セムラ Semla

セムラを食べました。 キリスト教の四旬節が始まる前、今でもカーニバルなど行う風習がある国も多いようですが、宗教心の薄いスウェーデンでは何のお祝いもしません。 しかし当時のご馳走の名残である、セムラ Semla (複数形 semlor)、または Fastlagsbullar という名のお菓子を食べる風習だけは残っていて、クリスマス後から復活祭の間、1月~4月のみ売り出され、食べられます。

Semla

これは、丸いパンの上部を切り取り、その表面に、mandelmassa と呼ばれるアーモンドの粉と砂糖と牛乳を混ぜペースト状にしたものを塗り、その上に生クリームを絞り乗せ、その上に切り取ったパンの上部をポンッと乗せ、上から粉砂糖を振りかけたもの。 

友人が「色々試したところ、ここのお店のセムラが最高」と持って来てくれました。 クセのある味の mandelmassa と、大量の生クリーム。 特においしいものじゃない(と私は思う)けど、スウェーデン人は大好きです。 季節ものゆえ、私も喜んで食べちゃうのですが、いつもその後、胃が重たくなり、ちょっと後悔。 夕飯食べられないよ~。

関連ページ 『セムラの作り方』 『図解 セムラの食べ方
『デンマークのセムラ Fastelavnsbollr』

凍った海

日本では春一番が吹いたり、花粉が舞ったりしているようですが、こちらは3月に入っても連日のように雪が降っていました。 気温は1度前後で、防寒ズボンが脱げません。 今年の冬は世界各地で異常に寒かったようです。 スコーネ州の西海岸にある小さな町、対岸はデンマークのシェラン島、の海は十年振りに凍りました。 って、この写真は1月の末に撮影したものですが。 とにかく、どこもかしも今だ雪景色~。

凍った海

Mellandag

クリスマスとお正月の間の日々を、スウェーデンでは、Mellandag、Mellandagarna と言います。 直訳すると、「間の日々 (The Between Days)」。 

で、その間に何があるかと言うと・・・ 大バーゲン。 あらゆるお店の窓や扉やたて看板には、REA(セール、バーゲン)、 Mellandagsrea(年末大売出し)の文字が躍り、半額セールは当たり前。 お目当てのものは、この日とばかりに、人々は繰り出し、クリスマス前より大混雑。 特にクリスマス商品は、かなり安くなるので、来年のために、今購入しておくという手もあり。

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若者向けの服屋の中で、バーゲン品を漁っているのは、私の台湾人の友人と、そのお姉さん。 お姉さんは日本に2年間留学していて、私は里帰り中に彼女に会ったことがあります。 また今年日本に一時帰国した折、台湾に旅行し、そのとき再会。 そして今回、お姉さんはスウェーデン在住の妹をクリスマス休暇で訪ねて、私と再々会。 3カ国にまたがって会っているのです、私たちは。 

さて、そのMellandagarna の1日、私は台湾人姉妹と一緒にショッピングに繰り出すことに。 半日歩き回り、どこもビックリするほどの人込みで(普段ゴーストタウンかと思うほど、人が少ないので)、とても疲れた・・・ 3人で行動していると、姉妹同士は台湾語、私とお姉さんは日本語、私と友人は英語で喋るので、おかしくも楽しい道中でありました。

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また、Mellandagarna に人々が買うのは、花火。 スウェーデンでは(多くのヨーロッパの国でも)、年が変わると共に、花火を打ち上げます。 しかも、花火大会のような、デッカイ打ち上げ花火を、個人で購入し、庭先でバンバン打ち上げるんですよ! 5千円から1万円位のパックが主流で、家族や友人たちと打ち上げるらしいです。 最初の年は、珍しかったので、喜んで花火を見ていましたが、やっぱり大晦日は、除夜の鐘と「ゆく年くる年」でしょう。

年末となると、日本人のDNAが騒ぎ、私は大掃除に精を出し、ささやかながらも「おせち」もどきを作ろうと、四苦八苦するのであります。 

今年はブログに挑戦し、ブログを通じての出会いもありました。 今年このブログを訪れてくださった皆様、コメントを残してくださった皆様、本当にありがとうございます。 どうか良いお年をお迎えくださいませ!

大晦日&新年 Gott nytt 2007!

スウェーデンの大晦日、年が変わると同時に、人々は花火を打ち上げます。 (実際は、夕方から上げている、気が早い人たちも。) 大掃除を済ませ、お正月用のおせちも作り終え、年越しソバもいただいた私たちは、アパートの4階から、近所で打ち上げられる花火を見物。

わぁ、と歓声をあげながら見ていると、隣にいるはずの夫がいない。 違う部屋の窓から見ている。 夫の側に行って、しばらくすると、またいなくなっている。 私がウルサイうえに、ゴリゴリ押してくるからだと・・・

前回のブログに、花火には興味ないようなことを書いておきながら、私は写真まで撮っていました。 しかも80枚ほど・・・ その中から、選りすぐりをピックアップ!

たまやぁ~!
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かじやぁ~!
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Happy New Year!
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天体観察のようになってしまいました。
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近すぎて、なんだか分からない・・・
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下方に、花火よりも明るい窓(青い電球がビッシリ)。
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ほとんどの写真は、こんなでした。
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これらの花火は、素人が個人で購入し、個人で上げているもの。 その為、火事や火傷などの事故が絶えません。 対岸のデンマークはスウェーデンより花火の事故が多いようで、ニュースでは手が吹き飛ぶなどの恐ろしい映像が。 今年は死者も出たそう。 命がけの年越しです。

2007年が、皆様にとって、健康で幸多き年でありますように。
今年も、よろしくお願いいたします!

お正月料理

元旦。 寝正月。 お昼近くに起き出し、おせちに舌鼓を打ちながら、夫と二人で新年を祝います。 「おせち」と呼ぶのが恥ずかしいほどの、エセおせち、おせちもどき。 でも、やはり海外にいても(いるからこそ)、日本のお正月の気分を味わいたいものです。 

お餅もいただきました。 夫はきな粉が大好き。 普通のスウェーデン人は黄粉を、「砂みたい」と言って食べられないそうですが、うちのは、砂糖を混ぜた黄粉を、そのままスプーンで口にいれて食べても大丈夫。 かなり伸びる黄粉餅をほお張りながら、「こっちでは新年に花火で命を落とす人がいるが、日本では、餅で命を落とすのだなぁ」。 はい、気をつけて食べてください。

12時15分からは、恒例ウィーンフィルハーモニーオーケストラによるニューイアーコンサートの中継を、テレビで観覧し、あとはダラダラ。

スウェーデンのお正月、これといったものはありません。 普段は無神論者ぶりを発揮するスウェーデン人も、クリスマスは大々的に祝い、教会に行ったりするのに、新年は花火を上げる以外、特別な行事はなし。 

新年にかこつけ、酒を食らうけど、それはいつものことだし。 お正月料理もなし。 お金持ちは、高価なシャンパン開けたり、高価なロブスターを食べたりするのが、トレンドらしいが。 デンマークのニュースを見ていると、デンマークでは新年に、マグロを食べるようです。

夫の実家では、お正月にザウアークラウト(Sauerkrautドイツ名物、酢漬けキャベツ)を食べます。 義父の故郷、ドイツ南西部の方では、お正月にサワークラウトを食べるのが慣わしだそう。 それで私たちも、2日に、ザウアークラウトをいただきました。

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