2月の風物詩 BOKREA

クリスマスとポスク(復活祭、移動祝祭日で3月か4月)に挟まれた魔の月、2月。 1年で、もっとも寒くなる時期(しかし今年の北欧は例年に比べかなり暖かい)。 そんな月を乗り切るためにか、スウェーデンの2月には、スポーツ休暇(Sportlov)本の大バーゲンセール市(Bokrea)というイベントがあります。 (バレンタインデー alla hjärtansdag は、いまいち盛り上がりません。 アムールの国ではないからでしょうか。)

スポーツ休暇(Sportlov)は、子供たちがウィンタースポーツに馴染むようにと、学校が1週間ほど休みになります。 そして2月の最後の週あたりに、本の大バーゲンセール(Bokrea)が始まります。 今年は26日の火曜日が開催初日。

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大手書店はこのように、セール対象品を集めたカタログを用意してあります。 毎年、安売りになる本は決まっていて、どこの本屋でも、ほとんど同じ商品、同じ価格なのですが・・・ でも通常の半額以下の値段になるので、見逃せない!

カタログを片手に、どの本を買おうかな〜と物色するのは、冬の夜の楽しみでもあります。

大手書店では、Bokrea の初日、日付が変わる夜中0時にお店を開くところも。 (でも1晩中開いているわけでなく、2時頃いったん閉めて、また朝の7時に再び開けるんですが。) このイベントを楽しもうと、夜中に並ぶ人達も大勢。 私がそんなことしたら、凍死しちゃいますね・・・

Bokrea は1ヶ月ほど続きます。 この時期スウェーデンを旅行される方は、本屋を覗いてみると、お土産にぴったりな本も見つかるかもしれませんよ。

スポーツ休暇 Sportlov

2月の半ばに、スウェーデンの学校では、1週間ほどの休みがあります。 「スポーツ休暇 Sportlov」あるいは、「2月休み Februari lov」と呼ばれるこの休暇は、子供たちがウィンタースポーツに親しむ為のもの。

また、クリスマス休暇が終り、復活祭の休暇まで間があるので、その間の繋ぎでもあるのでしょう。 

私たちは、スポーツではなく、ヨーロッパ内で活用できるマイレージがあったので、どこか旅行することに。

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少しずつ日照時間は長くなってきているものの、まだまだ暗いし、寒いし、ウツウツする時期。 気分転換でもしないと、やっていけません。

いろいろ旅行の計画を練ったり、情報を集めたりしているうちに、なんだか明るく、ハイテンショ〜ン。

やっぱり、こんな(気候の、田舎の)国にずぅーといるのは、不健全で精神的にも害をもたらすものなんだわ。 だからスウェーデン人は海外旅行(特に南の島)が好きなのね〜。 と、初めてスウェーデン人の気持ち(心理)が、ちょっと分かりました。

愛の手袋

バレンタインデーですね。 2月14日を、スウェーデンでは、Alla hjärtans dag  (アッラ ヤルタンズ ダーグ  All Hearts' Day 全てのハートの日) と言います。 もともとバレンタインデーを祝う風習がなかったスウェーデン。 90年代くらいから、浸透してきたよう。 

恋人同士で、または家族で祝うことが多く、男性から女性へは、バラの花を贈るのが、もっとも一般的。 しかーし、日本や他国と比べても、全然盛り上がりません。 バレンタインにちなみ、ハート型のお菓子など売り出されますが、私はこれを、14日が過ぎるのを待ち、半額になってから購入するのが、楽しみ。

最近は、お店などでも、バレンタインのプレゼントを当て込んだ商品を販売し、セクシーな下着とか・・・ちょっと訳分からないグッズが店頭に並びます。

こんなものを見つけました。 「愛の手袋」 3つで1セットです。

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手袋をはめていても、一緒につないだ手は、じかに触れ合っているように・・・ 一瞬、絶句。 誰がこんなもん使うんだ! でも、いいかも。 これぞ私が欲しがっていたもの!

