スウェーデンのパン

2006.04.08.
夫の伯母夫妻が、ドイツから初めてスウェーデンに遊びに来たときのこと。 ドイツの茶色いパンが好きな伯父は、スウェーデンの茶色いパンを見て、嬉しそうにかぶりついた。 しかし一口で「うえっ」と顔をしかめ、2度とそのパンに手を出さなかった。

私の妹が、日本から初めてスウェーデンに遊びに来たときのこと。 朝食に出されたスウェーデンの茶色いパンを一口食べて「あまっ」と放り出し、以後2度と食べなかった。

伯父や妹が震え上がるほど、おぞましいスウェーデンのパンの味。 それは・・・甘いのである。

この茶色は、穀粒粉だけの色ではなく、シロップ(sirap カラメルソースみたいなの)が含まれているためです。 甘い味付けと色付けのため、スウェーデンではシロップをパンに加えます。 (そういえば、スウェーデンの料理って、全体的に甘い味付け。) このパンの原材料を見てみると、色々な穀粒粉に、シロップ、砂糖、そしてリンゴンやカラントなどのベリー類、麦汁などが入っています。

grova

スウェーデンの甘めのパンは、どうしても受け付けられない、という人がいる一方、こんな人も。 私の従姉妹が、日本から初めてスウェーデンに遊びに来て、例のスウェーデンの茶色いパンを食べたときの反応は・・・「あっ、このパン甘い。 おいし~い!

それから彼女は毎日、スウェーデンの甘いパンを、おいしいおいしいと食べ続け、帰国してからは、あのパンの味が忘れられないと、恋焦がれるほど。 日本へ里帰りした際、そんな彼女へのお土産は、もちろんパン。 そして彼女はそのパンを受け取るなり、その場でマーガリンを所望し、食べ始めた。 (なんでも、マーガリンを塗って食べるのがおいしいのであって、マーガリンなしだと、いまいちなんだそうです。) 後は、2,3枚ずつビニール袋に入れて冷凍保存。 ちょびちょび食べて楽しむのだそう。 

彼女は言う「いいなー、スウェーデンに住んでいて。 だって、あのパン毎日食べられるんだもん」

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ドイツのパン

2006.04.06.
野菜などの市が立つ広場に、黄色いバンが止まっていた。 その車体に、ライオンとバームクーヘンの絵が描いてあったので、不思議に思い覘いてみると、ドイツからスウェーデンに売りに来ていたドイツのパン屋さん。 最初スウェーデン語で話しかけたら、スウェーデン語はあまり理解できないようなので、ドイツ語に切り替えたら、喜んで色々話し、パンとケーキを買ったところ、まけてくれた。 と、夫が嬉々として、ドイツのパンを持って帰ってきた。

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ドイツのパン・・・ それは、茶色くて大きくて丸い。 (この、上の写真を見ると、ケーキの方が大きく見えますが・・・) 周りはカリカリに硬くて香ばしい。(まるでお煎餅みたい!) なのに中身は、フカフカに柔らかくて弾力がある。 酸味のある味わいがたまらなく、おいし~いい!! ああ、このドイツのパンは、スウェーデンのパン屋さんでは、絶対手に入らな~い。 

夫の実家に行ったとき、「あるパン屋さんでドイツ風のパンを焼いて販売し始めたので、わざわざ買いに行ったのよ」とニコニコと義母が出してくれたパンを食べたのですが、「違うっ、これはドイツのパンではない!!」と叫びそうになりました。 周りが硬くないし、酸味も足りないし・・・ パンと一口言っても、お国柄が色々あるのですね。

ところでスウェーデンのパンには、ドイツのパンと似て(色が)非なる(味が)ものがあります。 それゆえ、私が見聞きしたスウェーデンのパンにまつわる悲喜劇とは・・・ また、後日。

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