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リトアニア 誕生日パーティー

2018.09.10.
リトアニアのペンパルは家族や友達を大切にし交友関係も広く深く、XX歳の誕生日パーティーは、なんと50人を招待し土日の2日間に渡って催すという盛大なもの。

都市部から離れた湖水地方といった小さな村にあるサマーハウスで行われたので、招待客の多くは泊まっていったんだけど、サマーハウスの小屋の中には全員入れないので、外にテントをたくさん建てて、そこに寝泊まりしてました。 みんなも、そんなことには慣れているよう。(私たち家族は一室をあてがってもらいました。)

私たちがペンパルと共に金曜の夕方にサマーハウスに到着すると、庭先には大きなテントとパーティー用のテーブルとイスが置かれていました。 レンタルしたものです。 そして翌朝にはレンタル「トイレ」も到着。(これには私が一番助かりました! 蚊の多い森の中の厠に行くのは、正直非常にキツかった。 夜は真っ暗だし、部屋にバケツを置いてしのいだ。)

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ペンパルは「一体何考えてるだろう」と呆れていましたが、今回のパーティーの企画&運営は全て20代半ばの娘さんと旦那さん。
土曜の朝には、その娘さんがフィアンセと到着。私と17年ぶりの再会。小学校1,2年だった女の子が、すっかり美しい女性になって・・・ 

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テーブルを美しくセッティングしていきます。 大量のお酒(ワイン、シャンパン、ビール、ヴォトカ、etc...)とケータリング料理も並べられます。

東屋にはデザートのケーキやサンドイッチがコーヒーやお茶と共に置かれました。 

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この左奥に見える背の高いケーキはバウムクーヘンと同じようなもの。 バウムクーヘンのように表面が平らではなく、とげとげ突起物が出ていて、ホロホロしているので手でもぎ取りながら食べます。 

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中はこのように空洞になっています。(もう食べ残しの状態ですが。 中に転がっている小さいお菓子は多分カヌレ。)

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真ん中のケーキは薄く揚げたものを積み重ねハチミツをかけたもの。 どなたかの手作りだそうで、くどくなく軽い口当たり。 

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右奥に置いてあるケーキは金曜の朝ペンパルが頼んだパン屋さんから受け取った、やはり特別なケーキだそうで、中にびっしりケシの実が詰まったものでした。

午前中は準備に費やし、午後になると招待客がやってきます。 みな親族や気の置けない友達で、このサマーハウスにも何度も来ている人たちのようで、中には私の見知った、お互いの記憶の中に微かに思い出がある顔も。

私のペンパルは英語教師をし、両親やその親族も都市部に住んでいるアカデミックな人たちが多いので、みな英語やドイツ語などで話しかけてくれます。 しかし田舎の村出身の旦那さんの親族は(高齢ということもあり)英語もドイツ語も分からない(ソ連時代の人たちなのでロシア語は話せるけど)。 でも、とても陽気で気持ちのいい人たちで、言葉通じなくてもガハガハとリトアニア語で話しかけてくる。 そんな旦那さんのお姉さんとお兄さんに、私は94年滞在時に会っているそうなんだけど・・・(と、二人は主張してくるのだが実あまり記憶に残っていない・・・ 兄さんの方は、そう言ってすぐに私にキスしようとするので、参った・笑)

ペンパルの首都ビリュニュスに住む従弟夫婦は、仕事でデンマークに住んでいたこともあり、英語も堪能で、一番上の18歳の娘さんは日本のアニメ、特に宮崎駿が好きで日本語を習おうとしており、下の二人の娘たちもその影響で日本や日本のアニメに興味を持ち始めているという、嬉しい日本つながりがあったり。

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パーティーはただ食事とお喋りをするだけでなく、いろいろ簡単なゲームも取り入れ、みんなが参加できるようになっています。 集っているのは高齢の方々から赤ちゃんまで、本当に老若男女なんだけど、みんな垣根がないんですよね。 すっごく自然体で素朴で和やかに楽しんでいて。 それが、17年前23年前と全然変わらない。

木曜にカウナスに着いたときは30℃を超す暑さで、金曜もその暑さが続いていたのですが、土曜になって天気が崩れ、パーティーの最中ついに土砂降りの雨、気温も20度以下に下がってしまうし、テントはびしょ濡れというハプニングに見舞われたのですが、そんなことはものともせずパーティーは夜中まで続けられ、私たち家族は早めに床に就くことにしたのですが、いつまでも歌声が響いていたのでした。

日曜の朝は皆ゆっくり起き出して、昨夜の片づけをしながら、ペンパルはキャンプファイヤーの火に大釜をかけ、客人に振舞うため大量のスープを作っていました。 その後、皆はペイントボール(というスポーツゲーム)をしに森の中に、あるいは湖に泳ぎに。 私たちはどちらにも参加せず、のんびり。

