Äggakaga の作り方

スモーランドのオストカーカに対抗するなら(!?)、ここスコーネには、äggakagaエッガカーガがあります。 標準語で言うなら、äggkaka(エッグカーカ)でしょうが、スコーネの郷土料理であり、スコーネ弁なので、äggakagaエッガカーガ、となるそうです。

直訳すると「卵ケーキ」。 でも甘い、デザート系のケーキではなく、オムレツ。 一品料理になります。 私が最初に食べたのは、車がないと行けない田舎にある、古い農家を改造した、スコーネの伝統料理を出すレストランででした。 (でも庶民派ではなく、高級レストランなのです。) 

その卵料理の付け合せは、もちろん、リンゴン(こけもも)。 しかし、そのレストランで出されたリンゴンは、ジャム(砂糖で煮詰めたもの)ではなく、rårörda(ローローダ)と言い、新鮮なベリーを、砂糖と混ぜただけものでした。 (形が崩れるほど混ぜるか、軽く混ぜるかはお好み次第。) 小さな粒のリンゴンは、ぷちっと口の中で弾け、甘みも程よく、そのまま食べても、おいし〜い! リンゴンジャムが苦手な夫も、ローローダなら、OKだそう。

最近、スコーネの田舎の方に行くと、夏の屋外イベントなどで、このエッガカーガを作っている風景をよく見かけます。

以前、そのようなイベントで、レシピを貰い、家で作ったことがありますので、ここに作り方を公開いたしましょう。

用意するもの(4人分)
牛乳 500 ml
卵  5個
小麦粉 200 ml
塩  小さじ1
ベーコン 適量(好みに応じて)
リンゴン(こけもも) 適量(好みに応じて)

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Ostkaka オストカーカ

「彼女の作る Ostkaka は絶品です! Ostkaka を作るときは、ミルクも近所の農家で新鮮なものを、明日取りに来るからと頼み、アーモンドも2種類使っていました。 これがミソなのよ、と。 皆、生クリームとかジャムとか、たっぷり乗せて食べていたけれど、私はあんまりトッピングはしないで、Ostkaka そのものの味を楽しんでいました。 あんまり甘くなくて、リッチな味わいで・・・」

これは、スモーランド(Småland、スコーネの右上に位置し、森が多い地域)の農場地帯に住むスウェーデン女性のところに、滞在していた友人の体験談。 Ostkaka(オストカーカ)とは、直訳するとチーズ (ost) ケーキ (kaka)。 しかし、お間違えなく! 私たちが知るチーズケーキとは、まったく違う代物。 スウェーデン特有のチーズケーキなのです。 クリームチーズやカッテージチーズなどで作る、私たちが知るチーズケーキは、やはり「チーズケーキ」と呼ばれ、Ostkaka とは区別されています。

今では、スウェーデン全土で知られ、市販品も手に入りますが、もとはスモーランド地方の郷土料理的なものだとか。 クリスマスや復活祭、お誕生日やお祝い事のパーティで出されることも多いようです。 家庭で作るのは難しく、また時間もかかるようなのですが、友人の滞在先の女性は、ことあるごとに手作り。 新鮮なミルクで作る Ostkaka の話を聞き、私も食べたくなり、スーパーに買いに行きました。

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お帰りなさい  Henrik Larsson

夫の実家に数日滞在し、帰宅するためバス停に行くと、どどーんと現れたのは、スウェーデンサッカー界のスーパースター、Henkeこと、ヘンリク・ラーション。 92年のサッカーW杯アメリカ大会から、今年のドイツ大会まで、スウェーデン代表メンバー。 欧州の強豪である、スコットランドのセルティック、スペインのバルセロナで活躍し、今期から彼は、古巣であり出身地の、Helsingborg IF (スウェーデンリーグ Allsvenskan)に戻って来ました。 ポスターには、「ウェルカムホーム」と書いてあります。 もうガンガン活躍して、ゴールもバンバン決めています。

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何故、ホガナス(Höganäs)のバス停にヘンケがいるかというと、Helsingborg はここから一番近い都市。 私は電車に乗るために、バスで30〜40分かけて、Helsingborg に行かなければなりません。 ホガナスには大きな病院も高校もないので、この町に住む人たちは、出産や高校入学となると、Helsingborg まで行くのです。 でも、このような町はスウェーデンにはいたるところにあり、大きな都市の方が珍しいくらい。 Helsingbrog は人口12万人程で、スウェーデンの大都市10番以内に入ります。 