冷え性の私は、手袋をしていても、手がかじかんでしまいます。 そんなとき、つないだ手をすっぽりひとつの手袋で包めば、暖かさをキープできる! グッド・アイデアではありませんか。

でも、やっぱり、これをはめて歩くのは、恥ずかしいというか・・・バカ・・・

お正月料理

元旦。 寝正月。 お昼近くに起き出し、おせちに舌鼓を打ちながら、夫と二人で新年を祝います。 「おせち」と呼ぶのが恥ずかしいほどの、エセおせち、おせちもどき。 でも、やはり海外にいても(いるからこそ)、日本のお正月の気分を味わいたいものです。 

お餅もいただきました。 夫はきな粉が大好き。 普通のスウェーデン人は黄粉を、「砂みたい」と言って食べられないそうですが、うちのは、砂糖を混ぜた黄粉を、そのままスプーンで口にいれて食べても大丈夫。 かなり伸びる黄粉餅をほお張りながら、「こっちでは新年に花火で命を落とす人がいるが、日本では、餅で命を落とすのだなぁ」。 はい、気をつけて食べてください。

12時15分からは、恒例ウィーンフィルハーモニーオーケストラによるニューイアーコンサートの中継を、テレビで観覧し、あとはダラダラ。

スウェーデンのお正月、これといったものはありません。 普段は無神論者ぶりを発揮するスウェーデン人も、クリスマスは大々的に祝い、教会に行ったりするのに、新年は花火を上げる以外、特別な行事はなし。 

新年にかこつけ、酒を食らうけど、それはいつものことだし。 お正月料理もなし。 お金持ちは、高価なシャンパン開けたり、高価なロブスターを食べたりするのが、トレンドらしいが。 デンマークのニュースを見ていると、デンマークでは新年に、マグロを食べるようです。

夫の実家では、お正月にザウアークラウト(Sauerkrautドイツ名物、酢漬けキャベツ)を食べます。 義父の故郷、ドイツ南部の方では、お正月にサワークラウトを食べるのが慣わしだそう。 それで私たちも、2日に、ザウアークラウトをいただきました。

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大晦日&新年 Gott nytt 2007!

スウェーデンの大晦日、年が変わると同時に、人々は花火を打ち上げます。 (実際は、夕方から上げている、気が早い人たちも。) 大掃除を済ませ、おせちも作り終え、年越しソバもいただいた私たちは、アパートの4階から、近所で打ち上げられる花火を見物。

わぁ、と歓声をあげながら見ていると、隣にいるはずの夫がいない。 違う部屋の窓から見ている。 夫の側に行って、しばらくすると、またいなくなっている。 私がウルサイうえに、ゴリゴリ押してくるからだと・・・

前回のブログに、花火には興味ないようなことを書いておきながら、私は写真まで撮っていました。 しかも80枚ほど・・・ その中から、選りすぐりをピックアップ!

たまやぁ〜!
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かじやぁ〜!
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Happy New Year!
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天体観察のようになってしまいました。
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近すぎて、なんだか分からない・・・
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下方に、花火よりも明るい窓(青い電球がビッシリ)。
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ほとんどの写真は、こんなでした。
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これらの花火は、素人が個人で購入し、個人で上げているもの。 その為、火事や火傷などの事故が絶えません。 対岸のデンマークはスウェーデンより花火の事故が多いようで、ニュースでは手が吹き飛ぶなどの恐ろしい映像が。 今年は死者も出たそう。 命がけの年越しです。

2007年が、皆様にとって、健康で幸多き年でありますように。
今年も、よろしくお願いいたします!

