Kiviks kungagraven スウェーデン最大の古代の墓

こののどかな地域には、自然保護区及び青銅時代の遺跡や遺物が多くあります。
そのひとつが、Kivik のはずれにある Kungagraven (クンガグラーヴェン)、 王の墓。 スウェーデンで一番規模の大きい、青銅期の古墳です。
原っぱや農場の中にある道を、地図を片手に、てくてく歩いていると、何やら積み上げられた石の山が見えてきます。

全体図は、こんな感じ・・・ これじゃなんだか、よく分からないけど、石が積み重なる、お墓の高さは3,5メートル、幅は75メートル。 これが建てられた約3千年前 は、今の3倍の高さはあったと推測されますが、地元住人が、家を建てるため、 壁を造るため、漬物石にするため(?)に、と数百年に渡り石を持ち出してしまったので、お墓の規模は小さくなるばかり。

近づくと、石の間に道があります。

石の間をどんどん行くと・・・

入り口が見えてきました。 1930年代に大規模な発掘調査が行われ、石も補充し積み重ね、内部を見学できるようにし、当時の面影を再現して、今のように誰もが訪れることができる形にしました。

中に入ると、棺があった部屋があります。 (内部にあるのは、このひと部屋だけ。)

横には、絵が描かれた(正確には、彫られた)石碑のようなものが 並んでいます。 (もちろん、レプリカ。) 石には、人間、動物、船、馬が引く2輪車、何かのシンボルかと思われるもの・・・ などが描かれていますが、具体的に、これらの絵が何を意味するのか、 何かの物語なのかは、今だ謎なのだそう。

また、発掘された遺体はDNA検査の結果、若い女性であったことが発覚。 実は「王」の墓では、なかった!
敷地内にはカフェがあり、お土産も売っているらしい。 (朝早めだったから、まだ閉まってた。)

このお墓の観覧期間は、5月15日から8月末までの夏の間だけ(10:00〜18:00)。 入場料20kr。 (でも、私たちが行ったときは、誰も居なかったけど自由に出入りでき、入場料取らなかったんだけど・・・)
車がないと行きにくいところにあるけど、ローカルなバスが走ってます。 (Simrishamn駅 から Kivik 行きのバスに乗り、Kivik の一つ手前で下車。)
おまけ: 近くの路傍にあった、無人の「フルーツスタンド」。

The taste of Swedish summer と、ドイツ風にわとこの天ぷら
今年はシロップだけでなく、一部の花をお茶用に乾燥させることに。 そして、sarahoctavianさんから教えていただいた「ニワトコの天ぷら」にも挑戦!→追記にて、その結果。 (花を揚げて食べるなんて知らなかったけど、スウェーデンでも pannkaka =パンケーキを作ったりすると、後で聞きました。)
私にとって、にわとこの花と香りはスウェーデンの夏の味!
しかし、スウェーデンでも北の方に行くとニワトコは育たないよう。 イングランドやドイツでも広く親しまれ利用されています。

にわとこと一緒に摘んで来たのは、これもスウェーデンの夏の味、smultron (スムルトン、スムルトロン)。 Fragaria vesca という種の野いちご。 小粒で素朴ながら、香りと味わいが高く、苺とはまた違ったおいしさ。
草の茎や、麦わらなどに挿していくのがスウェーデン流。 (こうすると手が汚れず、持ちやすいし食べやすい。 なんといっても見た目が可愛らしい〜♪)
野いちご [DVD]といえば、巨匠イングマール・ベイルマンの作品ですが、この映画のスウェーデン語原題は Smultronstället (スムルトロンステレット)で、「野いちごが生る場所=秘密のお気に入りの場所」という二重の意味があります。
そして私が毎年にわとこの花を摘むこの場所は、まさに私の smultronstället なのです。
追記: 夕食に(?)にわとこの花の天ぷらを作りました! これが、意外なおいしさ! (実は、食べるまで半信半疑だった・笑)