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午後も5時くらいになると、客人たちは一人二人と、次々に去っていきました。(明日は月曜、仕事が待っている人たちも多い。) 残されたのは、ペンパルと(サマーハウスに住んでいる)ペンパルの両親と、私たち家族だけ。 ペンパルと「みんないたのに、みんないなくなちゃったね」と、しばし宴の後を呆けたように眺めていたのでした。(って、後片付けまだ残っているんですけどーー! 大量に余った料理、サンドイッチやチキンの足、手羽、心臓等は、その後の私たちの食事となりました。)

そして、ペンパルは一言「娘はこの誕生日パーティーを自分の結婚式の予行演習とみなしているに違い。」 というのも娘さんは来年の夏に結婚する予定ですが、結婚式をこのサマーハウスで、湖の畔で、挙げたいと思っているんです。 で、来賓とかどれだけの人数ここに泊まれるか、パーティー会場やケータリングはどうだろう、と可能性や見積もり出すのが目的で、こんな大がかりなパーティーをこれ幸いにと母親の誕生日に催したのだろうと。 はは、さもありなん。 (でも、本当に良い子で、自慢の娘さんなのです。)

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リトアニア サマーハウス

2018.08.29.
バルト三国リトアニア(Lithuania)のペンパルが盛大な誕生日パーティーを開くというので、急きょ家族3人で来訪を決定。 私は94年01年とに続き3度目17年ぶりのリトアニア。 夫と子供は初めてのリトアニア。 ぺパルとはリトアニアがまだソ連の支配下にあった80年代の後半、二人がまだ10代だった頃から文通を始めた付き合いです。

ペンパルはリトアニア第2の都市カウナス(Kaunus)に住んでいるのですが、パーティーは土日2日間に渡り彼女たちのサマーハウスで開催というので、木曜の夕方にカウナスに着き、彼女の両親の家で1泊し、翌金曜にサマーハウスのある村に。

カウナスから車で2時間近くかかる、首都のビリュニュス(Vilnus)からの方が近い、湖水地方というような地域にある村。 現在この村に年間通じて住んでいる生粋の村人は3人だけで、ほとんどはビリュニュスやカウナスといった都会からの避暑地になっているそう。 (毎週土曜日に日常雑貨や食料品を売りに来る軽バンが来て、3人の皺の深い老人が道端のイスに腰掛け待っていた。)

ペンパル家族がここに土地を購入した16年前は、ほんとうに何もない荒れ地で、ここに文字どおり自分たちの手で土をならし家を建てていったそうです。(ちなみにペンパルの夫は製材所経営しているので材木は事欠かない。)

最初建てたメインの家(2階建てで部屋が3つ4つあり、ここの一室に私たち家族は3泊しました)。

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次に台所を建てたそう。 

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一番向こう側にある小屋なんだけど。 その裏側はキッチンガーデン(畑)となっており、夏のハーブや野菜は自給自足。 ミントやメリッサなどの葉をここで摘み、沸かしたお湯を注いでハーブティーに。 電気は通っていますが、水は近くにある井戸から汲んできます。 井戸の水は水道水よりも無臭でおいしい! お皿を洗うのは外で。

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シャワーも外で。 大きなタンクから水が流れる仕組み。 お湯はありません! しかしシャワーの向こう側にある小屋はサウナ。 現在ペンパルのご両親がここに住んでいます。 (その件でペンパルの夫とご両親はちょっと言い争ったそう。 ご両親はここを自分たちの部屋にし暮らしたいと言い、建てた夫はサウナ小屋なんだから寝泊まりする場所ではないと言い。 結局ご両親は、とっくにリタイアしており、春から夏の間はここで悠々自適に生活することに。)

東屋とキャンプファイヤー。 

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この東屋がまた素敵で、ペンパルの夫が曲がった木を見つけてきて、このような形の小屋を作ったのです。

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16年前ここに土地を購入してから、週末や夏休みになると村にやって来て家族総出で手入れをし建てたサマーハウス。 そのことを子供たちは嫌がっていた時期もあったそうです。 休みの度に何でここに来て働かなければならないんだーと。 でも、今は子供たちにとっても、そして親せきや友人やここを訪れる人たち全てにとって、特別で他にはない宝の場所。 

道を挟んだ向こう側の土地(森林地)もペンパル家族が所有しており、トイレはそっち側にあります。 家から離れた外にある小屋、ぼっとん便所。 雪隠(せっちん)とか、日本昔話風に言いたくなる佇まい。 これだけは、私にとっては、住むのは難しい~~と思った。(水シャワーもね。)

サマーハウスについて長くなってしまったので、誕生日パーティーについては次回に!
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