ホガナスのマーケット Rydsmarknad

日常雑貨、キッチン用品、手芸用品、洋服、カーテンやテーブルクロスの布地、手編みのセーター、手袋、靴下・・・。 玩具、ビデオ、CD、マンガもあります。 町のクラブや、学校も 「当てクジ」など出店。 カゴ、ブリキ細工、伝統的な木工クラフトなどの、手作り商品も多いです。 またこの時期は、クリスマスの飾り物も見られます。 ジャム、スコーネ名産のお菓子「スペタカッカ」、ハンドメイドのキャンディー。 魚や、スコーネ特産「うなぎ」も売っています。 その場で食べられるスナックとしては、伝統的な「焼きニシン」、デンマークのソーセージ(ホットドック)、スープなど。

このようなマーケットは、5月くらいから、スウェーデン各地で開かれ、夏がピーク。 ホガナスのマーケットは、スコーネでも一番遅い時期に開かれ、いわばシメであります。
人口も少ない、小さな町に、この日はスウェーデン各地から、お店を出す行商人がやって来て、町の中心の街路に、350もの小さなお店が並びます。 またマーケットを 訪れる人々も他の地域からや、ホガナスを離れた子供たちが里帰りとして、大勢来るので、 町は普段からは想像もつかない人数で、溢れます。
そして恒例なのが、この天気。 10月末 というと、スウェーデンは日照時間も短くなり、毎日が曇り空、雨模様。 (この写真は、数年前に撮影したものです。)

今年は、私は今日本にいるので行けませんでしたが、夫に頼んで「買い物」してもらいました。 家の中で履く室内ブーツ。 スウェーデンでは、室内で靴を履く習慣がありません。 でも、冬場は家の中でも足元が冷え(特に私は冷え性なので)、モコモコの室内履きは欠かせません。 1年12ヶ月のうち、10ヶ月は冬であるスウェーデン。 すぐに履き潰してしまうので、暖かく機能的で頑丈なものを、種類も豊富で値段も安めな、ホガナスのマーケットで求めます。
果たして夫は、どんな室内履きを、私のために見つけてくれたのでしょうか。
ちなみに、ただいまのスウェーデンの気温、5,6度だそうです。 横浜の今日の気温、22度。 私は今、Tシャツ着ています。 やっぱ、やっぱ、寒いスウェーデンには、戻りたくな〜い!
Nyponsoppa ローズヒップのスープ
ローズヒップとは、バラの実であり、ビタミンCが豊富。 加工食品としては、お茶やジャムが有名ではないでしょうか。 しかし、スウェーデンでは、ローズヒップといえば、スープです。 Nypon (ニィーポンという発音)は、スウェーデン語で、ローズヒップのこと。
Soppa(スープ)と言っても、ローズヒップのジュースに、とろみをつけた、甘いもの。 おやつやブランチなど、小腹が空いた時にいただくのが一般的。 暖めても、冷たくしても、お好み次第で。 他に、ブルーベリースープ、ミックスベリースープ、フルーツスープなどもあります。

今回購入したのは、新鮮なもので、冷蔵庫に保管し、賞味期限は2週間以内。 添加物など入り、常温保管で半年〜1年もつのもあり、買って置いておくと、便利。

スープの上に散らした、丸いものは、マカロンみたいなの。 小さなアーモンドクッキーで、ココナッツも入り、サクサク。 そのまま食べてもおいしいのですが、スウェーデン人は、Nyponsoppa に浮かべて食べます。 (袋にも「Nyponsoppaにピッタリ」と書いてある。) 冷たいスープと一緒だと、カリカリ。 暖かいスープと一緒だと、ふにゃ〜と柔らかくなり、甘さが増します。

ところで、Nypon(ニィーポン)だなんて、変な名前ですね。 発音が、ニッポン(日本)みたい。 と、不思議に思っていたとき、知ったのですが、このローズヒップになるルゴサという種類のバラは、日本原産のハマナスが原種だとか。 (といっても、スウェーデン語名との関連は不明ですが。) このことを知ったのは、菜園の話題から始まり、教養深く幅広い内容の、HISAさんのブログ、Small Talk の、「ハーブ物語・ハマナス」という記事で、です。
北海道の海岸の砂地に自生するというハマナス、スウェーデンの海岸(夫の実家がある、ホガナスの浜辺)にも、たくさん生息しています。 しかし、自生したのではなく、何十年か前、砂地に良いらしい、と植えられたのだとか。 しかし、大量に育って道を塞いでしまったうえ、実は効果がなかったということが判明し、数年前、全部刈り取られてしまいました。 ガランとした砂地を見て、ちょっと悲しかったです。
追記
Nyponsoppa は、粉末の状もあり、これなら数年間保管できるし、持ち運びにも(例えばお土産にする場合)便利! 飲み時は、お湯に溶かすだけで出来上がりです。
ローズヒップの実を採取し、自分で作ることも出来ます。 作り方は、こちらを参考に。