ほのかな甘みの衣と、口の中で広がるエルダーの香りのハーモニーがなんともいえない! 夫は「あ〜、ドイツの味だぁ〜」。 この衣(生地)の味わいと、揚げるところが、ドイツ料理を思い出させるとか。 (スウェーデンには伝統的に揚げ物ってない。)

本当に嬉しい驚きのおいしさ。 (二人とも、食べるまで不安だった・笑) 素敵なレシピを、どうもありがとうございます、sarahoctavianさん! 二人とも感謝感激。 義母様にもよろしくお伝えください!
Smörgåstårta サンドウィッチケーキ
こちらは市販品で、直径20cmほどの大きさ。

余り物をいただきました。
断面図はこのように。

見た目ケーキ (tårta) なのですが、中身はサンドウィッチ (smörgås)。 薄く切ったパンの間にマヨネーズとクリームチーズ(またはサワークリームなど)を合わせたものを塗り、具(シーフード、ハムやチーズなど)を挟み、パンを重ねて断層を作り、周りもきれいにデコレーション。
パーティーなど大人数が集まるとき、作り置きができるし、暖める必要がないし、切り分けて食べて貰えるので重宝。 パン屋さんではなく、デリカテッセンなどで売っています。 またレストランで食べるものでもなく、ケータリングなどで注文します。 もちろん、出来る人は自分で作る。
これは、私たちの結婚式に、料理上手な義兄の奥さんが作ってくださった Smörgåstårta。

真ん中に置いてあるのがサンドイッチケーキで、左側の背の高いのは Spettkaka (スペッテカーカ) というスコーネ銘菓。 お祝いの席でよく出されます。
ひとつはシーフード、ひとつはハム。 見栄えがするのも、パーティ向き。 スウェーデン人は、このサンドウィッチケーキが大好きですね。 普段食べられないものだし、やっぱりすごく特別な料理。

ケーキより小ぶりで、一人〜少人数用には Landgång (ランドゴング)と呼ばれるものもあり、長方形の形をしています。 (Landgång には、船と波止場を渡す「タラップ」の意味があります。 この形から、そう呼ばれるのかも。)

で、Smörgåstårta のお味はというと・・・ スウェーデンのケーキ同様クリーム部分が多過ぎ、胃にもたれる(私が食べ過ぎちゃったのよ。) ちょっと甘めのぼんやりした味が、これまたとってもスウェーデンなテイスト。
Smörgåstårta サンドイッチケーキの作り方:といっても、厳密な作り方はないのです。 材料は、
パン・・・ 薄く切る。
具・・・ 好みのもの。 ツナ、サーモン、小エビ、たらこ(魚の卵)、ハム、ローストビーフ、チーズ、卵、オリーブ、トマト、きゅうり、パプリカ、フレッシュハーブ・・・ サンドイッチやサラダの具になるようなものなら、何でも。 シーフード系、イタリアン系など、テーマを決めると良い。
クリーム状のもの・・・ パンと具をくっつける、つなぎになるものですが、クリームチーズ、サワークリーム、crème fraiche、カッテージチーズ、グリークヨーグルト(料理用の脂肪分の高いヨーグルト)など、具に合うものを。 マヨネーズと合わせることが多いですが、味付けは好みで、塩コショウ・酢・砂糖などで調節。
薄く切ったパンに、クリーム状のものを塗り、具を乗せ、またパンを置き、何段か層を作り(1段だけでもいいと思うけど)、上と周囲をケーキのように華麗で立派なデコレーションで仕上げるのが、腕の見せ所。
スウェーデン教会の宿
ロンドンでは、泊まってみたいなと思う宿があります。 貴族の血を引く若き美術商の方が、商用でロンドンに宿泊際よく利用すると、薦めてくれた宿です。
それは、ハイソな一流ホテル・・・ ではなく、スウェーデン教会 (Svenska kyrka, Church of Sweden) が経営する宿。
ロンドンの中心から遠くないし(最寄の地下鉄駅は Canada Water)、安くて(£20〜)、清潔(←これ重要)。 朝食込み(イングリッシュ・ブレックファーストではなく、スウェデッシュらしい)。
しかし、バス・トイレは共同。 数泊する予定なので、それじゃ落ち着かないかな(連れは日本から合流する妹なので)と、今回は却下。 ホテルというより、ユースホステルのような造りのようです。 (先の美術商は貴族の血を引く庶民派なのよね。)
スウェーデンの新聞や雑誌、コーヒーとお茶菓子が用意され、TVルームにダーツやビリヤードもあり、簡単なキッチン用具も揃っているので、ちょっとした自炊もできるそう。
スウェーデン教会は、スウェーデンの国教会で(2000年に一応、国と教会は袂を分かつことになったんだけど)、世界のあちこちに存在しています。 これは、スウェーデン教会ガイド国外編。 海外旅行の邪魔にならないようなポケットサイズ。 ちょっと荷物の間に挟んでおいて・・・

