サフランブレッドの作り方 Saffransbröd

2006.12.07.
スウェーデンには、クリスマスケーキなるものがありません。 その代わり、クリスマスの特別なパンを焼きます。 昔は貴重品であった白い小麦粉と、高価なサフランを使い、いろいろ凝った形に焼き上げるのが、スウェーデンの伝統。 

saffran1.jpg

この時期、パン屋さんの店頭で売り出され、家庭でも作られるでしょう。 私は、そんな面倒なことしませんが・・・ でも、おいしい手作りのサフランパンが食べた~い、と言ったら、夫の友人(男性)が作って持って来てくれました。

しかも、焼きたてのホワホワを大量に! この形は一番簡単な Lussebullar と呼ばれるもの。 フワッと大きく仕上げたかったので、ツヤを出すための溶き卵を、上に塗っていません。

saffran2.jpg

スウェーデンでは、サフランはクリスマスに欠かせない香料です。 鮮やかな黄色を出すためでもありますが、その香りも、スウェーデン人は好みます。 私にとって、味覚にうったえない独特の香りは、おいしい匂いとは思えないけど・・・ もちろん、友人が作ってくれた、焼き立てのパンは、香りも高く、おいしかったです。

では、スウェーデンの伝統的な、サフランパンのレシピをご紹介。

(材料)
★ パン生地
バターかマーガリン 50g
牛乳 5 dl (500 ml)
生イースト 50g
塩 1 tsk (小さじ1)
砂糖 2 tsk  (小さじ2)
小麦粉 ca 1,5 liter  (約、1,5リットル)

★ サフラン用
サフラン 適量
バターかマーガリン 125g
砂糖 1 1/2 dl (150 ml)
卵 1 個

(作り方)
1. バター(50g)を溶かし、牛乳に注ぐ。 これを37℃に保つ。
2. ボールに、イーストを崩して入れる。
3. イーストに、1をちょっと注いで、イーストをダマなく溶かす。
4. 残りの1、塩(小さじ1)、砂糖(小さじ2)、ほとんどの小麦粉を入れる。 (小麦粉はちょっと残しておく。)
5. 生地を、なめらかな状態になるまで、よくこねる。
6. 粉を生地の上に少し振りかけ、2倍の大きさになるまで、1時間ほど寝かせる。
7. ここで、サフランを作ります。 サフランを細かくする。 (安くて簡単な粉のサフランも売っていますが、味も香りも良いのは、乾燥したままの本物のサフラン)
saffran3.jpg

8. バター(125g)を泡立て、砂糖(1 1/2 dl)を加える。 さらにサフランと卵(1個)も加え、よく混ぜる。
9. 寝かせておいたパン生地に、8のサフランを加え、よくこねる。 残しておいた小麦粉を、ちょっと加える。
10. テーブルの上に分量外の小麦粉を広げ、生地を置く。 まだ残っていた小麦粉を加え、よくこねる。
11. 形を作る。 (有名なのは、この猫のような、Lussekatt)
kattjul_20081222043551.gif

12. ベーキングシートを敷いた天板に、形作ったパンを載せていく。
13. ここでまた、2倍の大きさになるまで、寝かせる。
14. パンの表面にツヤを出したかったら、溶き卵をハケで塗る。
15. 約200~250℃の天火で、8~10分焼いて、出来上がり!
FC2Blog Ranking にほんブログ村 海外生活ブログへ


スポンサーリンク

シュトーレン Stollen

2006.12.20.
ドイツのクリスマスケーキ、シュトーレン。 このケーキの形は、揺りかごに赤ちゃんが寝ている姿を表したもの。 キリストの誕生を祝い、Christ Stolle と呼ばれることも、Weihnacht Stolle (クリスマスのシュトーレ)と呼ばれることも。

私が持っていた、日本のお菓子の本に、作り方が載っていたので、挑戦してみようかと思いましたが、すごく面倒くさそう。 でも、買うと高いし・・・

シュトーレは、ラム酒の効いたフルーツやアーモンドが詰まったパン菓子ですが、簡単な作り方を教えてくれた方は、市販のラム酒漬けドライフルーツを使うそうです。 しか~し、スウェーデンにはアルコール漬けのドライフルーツなんて、売っていないのであった。

しかも、ラム酒を買うには、国営の酒屋に行って、番号札取って並んで、カウンターで欲しいものを告げ、奥から取って来てもらわなくちゃいけない。 この大型休暇前、大混雑であろう System Bolaget (国営酒屋)になんて行きたくないし。 しかも、大きなボトルの高価なものしか置いてないらしい。 アルコールに関しては、なんとも融通がきかない国です、スウェーデンは。

それで、ラム酒なしで作ってみました。 シュトーレは、イースト菌を使い発酵させるので、ケーキというより、パン作りに近いです。 1回目、上手く発酵せず膨らまなかった上、ラムがないと味にパンチがない。 すると義母から、スーパーで「ラム・エッセンス」が売っていると聞き、早速購入。

stollen2.jpg

そして、2回目のシュトーレを焼きました。 しかし、このラム・エッセンス、全然効かな~い。 アルコール分がないので、ヴォトカをエッセンスに混ぜてみました。 まだ暖かいうちに味見(本当は2,3日置いた方がおいしい)したところ、私はなんだか、体がホカホカ良い気持ちに・・・ その後しばらく、楽しくなってヘラヘラ笑っていたのは、ヴォトカのせい!?

2回目も失敗だったので、3回目に挑戦。 ラム・エッセンスとヴォトカの量を調節。 今回は、ちょっと膨らみました。 こちらが私の(3回目に)焼いたシュトーレンです。 (なんか、yukiさんのと、違うなぁ。)

stollen1.jpg

でも、やはりラム・エッセンスは全然効かず。 夫は、そのエッセンスの、元の匂いを嗅いだら気分が悪くなり、シュトーレはもう食べたくないと言う。 しかし家には、3つ分の食べかけが残っている。

それで、夫は学校に持って行くことに。 「奴ら(クラスメート)は、動物並だから、なんでも食い尽くす」と。 案の定、すぐになくなったそうです。

スウェーデンでは、シュトーレは馴染みのあるケーキではなく、初めて食べた人も多かったそう。 食べたことある人も、市販のもので、ホームメードは初めてだと感激。 市販のものは、マジパンが入っていたり、アルコールが効き過ぎていたり、ずっしり重い。 yukiさんのレシピは、甘過ぎず、周りはカリッと焼きあがっていますが、中身は軽めです。 それで、おいしいと大好評!

さて、それでも本物のラム酒で作ってみたい私。 以前サフランパンを焼いてくれた友人が、ラム酒が手に入ったので、明日持ってきてくれるといいます。 クリスマスのために、4回目のシュトーレを焼きましょうか・・・

ところで、夫の家族は、クリスマスはいつもスウェーデンで過ごし、ドイツに行ったことはないそう。 ドイツのクリスマスも楽しそう。 いつかドイツで、伯母さんが焼く本場のシュトーレ、食べてみたいな!
FC2Blog Ranking にほんブログ村 海外生活ブログへ


スポンサーリンク