Krapperup お城と庭園、ガーデンカフェ

ホガナス(Höganäs)メレ(Möll) の間に、Krapperup(クラッペルップ)という、私がなかなか名前を覚えられない場所があり、ここにはお城と庭園があります。

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お城といっても、大邸宅といった規模ですが、1200年代に建てられた、スコーネでもっとも古い城。 当時ここはデンマークだったので、城の領主は代々デンマーク人でした。 現在、屋敷の中は一般公開されていませんが、事前に予約し、ガイド料を払うと見学できます。 広大な庭園は無料で開放され、敷地内にはカフェやギャラリーがあり、夏には屋外劇などの催しもあります。

ホガナスのダブルデッカーも、ここに立ち寄るのですが、メレに行った翌日、義母と私は車で訪れました。 庭園の様子は、私のもうひとつのブログ「北欧ガーデン」を見ていただくとして・・・

庭園を見て周った後、私たちは夏の間だけ開いているカフェに入りました。 この建物は、ブタや馬などの家畜を飼い、農機具などを保管しておく小屋だったのですが、今はファショナブルな田舎風カフェに変身。 数年前このようなカフェは存在していなかったとか。 しかし近年のガーデンカフェブームに乗って、エコロジカルでオーガニックなケーキが、きれいに並んでいます。 おおー、このようなケーキ、街中ではお目にかかれない! スウェーデンで、おいしい料理やケーキを出すレストランとカフェは、たいてい辺鄙な田舎にあります。 今日は私の奢りです、と私が支払ったのですが、義母は一言「けっこういい値段ね!」 そう、田舎にある一流レストランやカフェは、かなりのお値段です。 ケーキひとつ39kr(約585円)かぁ。

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ベリー類のパイは、ちょっと酸っぱ過ぎた上に、カサカサ乾いた舌触りが、私としてはイマイチでしたが、アーモンドケーキの方は出来たてで、ほのかにまだ暖かく、荒く砕いたアーモンドの歯ざわりが、絶妙な味を引き出して、普段スウェーデンのケーキをケーキとは見なさない私も、賞賛する程の味わい! 手作りルバーブのジュースは15kr(約225円)。 さわやかな甘さとルバーブ特有の酸味が、暑さで乾いた咽をさっぱり潤してくれました。

Mölle と Kullen

ダブルデッカーは、ホガナスの町を出ると、まっすぐ北上。 今回はエンコせず、30分程で、目的地である メレMölle に着きました。 地図で見ると、左上に突き出した地域です。

ここは昔からの、夏のリゾート地。 1880年代から1930年代、特に栄え、ベルリンからの直行列車が通っていたほど。(今は、電車は通っておらず、ホガナスからローカルバスと、夏の間はダブルデッカーが運行しています。) 

なんと言っても、当時センセーショナルだったのは、男女が一緒に海水浴できること。 なんてハレンチ! という時代が、スウェーデンにもあったそうです。 白い大きな建物は、グランドホテル (Mölle Grand Hotel)。 港 (Mölle hamn) の付近には、キオスクやお土産屋、レストラン等があり、今までシーズンオフにしか来たことがなかったので、人をあまり目にしたことがなかったのですが、この日は、夏の観光客で賑わっていました。

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背後に連なる岩山は Kullaberg (地元では”Kullen”と呼ばれている)で、自然保護区域。 ハイキング、ロッククライミング、ダイヴィング、海水浴など楽しめます。

しかし、この写真、ふたつの写真をつなげパノラマにしてみたのですが、真ん中のあたりで、空の色が違う・・・ 夫曰く「なんか、本に載っていた写真をスキャンしたような感じじゃない!?」 うう、その通りだ。 しかも古い本の写真に見える・・・

追伸1:帰りも、バスは故障せず、無事ホガナスに着きました。
追伸2:Höganäs を「ホガナス」と表記しましたが、実際の発音は「ヘェガネェス」に近い。 スウェーデン語の ö と ä の発音は難しいです。

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