ダブルデッカー in ホガナス

義父が夫の兄と二人で、モーターバイクでツーリングしながら、ドイツの故郷に行っている間、義母は一人でお留守番。 ならば、こっちは女同士で楽しみましょうと、夫の実家に数日間行っていました。

ここ Höganäs (ホガナス、ヘェガネェス) は、スコーネ西海岸沿いにある小さな町。 でもスウェーデ人なら誰でも、この町の名前は知っているかも。 この付近では粘土質の土が採掘され、陶芸や窯業が盛ん。 特に、Höganäs keramik という陶器の食器は有名ブランドで、ここにその工場とアウトレットショップがあります。

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近くに自然保護区域に制定されている名所があり、都会から来る人のサマーハウスも多く、夏の間は観光客も多く訪れるようです。 今回私たちも、観光気分をちょっと味わうことに。

去年の夏、突然この町に出現した、ロンドン名物ダブルデッカー。 なんでも Höganäs の町が、中古を購入し、夏の間は無料の観光バスとして、近隣の名所を周ります。 小さな丸い古い型のダブルデッカーが、スウェーデンの田舎を走る様子は、なんともユーモラス。 

実は去年の夏、私と義母は二人で、このダブルデッカーに乗り込みました。 ところが、隣町についたところで、エンジンの調子が悪くなり、そのままストップ。 電話したり、修理工を呼んだり、散々手を尽くしましたが直る様子はなく、乗客はアイスクリームを奢ってもらい、待っていたのですが、今日の観光は中止となり、そこから市バスで戻ることに・・・ 

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この写真は、その去年の夏、エンコしているときに撮ったもの。 15番 Padinton行きでございます。 車体にベタベタ貼ってあるステッカーは、このバスのスポンサーで、Höganäs の町のお店など。 

さて、去年の敵を討とうと、今年も乗り込むことに。 初年は、アウトレットショップで500kr以上購入すると100kr値引き、というようなクーポンがいろいろ付いてきたのですが、今回そのようなクーポンが存在せず、がっかり。 果たして今年は、無事目的地まで行けるのだろうか・・・ 

ガチョウ専用横断歩道 Skanör

Skanör の町を歩いていると、このような標識が。 これは横断歩道の標識ですが、人ではなく、鳥の影の形をしています。

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そう、これは、ガチョウ専用の横断歩道なのです。 スコーネ地方の農家では、食用や庭番としてガチョウを飼っており、道をちょこちょこ横切る姿をよく見かけるので。

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しかし、横断歩道の真ん中に、車を止めている奴がいる! 車のナンバーを見ると、「やっぱり(!?)デンマーク(人)だ」。 (スカンジナヴィア人は、自国にやって来る近隣国の人間を、問題視したがる。)

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ここには「ガチョウポスト」もあります。 実は、この郵便ポストも、横断歩道も、目の前にあるレストランが作って設置したもの。 Skanörは、昔は小さな田舎町でしたが、近年は、このような古い農家や家などがファショナブルともてはやされ、夏の間だけ都会から来て住む、お金持ちに買い占められている状態だとか。

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農家がガチョウを飼っていたのは、100年前の話。 (もちろん、今でも飼育しているところはありますし、ガチョウはスコーネの郷土料理でもあります。) ちょうど100年前、スウェーデンの女流作家、セルマ・ラーゲルレーヴにより書かれ、出版された『ニルスの不思議な旅』の主人公は、スコーネ南部の農家で、ガチョウの番のアルバイトをしていました。 その頃のスウェーデンでは、一般的な光景だったんですね。

ラグーン(潟) Skanör

前回海水浴に行ったとき、私が一人水浴びするのを、恨めしそうに見ていた夫。 彼は水着を持っていなかった。 まだまだ暑い日が続き、たまらなくなったのか、人が水浴びするのを見て、自分もしたくなったのか、ある日帰宅するなり「海に行く!」と騒ぐので、海水パンツを買ってあげ、レッツゴー。

先日は、海で泳いでいるのは、人間よりカモメの数の多かったのですが、この日は、浜辺も海も、芋の子、もとい、人でいっぱい! この連日の暑さで、芋の子、じゃなくて人が考えることは、皆同じ。

さて、私たちが海水浴に行った Skanör という地域には、「ラグーン(潟)」があり、ここは「自然保護区」に指定されています。  浜辺に出るまで、潟に沿って歩いていくと、牛が寝そべっていたり、水を飲んでいたり。 のんびりと、 美しい風景が続き、初めてここを訪れたときから、すっかり魅了されました。 

