フィンランドとスウェーデン 200周年記念1kr硬貨

2009.04.19.
買い物をして受け取ったお釣りの中に、見慣れぬ模様の硬貨があり、ユーロでも混じっているのかと驚いたら、表は見慣れたスウェーデン国王 Carl XVI Gustaf の横顔。

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でも裏側は、ライン模様。 目を凝らすと ”DEN UNDERBARA SAGAN OM ETT LAND PÅ ANDRA SIDAN HAFVET(海の向こう側にある国の素晴らしい物語) SVERIGE 1809-2009 FINLAND” と書いてあったので、スウェーデンとフィンランドが分割されて200年の記念硬貨であることが分かりました。 (この線は、両国の間にある海を表しているのね。 そういえば、郵便物に貼ってあった切手にも、この200周年記念があったっけ。)

2009年に造幣されるスウェーデンの1クローナ硬貨は、全てこのモチーフになるらしい。 

スウェーデンに住みン年になりますが、今までこのような一般に使われる記念コインを見たことなかった!

フィンランドは長いことスウェーデンの支配下にあり、両国間の絆や影響は強いものがあります。  (約300年前まではデンマークだったスウェーデンの南端は、地理的にも歴史的にもフィンランドをさほど身近に感じませんが。)

フィンランド国の歴史は複雑かつ悲劇的で、この200年前というのは、フィンランドがスウェーデンから独立し二つの国になったというわけではなく、ナポレオンによってフィンランドがスウェーデンからロシアに割譲されちゃった年。 

独立はロシア革命まで待たなくてはいけないが、1917年に独立を宣言しても、政情も経済も不安定、世界大戦も始まり、近隣の大国に翻弄される・・・

記念硬貨を眺めながら、そんなフィンランドの歴史に思いを馳せたのでした。

おまけ
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スウェーデンの1kr硬貨の表側はスウェーデン国王の横顔ですが、よく見ると、若かりし横顔から、壮年以降になっている。 もっと古いものになると、前国王(左端のコインで現国王の祖父。 現国王の父親は王を継ぐことなく若くして事故で亡くなっている)の横顔もあります。
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