工芸博物館 コペンハーゲン

2009.05.21.
コペンハーゲンにあるKunstindustrimuseet工芸博物館、英語では The Danish Museum of Art & Design なんて、かっこよく表記されている)。 その名のとおり、工芸品を始め、産業デザイン関係のものが展示されています。 (水曜が無料入館日!)

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1926年から博物館として使われているロココ様式の建物は、1752-57年のFrederik V 王の時代に建てられ、以前は病院だったそう。 このような古い建物だと、広々として落ち着いている上に、建築物自体も満喫できますね。

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カフェもある中庭を囲んで4棟になっているので、ぐるっと周るように歩いて鑑賞していきます。 近代の産業デザインから始まって、年代を遡り家具や工芸品等が展示され、2階に行くと陶器や食器が陳列された部屋があり、また刺繍やテキスタイルのコレクションの部屋があり、中国、そして日本のコーナーもあります。

日本の部屋に何が展示されていたかというと、酒樽とか・・・ 圧巻だったのは、日本刀の鍔(つば)のコレクション。 部屋の片隅の引き出しに、莫大な数が収められているのです。 (引き出しを開け鑑賞できるようになっているんだけど、とても全部見切れません。) 元は個人のコレクションで博物館に寄贈されたそう。

それより夫が喜び興奮したことには、最後の部屋に、大好きなドラえもんがいた! 現代のものが展示されてあるショーケースのひとつに、日本の漫画や携帯電話、そしてキティちゃんと並んでドラえもんのお面やぬいぐるみも展示されていたのでした。 知名度や人気はキティちゃんにまだ及ばずも、世界に羽ばたいてくれ、我らがドラえもん!

ドラえもんは置いといて・・・ それより私が感動したのは、現在行われている企画展。 デンマーク人画家 Lorenz Frølich (1820-1908) の生涯に渡る作品を一堂に展示したもの。 (開催期間:2009年5月8日~8月30日)

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フランス時代の子供向けの絵本や、北欧神話や歴史をモチーフにしたイラストなど、繊細な画風は私好み。 イラストレーター、デザイナーとしても活躍し、当時アンデルセンのお話に挿絵も描いたとか。 彼のデザインした家具や、彼の絵をモチーフにしたタペストリー等なども、全て見ごたえありました。

Kunstindustrimuseet は、Kongens Nytorv から Bredgate という通りを、人魚姫がいる Kastellet 方面へ歩いて行くとあるのですが、途中信号待ちしていたら、ラッパや太鼓の音が聞こえてきて・・・

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デンマーク女王の衛兵 Den Kongelige Livgarde の交代の時間でした。 この通りには女王の居城のひとつ Amalienborg城 があり、そこから出て来たのですね。 (思いがけず見れてラッキー♪)

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衛兵隊は Amalienborg城の前にある教会の方へ歩いて行きました。

さて、この通りには、もうひとつ私のお目当ての場所があるので、そちらへ向いましょう。 (そこはどこかというと → Mormors コペンハーゲンのカフェ
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カレン・ブリクセン博物館のカフェで

2009.01.17.
カレン・ブリクセン博物館のメインエントランス左手にミュージアムショップがあり、そこでチケット(40kr)を購入。 右手には広々としたカフェがあったので、博物館を見学後お茶することに。

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カフェを取り仕切っていたのは、ふくよかで愛想の良いおばさん。 カウンターの前で、メニューに何があるのかキョロキョロしていると、歌うように、にこやかに話しかけてきて、その朗らかさは、こちらまで暖かく包み込むよう。 (スウェーデンには、いないタイプね。) 

ちょっとお腹が空いていたので、サンドイッチみたいな軽食があるか知りたいのだが、おばさんは気持ちよく喋り続けるだけで、いまいちメニューが分からない。 で、ようやく「あらぁ、そういうものはないのよぉ~」。 じゃ、どうしよっか。

すると、「作ってあげるわ! 普段はこういうことしないんだけど。 デンマークのチーズがあるのよ。 デンマークのチーズ、おいしいでしょ! じゃあ、テーブルで待っててね。 らりらりら~♪」(本当は歌ってないけど、歌いだしそうな上機嫌。)

で、らりらりら~♪ とテーブルに運ばれたのは、こちら。

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どっしりしたデンマークのパン(スウェーデンみたいに甘くないのが嬉しい)に、デンマークの臭いチーズ(臭くておいしい♪)の厚切り、鮮やかな赤と緑のピーマン(パプリカ)を添えて。

それなりに食べ甲斐はありましたが、カウンターにはおいしそうなケーキがあったので、その後の悲劇を知らぬ私たちは、デザートも注文することに。 「りんごケーキは温める? そうよね、温めましょうね! 生クリームも添える? そうよね、添えましょうね! その上からチョコをかけましょう!」と、面倒見の良いおばさん。

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さて、そろそろ出ようかと会計に向かい、疑ったのは、我が耳。

222クローネになりま~す」

に、にひゃくにじゅうに~ダンスカ~!? (ただいまの円高のレートだと、約3600円。 デンマーククローネはスウェーデンクローナより強いので、スウェーデンの金額にすると327krよ~。)

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コーヒーがひとつ22kr、ケーキは35kr。 そして、あのサンドは、ひとつ54kr(約900円)・・・! いくらデンマークは物価が高いとはいえ、これって、ぼったくりじゃないの、おばさんっ!

私たちにとっては、かなりショッキングな額で、その後カレン・ブリクセン博物館というと、このカフェの顛末を思い出す~、思い出させるな~、みたいな状況に陥ります。

おばさんの笑顔に見送られ、博物館を後に・・・

博物館の目の前はオアスン海岸沿い。 そして、その裏手周辺、Rungstedlund と呼ばれるカレン・ブリクセン邸の広大な敷地を、彼女は鳥たちの聖域としました。 木々が茂り、池が点在し、散歩道が伸びる自然の庭園は、誰でも自由に散策することができ、カレン・ブリクセンのお墓もここにあります。 今度は、花が咲き緑が輝く時期に訪れたいなぁ。

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Karen Blixen Museet に行くには、コペンハーゲンとヘルシンガー (Helsingør) 間、Öresund 海岸沿いの真ん中あたりに位置する、Rungsted Kyst 駅で下車。 Rungstedvej という車道を海岸方面に向って行くのですが、この道路沿いの景色↓は、もう Rungstedlund なのです。 (敷地内の道を通って行くこともできます。)

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博物館であるカーレン・ブリクセンの邸宅は、Rungsted strandvej という海岸沿いの車道に突きあたったら、右手に曲がってすぐ。 
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