旅先でスウェーデンが恋しくなったら、またトラブルに巻き込まれたら、スウェーデン教会を探せば、そこにはスウェーデン語で対処してくれる人達がいるので安心。 ただフィーカ(コーヒー飲んでお菓子を食べること)するだけでも、もちろん歓迎。

中には宿泊施設を備えたところもあり、誰でも(スウェーデン人じゃなくても、キリスト教徒じゃなくても)泊まることができます。
ロンドンの宿は、正式名称を Sjömanskyrkan, Swedish Seamen’s church, 船乗り教会と言い、船員の場合は割引もある。 スウェーデン教会が世界のあちこちにあるのは、元は、祖国を長く離れて旅する船乗り達が、航海先で教会に集い母国の人や言葉と接するためにらしい。
日本にはありませんが、ひょんなところでスウェーデン教会を見つけるかもしれませんね。 (でも今は、イ○アとか、H&△とか、世界中にスウェーデンが溢れているのかも・・・)
Mormors コペンハーゲンのカフェ

Mormors 「おばあちゃんの」という名前どおり、おばあちゃんテイストでまとめられているカフェ。 1930〜60年代くらいのレトロな家具や雑貨がお店の中に並べられ、私の目を奪います。

1年位前に教えてもらったけど、けっこう新しいお店だと思う。 カフェやケーキなどのお菓子の他にもサンドイッチやサラダ、スムージーなどのドリンクも揃ってます。 クラブサンドイッチとラムボールを頼みました。 クラブサンドイッチ(50DKK)は、ボリュームもありチキンとベーコンのカレー風味で、文句なしにおいしい! しかし、でかいラムボール(20DKK)は、ちょっと期待はずれな味(ラム酒を入れ忘れたんじゃないか?)。 コーヒー(エコな豆使用、小:20DKK)は、まぁ普通。 アンティークな食器類が、また私の目を惹きます。 テーブルの下に置いてある雑誌も、手に取ったら紙が崩れそうに古い〜。

このお店は、かなり横に長くて、入り口にカウンターがあり、横に進むと奥行きのある店内に、レトロな雑貨や玩具やお茶などが棚にびっしり並べられ、販売もしているらしい。 そんな品々を眺めながらお茶するのもいいけれど、さらに横に進むと、小さな部屋みたいな空間があったのです。
そこにはソファーと小テーブルがあって、おばあちゃんちの居間みたいな雰囲気。

昔のデザインのランプとか、壁の絵は刺繍(クロスステッチ)。

込む前に入ったので、早速ここのソファーを占領し、のんびり寛ぎながら食事。 しかし昼時、多くの人が店内を観覧しながら、この部屋を覗き込んで行くので、だんだん落ち着かなくなってきたりして。
ここもアンティークでエコをうりにしたカフェだけど、場所が分かりやすく、店内は明るく、今度は冬場に出されるという自家製スープを味見したいな。