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しかし、水が引くと、こうなります。

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海水浴 Skanör

日本のカレンダーを見ると、今日7月17日は「海の日」。 あれっ、海の日って、確か7月20日だったと・・・ はい、確かに1996年に記念日が制定されたときは7月20日でしたが、なんでも3年前、ハッピーマンデー制度により、7月の第3か第4月曜日に改定されたよう。 はぁ、そうですか。 3年前というと、私がスウェーデンに来た後です。 こうして浦島さんになっていくのね・・・ 

前回のブログを読んだ妹が、横浜駅の「ハングリータイガー」(世界で一番おいしいハンバーグ専門レストラン)は閉店されたと、教えてくれました。 ううっ、日本に帰ったら、私は本当に浦島さん状態でしょうね。 でも「ハングリータイガー」は、神奈川にまだ4店舗あります。

話変わって・・・ こちらは雨が1滴も降らぬ晴天が続く暑さ。 海に行きたいー海に行きたいー、騒いでいたのですが、今日はまだ海水が冷たいだの、今日は海が暑すぎてプランクトンや害のある海草が発生しているだの、今日は風が冷たいだの言って、なかなか連れてってもらえず。 先週の土曜日、ようやく海水浴に行きました。 行き先は、ここです↓ 

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白い砂浜、澄んだ水、人はいないに等しい・・・ まるでパラダイス! 一目この海辺を見たときから、ここで海水浴するのが、私の夢でした。

しかし直射日光の強いスウェーデン。 炎天下に外に出ると、瞬時に焼けてしまいます。 なので日中は避け、夕方出掛けました。 

パシャパシャパシャ、一人で水浴び。 気持ちいい〜! しかし、1時間もすると、ピューと冷たい風が・・・ 

湿度がない、カラッとした気候は、肌を容赦なく焼き、また温度が急激に下がります。 ううーん、あまり海水浴には、向いてないのかも。 突然、湿度のある重い空気の、日本の夏が懐かしく感じました。

スウェーデン人はグリルがお好き

Swedish Summer とは、2週間くらい寒くて雨が降り続けることを指したりしますが、(そのような天気が続くと人々は「典型的なスウェーデンの夏ね」と言う)先週から快晴が続き、猛暑です。 普段の気温が低いので、こちらでは25度で猛暑。 あづいー。

さて、天気が良い夏の夕方、週末ともなると、スウェーデン人はすぐに屋外でグリル(バーベキュー)をしたがります。 公園やアパートの庭に、公共のグリルが設置してあることもありますし、各家庭には必ずグリルがある程、スウェーデン人はバーベキューが好きなよう。 グリルでリーダーシップを発揮するのは、普段は主体性のない男性陣。 通常は男女同権を強いられているのですが、これは男の仕事だ、とばかり張り切る姿が目に付きます。

夫の実家にも、このようなグリルがあります。 かなり年期が入っています・・・ 今時こんなの売ってないよ。 しかし密封度が高いので、火の回りが良く、早く焼ける優れもの。 私はそれよりも、初めて見た時から、この煙突がかわいくて、密かにお気に入り。 グリルするのは、もちろん義父。 (彼は普段から主体性があり過ぎますが。)

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本日グリルいたしますのは、ハンバーグ。 しかし、出てきたハンバーグを見てびっくり。 で、でかい・・・(125g) 市販の冷凍ハンバーグです。 平べったくて、コチコチに凍っていて、硬そう。

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庭に持っていって、7,8分で、焼き上がりを持ってきました。 は、はやい・・・ 薄いので、すぐ焼ける。

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ハンバーガー用のパンに挟んで、いただきます。 ・・・はみ出ています。 だから、このハンバーグ大き過ぎるって。 お味は、一言で表すなら、不味い。 スパイスを振りかけてあるものの、肉に味はなく、ゴムのようまでとはいかなくとも、ジューシーさがなく、噛んでいると、殺伐とした気持ちになります。

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お腹が空いていたので、2個食べると言ってしまいましたが、最後の一口が食べられず、夫にあげました。 スウェーデン人は(ついでドイツ人も)、肉が口に入れば、味や食感など、どうでもいいのか!? ああ、ハングリータイガーのハンバーグが食べたい・・・ (夫も後で同じこと言っていましたが。)

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