Mellandag

クリスマスとお正月の間の日々を、スウェーデンでは、Mellandag、Mellandagarna と言います。 直訳すると、「間の日々 (The Between Days)」。 

で、その間に何があるかと言うと・・・ 大バーゲン。 あらゆるお店の窓や扉やたて看板には、REA(セール、バーゲン)、 Mellandagsrea(年末大売出し)の文字が躍り、半額セールは当たり前。 お目当てのものは、この日とばかりに、人々は繰り出し、クリスマス前より大混雑。 特にクリスマス商品は、かなり安くなるので、来年のために、今購入しておくという手もあり。

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若者向けの服屋の中で、バーゲン品を漁っているのは、私の台湾人の友人と、そのお姉さん。 お姉さんは日本に2年間留学していて、私は里帰り中に彼女に会ったことがあります。 また今年日本に一時帰国した折、台湾に旅行し、そのとき再会。 そして今回、お姉さんはスウェーデン在住の妹をクリスマス休暇で訪ねて、私と再々会。 3カ国にまたがって会っているのです、私たちは。 

さて、そのMellandagarna の1日、私は台湾人姉妹と一緒にショッピングに繰り出すことに。 半日歩き回り、どこもビックリするほどの人込みで(普段ゴーストタウンかと思うほど、人が少ないので)、とても疲れた・・・ 3人で行動していると、姉妹同士は台湾語、私とお姉さんは日本語、私と友人は英語で喋るので、おかしくも楽しい道中でありました。

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また、Mellandagarna に人々が買うのは、花火。 スウェーデンでは(多くのヨーロッパの国でも)、年が変わると共に、花火を打ち上げます。 しかも、花火大会のような、デッカイ打ち上げ花火を、個人で購入し、庭先でバンバン打ち上げるんですよ! 5千円から1万円位のパックが主流で、家族や友人たちと打ち上げるらしいです。 最初の年は、珍しかったので、喜んで花火を見ていましたが、やっぱり大晦日は、除夜の鐘と「ゆく年くる年」でしょう。

年末となると、日本人のDNAが騒ぎ、私は大掃除に精を出し、ささやかながらも「おせち」もどきを作ろうと、四苦八苦するのであります。 

今年はブログに挑戦し、ブログを通じての出会いもありました。 今年このブログを訪れてくださった皆様、コメントを残してくださった皆様、本当にありがとうございます。 どうか良いお年をお迎えくださいませ!

凍った海

日本では春一番が吹いたり、花粉が舞ったりしているようですが、こちらは3月に入っても連日のように雪が降っていました。 気温は1度前後で、防寒ズボンが脱げません。 今年の冬は世界各地で異常に寒かったようです。 スコーネ州の西海岸にある小さな町、対岸はデンマークのシェラン島、の海は十年振りに凍りました。 って、この写真は1月の末に撮影したものですが。 とにかく、どこもかしも今だ雪景色〜。

凍った海

セムラ

Semla


今日は「セムラ」を食べました。 キリスト教の四旬節が始まる前、今でもカーニバルなど行う風習がある国も多いようですが、宗教心の薄いスウェーデンでは何のお祝いもしません。しかし当時のご馳走の名残である、Semla (複数形 semlor)、または Fastlagsbullar という名のお菓子を食べる風習だけは残っていて、クリスマス後から復活祭の間、1月〜4月のみ売り出され、食べられます。

これは、丸いパンの上部を切り取り、その表面に、mandelmassa と呼ばれるアーモンドの粉と砂糖と牛乳を混ぜペースト状にしたものを塗り、その上に生クリームを絞り乗せ、その上に切り取ったパンの上部をポンッと乗せ、上から粉砂糖を振りかけたもの。 

お友達が「色々試したところ、ここのお店のセムラが最高」と持って来てくれました。 クセのある味の mandelmassa と、大量の生クリーム。 特においしいものじゃない(と私は思う)けど、スウェーデン人は大好きです。 季節ものゆえ、私も喜んで食べちゃうのですが、いつもその後、胃が重たくなり、ちょっと後悔。 夕飯食べられないよ〜。

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