夏至祭 Midsommar
もともと夏至祭(midsommardagen)は、6月24日と決まっていました。 通常祝うのは、その前日(midsommarafton)。 しかし今は、6月20日〜26日の間の土曜日、となっています。
というのも、酔い潰れたスウェーデン人は、翌日会社に行かない、行けない。 困った政府が、夏至祭を土曜にすれば、翌日休みなので問題ないと、50年代に法律を変更したのだとか。

それ以外で夏至祭のシンボルと言えば、こちらメイポール(midsommarstången)です。 古くからスカンジナヴィアに存在する、もともとは多産や繁殖のシンボル。 このポールの周りで、人々はダンスをしたりゲームをしたりし、夏の日を祝います。 地域ごと、または各種団体などがこのポールを用意し、イベントを行うようです。 私達が毎年(天気が良ければ)訪れるのは、夫の家族が以前所属していた、フォークダンスグループ主催のもの。 ここでは、伝統的な夏至祭を味わうことができます。
ドイツvsスウェーデン
ドイツではスウェーデンに対し、「IKEAマッチ」(ご存知IKEAはスウェーデン大手家具店。ドイツにも数店舗展開)だの、「クネッケ選手」(クネッケはライ麦100%の、平たくバリバリ乾燥した固いパン。 スウェーデンの大手メーカーのものがドイツでは売られています)だの言って、楽勝ムードらしい。
それというのも、「スウェーデンはドイツに勝てない」というジンクスがあり、この40年ドイツはスウェーデン相手に負けなし。
奇しくも試合がある土曜の6月24日は、スウェーデン夏の最大イベント、夏至祭 (Midsommardagen) ではありませんか。 しかもその為、今日これから夫の実家に行くので、義父と一緒に見なくちゃいけない。 (義父は自分もサッカーをしていたサッカー好きで、試合中はうるさいのだ。)
ということは、今日の日本対ブラジル戦も、義父と一緒に観戦することに・・・
洗濯
スウェーデンのアパートには、共同の洗濯室があります。 全自動洗濯機、乾燥機が置いてあり、温風で乾かす乾燥室もあります。 しかし、誰でも好きな時に好きなだけ使えるのではなく、使用する時間に予約を入れなくてはいけません。 洗濯室の横には、このように「洗濯予約表」が設置されています。

最初は、この予約表が不思議でなりませんでした。 こんなもの、見たことなかった・・・ スウェーデンは発明国でありますが、これも画期的な発明では!? 表の中に、カギを挿し、ロックして予約します。

そして自分が洗濯室を使っている間は、洗濯室のドアにこのカギを挿し、ロックするのです。

さて、日本対クロアチア戦、0−0のままでハーフタイム。 急いで洗濯カゴを抱え、地下の洗濯室へ。 2つある全自動洗濯機に、洗濯物を放り込み、洗剤と柔軟材を指定の箇所に入れ、スイッチ、オン! 予約表からカギをはずそうとしたら・・・
しえぇぇぇ〜、私たちの番、今日じゃないよ〜〜! 明日の16時から20時の予約だったよぉ〜〜!! 慌てて洗濯機にしがみつき、キャンセルボタンを押す。 幸運なことに、水が入る前でした。 (水が注入された後だったら、ぐちゃぐちゃに濡れた洗濯物を前に、成すすべがなかった。) ラッキー、ラッキー、きっと日本の試合もラッキーかも〜、と突然楽観的になる私。
洗濯機から洗濯物をカゴに戻し、大急ぎで4階の部屋に戻る。 ああ〜、疲れた。 続く試合では、観ていてさらに神経を消耗。 終了後は・・・
誤植
そこには、日本VSオーストラリアの試合、13日の15時からと書いてある。 日本のサイトを見ると、「明日」とか「今日」とか書いてあったのですが、時差の関係で、スウェーデンと1日ずれているんだろうな、と思っていた私。
今日、試合前1時間前に、12日の15時からだと気づきました〜〜!!!

危うく見逃すところでした。 やっぱりスウェーデンのものは信用できん。 でも、見逃していた方が幸せだったのかも・・・
土曜日に、格下のトリニダード・トバゴと引き分けたスウェーデンを、笑っていた報いが・・・
さっきから、夫が怖がって、私に近づいて来ません。
夏休み
でもスウェーデンでは、学校は6月の第1週あたりで終業。 夏休みが始まります。 その代わり、8月の半ばで夏休みは終わり、新学期が始まるのですが。 会社等も、夏の休暇というと、6月〜7月にかけて取る場合が多いよう。
と、説明したところ「6月でも夏休みと言うのですか?」と不思議そう。 6月というと、日本はまだ夏ではなく、梅雨ですものね。 でもスウェーデンの夏は、6月から始まるのです。 4月末に春を迎えたばかりですが・・・ 6月半ばには夏至祭があるし・・・ 日も長くなって、今は夜の11時でも外はぼんやり明るく、朝の4時には日が出てきます。
短くも美しいスウェーデンの夏。 大いに楽しみ満喫しようと、ちょっと忙しなくもあります。
カモメ残酷物語の結末
翌朝になっても、下に落ちたカモメの赤ちゃんは生き延びていました。 プランターの中の雛も無事のよう。 しかし、その日の午後見てみると・・・ なんとプランターは空になり、下に親カモメと・・・ 雛が3匹に増えている〜! 親子で、砂場で、こちょこちょしている。 えっ、何、プランターが手狭になったので引っ越したの!?

翌日の日曜日も、親カモメと3匹の雛は健在でした。 しかも、雛はひとまわり大きくなっているようで、もう自分でエサを探すふりや、羽の部分を動かし飛ぶマネなどして、なんとも微笑ましい。 しかし砂場の近くを人間が通ると、親カモメが猛攻撃をし、危ない。 そして・・・
カモメ残酷物語
実は、去年の春も、カモメの夫婦がそこで卵を孵していました。 (プランターの上に、じぃーと座っているので、気づいたのです。) うちの台所から、ふと外を見ると目に入るので、するともなく毎日観察することに。 しかし1ヶ月程たったある日、カモメがキィーキィー鋭い声を出しているので見てみると、その部屋の住人であるらしい中年男性が、プランターを弄っている。 巣と卵に気づき、破壊したらしい。 ここはアパートの立ち並ぶ住宅地なので、彼の行為は正しいですが、もっと早くに対処すべきだったのに。
ところが、今年4月、また例のプランターの上に、カモメが座っていたのです。 (プランターも、相変わらず空のままで。) 昨年と同じカモメの夫婦なのだろうか? なんでまた懲りずに・・・ などと思っているうち、昨日の朝、プランターの中で何かが動いているのを発見! 今年は、雛が孵ってしまったよう。 しかし、この子カモメ達の運命はいかに。
私がそのように憂いする間も無く、子カモメの運命の車輪は、急速に回ります。 その日の夕方、子カモメが下の道路にいるのを発見! 4階から落ちてしまったらしい・・・

















