結婚記念日 & 教会

2007.09.10.
40年目の結婚記念日のお祝いに、義父母はアイルランドへ旅行中。

夫の両親が9月に結婚したのは、この日が、当時はもう故人となっていた義父のお父さんの誕生日だったから。 あれ、そういえば、私たちが結婚したのも、日にちは違えど9月だったなぁ。 私たちの場合、夏の6月から8月は結婚式ラッシュで教会の予約もいっぱいだろうから、9月にしたまでのこと。 (でも、今は秋に結婚式を挙げるのもブームだとか。) 

ここは、義父母が結婚式を挙げた教会。 町外れの小川沿い、周りは農地という、なんとも牧歌的なところにある、小さな教会です。
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実は、私たちが結婚式を挙げたのも、この教会。 夫の実家付近にある、小さな田舎の教会をいくつか見て周ったところ、結局ここに落ち着きました。 スウェーデンでは、このような田園調の小さな教会が、結婚式には人気があります。

この教会の特徴は、鐘が教会の塔の上に付いていず、別に置かれているところ。 扉の横に立っている黒い塔が、鐘楼です。 しかもこの黒い塔、木造建築という珍しいもの。 この教会が最初に建てられたのは1100年だそうです。
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こちらが正門。 この屋根の形は、スコーネの教会に多い形。 教会の建物を上から見ると、十字架の形になっているので、中ほど左右に突き出たところがあります。 右側が鐘楼があるところです。
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9月に同じ教会で結婚式を挙げただけでなく、義父母とは、国が違う者同士の結婚(国際結婚)、新婦の方が年上(姉さん女房なのです)という点でも、私たちと共通点が。 (って、ゆーか、私たちが真似してる?)

義父母が初めて出会ったのは、ドイツで行われたフォークダンスの祭典で。 義母が20歳、義父はまだ16歳のとき。 18か19歳のとき、義父は単身スウェーデンに来たそうですが、当時、法的に定められた結婚年齢は21歳。 「そうよ、私、彼が21歳になるまで待たなくちゃならなかったのよ」なんて、義母は笑っていました。
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結婚式 & 教会内部

2007.09.14.
ここは、義父母&私たち夫婦が結婚式を挙げた教会の中。 石灰の壁には、1400年代に描かれた壁画が、かすかに残っています。
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夫は「堅信礼(幼児洗礼を受けた後、10代になり改めて立派なクリスチャンになりますと誓う儀式)」を受けなかったし、私はクリスチャンではないし、最初は、市役所等で行う「市民婚 (Borgerlig vigsel) 」でいいかと思ったのですが、「教会婚 (Kyrklig vigsel) 」にした理由は・・・ 神学を専攻する友人のイーダが、ちょうど学業を終え牧師になる予定だったので、彼女に結婚式を挙げてもらうことにしたのです。

スウェーデンでは、教会で行った結婚は、そのまま法律で認められ、市役所での手続きは必要ありません。 でもドイツでは市民婚以外認められず、教会はあくまでオプション、式のみらしい。 夫のドイツの従妹は、自分たちが現在暮らす町では友人たちを招き市民婚を、その後、地元の教会では親族を呼び教会婚をと、2回結婚式を挙げてました。
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スウェーデンの教会 (Svenska kyrka) はプロテスタントで、移民系ではないスウェーデン国民の多くは、この教会に属しています。 スウェーデン教会の一員であるには、幼児洗礼を受け、また教会税を払わなくてはいけません。 (教会なんて信じないと、教会税を払わず、教会に属さないスウェーデン人も多いです。) スウェーデンの教会で結婚式を挙げる場合、どちらかがスウェーデン教会のメンバーであればOK。 (堅信礼を受けなかった夫だが、教会税は払っていた。)

スウェーデンも中世の頃はカトリックだったので、このような古い教会には、カトリック時代の煌びやかな装飾の祭壇など、残されています。 (この演壇は、1620年代のもの)
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実は義父母も、宗派が違う結婚でした。 

ドイツの義父の家族はカトリック。 敬虔なカトリックだった義父のお母さんは、自分の息子がプロテスタントの娘と結婚するとは、結婚式当日まで知らなかった! スウェーデンの教会にはカトリック教会にあるべきものがなく、「この教会は何かおかしい」と訝しがっていたそう。

おもしろいなと思ったのは、父親が娘と一緒に歩くヴァージンロード、あれはスウェーデン教会では禁止されています。 結婚とは、男女二人が共に歩いて行くこと。 だから新郎新婦は一緒に祭壇まで歩きます。 父親(男)が娘と歩き、祭壇の前で新郎(男)に引き渡すなんて行為は認められないのです。

でも最近はアメリカ映画等の影響で「父親と歩きたい」という花嫁も多いとか。 式を挙げる牧師によって認められる場合もあれば、絶対ダメと頑なに拒否されることも。

(1400年代のマリア像)
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義父母はドイツから親族を呼びましたが、私たちはドイツや日本から親族を呼ぶ余裕はなかったので、スウェーデンの親族だけ・・・ 総勢9人(そのうち二人は子供)という小さな小さな結婚式。 (スウェーデン側の親族が一番少ないのだ。)

でも日本では、その前に、婚約式と称し、貸衣装もやってるフォトスタジオで和装の結婚写真を撮り(スウェーデンの結婚式は民族衣装)、横浜中華街の某有名中華料理店で身内だけのパーティーを行いました。 (せっかくだから、おいしいもの食べたかった、色気より食い気がモットーの私たちです。)
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