ドイツ〜デンマーク フェリーに乗る電車

2015.10.08.
金曜の朝、コペンハーゲン中央駅、ドイツのハンブルクに向う9時43分発のICEが到着。

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その前に、まだ時間があったので中央駅に入っている有名でおいしいケーキ&ベーカリーのお店(lagkagehuset)で朝食を買ったら、子供には無料でぶどうパンのおまけをしてくれました。 こーゆーとこ、スウェーデンでは、なかなかない。

しかし、到着したICEを見てガックリ。 ドイツ鉄道(DB)ではなく、デンマーク鉄道(DSB)が運営する列車なのね〜。 DBのホームページで、子供向けサービスの確認をした私。 お子様は特典の付いた子供用切符が貰え、食堂車ではオモチャやチョコエッグも付いているチャイルドランチボックスが買えるというので、とても楽しみにしていたのに〜。(←子供ではなくて、私が。) そんな子供向けサービスは、デンマークの列車にはないのでした。

指定した座席はテーブルがついた4つの席が向かい合わせのところ。 座席は大きめですが、けっこう擦り切れボロッって感じ。 金曜だからか、ほぼ満席。 私たちのチケットは日時を指定しネットで購入しプリントアウトしたものですが、多くの乗客は周遊券のようなチケットを持っているよう。

コペンハーゲンからシェラン島を横断し、途中4つの駅に停まり、12時36分に Rødby に到着。 ここからフェリーに乗り、ドイツへ渡ります。

列車はフェリーの中に入り、乗客は全員降り、約45分間の船旅を楽しむこととなります。

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列車が丸ごと入るくらいなので、フェリーは相当大きいです。 幼少の頃、避暑で千葉の房総半島に行ったときに乗ったフェリーとは、規模が違います。 このデンマーク〜ドイツ間はひっきりなしにフェリーが行き来していますが、電車が乗ることができるのは1日6本ほどだとか。 なので、このルートの本数、あまり多くありません。

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向こう岸は、ドイツの Puttgarden。 12時42分、再び陸地を発車。 途中 Oldenburg(Holst)という駅で停車し、次はもう13時37分にはリューベックに到着。 約4時間の電車+船の旅でした。 この列車はこの後、ハンブルクへ向います。

私たちはリューベックからキールへ向う14時06分発のローカル列車に。 ガタンゴトンといくつもの駅に停まるのですが、このルートは湖と森が続き、けっこうな観光地のよう。 車窓からの景色も、とてもきれい。 15時15分、終点のキールに到着。

従妹が子供二人連れて、迎えに来てくれていました。

3泊4日を共に過ごし、月曜のお昼に、同じルートを逆方向で帰ります。 リューベックからは14時06分発のICEでコペンハーゲンへ。 

行きは始発でしたが、この列車はハンブルクの先、ベルリンが始発。 それゆえ、車内は既に満員、ゴミが散らかり汚い(臭う)、そして乗客の半数は難民として北欧へ向う人たち。 覚悟はしていましたが、案の定、私たちの予約席には先客がいて退くのをちょっとゴネたり。

列車はフェリーに乗り、私たちは船内でドイツソーセージの食事を取り、夫は免税店でちょっと買物(スウェーデンの半額)。 列車に戻り、船はデンマークに到着。

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そして、ここの駅で、デンマーク警察が乗って来ます。 全員のパスポートを調べるわけではなく、明らかに難民という風貌(主にシリアやアフガニスタンから)の人たちだけに、英語で「どこから来た? ナショナリティは? どこへ行く?」と聞いています。 ほとんどはスウェーデンに行くという答え。 (目的地がデンマークだった場合、ここで降りて難民としての手続きをしなくてはいけない。)

あきらかに北欧人とあきらかに東アジア人とあきらかにハーフの風貌の私たちには、ただニヤニヤと一瞥し通り過ぎようとしたけれど、夫が自ら「スウェーデンから来ました。 スウェーデンへ帰ります」とスウェーデン語で申告。

その後問題なく、列車は走り出し、定刻通り(18時13分)コペンハーゲンに着きました。 

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難民列車

2015.10.01.
ドイツ北部の都市キール(Kiel)に、夫の(ドイツ人の)従妹家族に電車で会いに行こうと計画を立てたのは、夏前。 彼女達を訪れるのは初めてのこと。 そして夫にとっても初めての鉄道での旅。

ここからなら、デンマークのコペンハーゲンからドイツのハンブルグまで、途中フェリーに乗って海を渡る最短ルートの「渡り鳥コース」という列車が走っているので、それに乗って行こうと。 キールへは、ハンブルク前のリューベックで降り、そこからローカル電車。 約5時間半の旅。
 
初めてで、まだ言うこときかないガキも一緒だから、混雑するであろう夏休みは避け、でもまだ気候は良いであろう9月半ばに日程を設定。

電車の予約は、ドイツ鉄道(DB)のホームページで、オンラインで簡単に取れます。 早く予約すればそれだけ割引もあるので、予約可能な3ヶ月前に。

家族3人だけど、子供は5歳以下なら無料、大人(親や祖父母)と同伴なら14歳以下でも無料だそうで、料金は往復で(大人二人)196ユーロ+(3人分)座席予約18ユーロ=214ユーロ。

さて、旅行の日が近づくにつれ(飛行機とか電車とか、安く取るとキャンセルきかないので)、何事も(子供の病気とか)起こりませんようにと祈るような気持ちになりますが、やっぱり何か起こるのです。

旅行2週間前に、故郷のドイツ中部に住む従妹のお父さんが高いところから落ちて首の骨を折ったという大事故が発生。 従妹は慌てて実家に帰り、私たちも大変心配しましたが、命には別状ないとのこと。 しかし大手術をしたし、足の神経は麻痺したままで、今後の経過が気になりますが、従妹はキールに戻り、私たちにも予定通り来て欲しいとのこと。

それから1週間経ち、旅行までちょうど1週間前の日、私たちが乗る予定と同じ列車が、ドイツからフェリーでデンマークに上陸する際止められ、その日は終日運行停止という事態に。

中東方面から欧州へ難民達が大量に押し寄せ大混乱が起こり、ドイツからさらに北上しデンマークを通過してスウェーデンに入ろうとする難民達が、この列車には多く乗っていたんですね。 難民達はデンマーク入国の際、申告しなくていえかなく、しかしデンマーク警察が介入し強制的に運行停止になり、大騒動。

ええっー、どうなるのぉ!? 私たちの出発がこの日だったら、行けなかったよー。 それとも、このカオス状態は今後も続くのか? 旅行は結局キャンセルになるのか?

DBのホームページにもいろいろ情報が出てきましたが、ドイツ〜デンマーク間の列車は土曜からは通常通り運行、しかしオーストリアとの国境の列車が止められ、難民移動に伴う列車(及びそれ以外)の混乱は続いている模様。

はぁ〜、3ヶ月前には、想像もしなかった事態です。

で、当日はどうなったのか、、、 続く


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