫が子供の頃、初めて貰ったアドベント・カレンダーは、チョコが入っているもの。 しかし、貰ったその日のうちに、全ての窓を開けてしまったのを、義母が発見。 夫曰く、まだアドヴェント・カレンダーが何か、分からないほど小さかったので、何だろうなんだろうと、好奇心から次々開いてしまったんだよ〜。

スウェーデンでは、Julkalender (ユールカレンダー、クリスマスカレンダーの意)とも言い、12月1日から24日まで、同名タイトルで、クリスマス用子供向け連続テレビ小説が放映されるのが恒例。

子供たちのために、自分でアドベントカレンダーを手作りする人もいます。 24個の小さな箱や袋を作り、その中にひとつひとつ、小さな玩具やお菓子などを詰めます。

今年は、日本で夫の為に買ったものや、頂いた品を、ひとつの袋に詰め、毎日ひとつ、中から取り出してください、というアドヴェントカレンダー(というか、プレゼント)を作りました。

いつもブログをご覧頂いている皆様には、ウェブ上にアドヴェント・カレンダーを作りました。 下記をクリックし、ご覧ください。 あ、開くのは毎日ひとつずつです。 幼少期の夫のように、いっぺんに全部、開かないように!

アドベント・カレンダー Advent Calendar

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